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ベーシックインカム(BI)(最低所得保障)とは

■ざっくり解説

一般的には、政府が全国民に一律の金額を恒久的に支給し、必要最低限の生活を保障する仕組みを指す。
働かなくても最低限のお金を毎月もらえるということ。
導入された国はまだない。(2020/08 現在)
アメリカやフィンランドなどで試験導入が実施されている。

■なぜ導入が検討されているか

「AI失業社会」などに代表されるような、近い将来、テクノロジーの進化により労働が機械に置き換わることで失業が急増するとの予測があるため。また、新型コロナウイルスが低所得層を直撃したことや、経済構造の急速な変化が雇用を不安定にしていることが背景にある。

■導入のメリット

次の仕事に移るまでの生活を保障する手法として期待できる。フィンランドの試験では、個人の精神や家族関係の安定をもたらす結果が出ている。

■導入するにあたって懸念点はなにか

BI導入には莫大な財源が必要。財源は国のお金であるため、増税は免れないと考えられる。貯蓄や高度な職に就くことへの動機づけを弱める可能性がある。

■私の解釈と意見

私個人的にはBIの導入は賛成です。しかし、財源について考えると、日本は国の債務が非常に大きく、GDPと比較しても先進国の中で圧倒的に悪い状況であると認識しているため、日本での導入は当分難しいのかなと考えます。。。それでも、BIが導入されれば将来への金銭面での不安は非常に和らぐと考えられますので、なんとか導入のための財源確保、システムの構築が行われることを願っています。これからの時代はAIが活発になり、人が働く機会はどんどん減っていくと考えられるため、いつかは世界中でBIが導入が必要になると思います。そのため、日本は世界をリードするような形でBIを導入できることを願っております。

■参考文献


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