見出し画像

4年間のフリーランス生活にピリオドを打ち、会社に入りました

まさにタイトル通りなのだけれど、この度フリーランスを卒業し、とある会社に参画させてもらうことになりました。
「マネージャーが出来たからこのままどこまでもフリーランス道突っ走っていくぜ!」とnoteで豪語していた2年前には考えもつかなかったことで、なんなら”組織”が死ぬほど苦手で、出社するたびに蕁麻疹と発熱を繰り返していたわたしが(この話はまたどこかで)、またそこにチャレンジする日がくるなんて、夢にも思わなかった。いやもう本当にしんどかったから会社に入るとかなるべく考えたくなかった。

しかも今回実は会社員ではない。取締役として関わることになりました。
( ちなみに参加が決まったのは去年のことなのでコロナの影響は関係ありません )


参画したのは 「100年先も愛されるものをつくろう」を掲げる原宿のプロデュース会社「BRIGHTLOGG,INC」

画像18

BRIGHTLOGG,INCは「100年先も残るものをつくろう」をコンセプトに活動するプロデュースチーム。ブランディング・クリエイティブ制作(映像・デザイン・WEB・コンテンツ)リノベーション事業を展開しています。

わたしがこの度取締役として関わらせてもらうのは、原宿にある会社、BRIGHTLOGG(ブライトログ)。日本のものづくりを追いかけるメディアや、ものづくりのプロデュース、撮影や企画などを手掛けるプロデュースの会社です。

画像10

スクリーンショット 2020-05-03 17.20.41

スクリーンショット 2020-05-03 17.17.34

彼らと出会ったのはずいぶん前のことで、お付き合いは4、5年ほど。
もしかしたら、わたしの活動を見守ってくださっている方の中だと「天窓」の方がしっくりくるかもしれない。天窓を運営している会社です。

スクリーンショット 2020-04-21 1.03.38

画像11

画像12

画像14

日本の民藝や伝統工芸品が集まる、クリエイターたちの秘密基地

今後こちらのスペースで、いろんなイベントや企画をしていきたいと思います。個人的にはもっともっと、クリエイター達が次の一歩を踏み出すための実験ができる空間になれば良いなあと思っています。


取締役として参画したのは「今より1個上の解像度で物事を考える人になりたい」こと、そして「彼らと一緒にもっと広い世界を見たいから」

画像3

- 「今より1個上の解像度で物事を考える人になりたい」

参画した理由はものすごくシンプルにこのふたつ。1つ目は「今より1個上の解像度で物事を考える人になりたい」ということ。

会社員だった頃よりも、自分で物事を考えて道を切り開いていかなければあっという間に振り落とされてしまう「フリーランス」という厳しい立場になり、視野が広がったのはもちろん確かなのだけれど。

それでもそれは単に「わたしがわたし」を満たす事や、「わたし」がこの先、健やかに生きてゆけることに一生懸命に向き合うという作業で、真ん中には常に自分がいて。それより外側の世界に目を向けることが、どうしてもバイネームで仕事をもらう働き方をしている以上(私の働き方では)なかなかに難しかった。

そこに欲求不満が生じて作ったのがオンラインコミュニティだった訳なのだけれど、大きくなればなるほど、やはり明らかに足りないのは広い視野を見る力と癖。この先の壁を超えるには、物事の考え方から根本的に変えねばならない、と感じました。


画像4

- 彼らと一緒にもっと広い世界を見たい

2つ目が「彼らと一緒にもっと広い世界を見たいから」。今ブライトログは4人というちいさなチームで成り立っているのだけれど、私以外の3人の事がすこぶる好きであり尊敬していて、彼らの人生をもっと豊かにするお手伝いがしたい、と心から感じている。
そんな人たちと作っていく世界はきっと、幸せなものでしかないから。「やりたいこと」を仕事にするのはもちろん良いことだけれど、今回わたしはまずは「好きな人たちと作る世界」を見に行きたい。
そんな思いで参画した。


ちなみにここまで読んでお気づきの方もいるかもしれないが私には経営のセンスもなければ、スキルもありません。考え方のベースも多分、まるで備わっていません(笑)。こんな事書いたらうちの代表に怒られるかもしれないけれど「この会社を大きくしよう!」みたいな意気込みもなければ、「社会にこんな影響を!」みたいな気持ちもありません。ごめんなさい。


画像5

だけれど私は取締りという立場から、彼らのやりたいことをサポートしたり、人生を豊かにしたり、そんな彼らに関わりたいと思うこの先の未来で出会うであろう人たちの幸せを願ってゆきたいと考えています。それが何時の間にか社会に良い影響を及ぼしていたり、誰かの心のよりどころに、この場所がなったりしたらそれはそれで素敵なことなのだろうなあと思っています。


私がBRIGHTLOGGでやりたいこと

画像6

とはいえ、せっかく好きな人たちと仕事ができるのだから、個人的にやりたいことはあるので並べてみます。「それ私もやりたかった!」って乗っかってくれる人が未来増えたら嬉しい。チームメンバーでも社員でも、クライアントさんでも。ざっくりと。詳しくは後日別記事で。


1. チャイからはじまるブランドを会社のブランドとして立ち上げる

画像7

これは私が個人ではじめようとしていた事なのだけれど、BRIGHTLOGG のブランドとしてみんなで育てていくことになりました。
現在諸々練っていますが、チャイから始まりプロダクトにも広がりを見せられるような。朝がくるのが楽しみになるような。日本を、日本語をもっと愛してもらえるような。そんなブランドを考えています。お楽しみに。
( ちなみにミルクティにあうコクのある和紅茶、現在絶賛探してます )


2. BRIGHTLOGG に関わるクライアントや自社のSNS周りを強化すること

画像8

「私の強みってなんだろう?」と考えたときに、やはりSNSが好きなことだなと。せっかく今まで何年もPDCAを回しながら積み上げたノウハウなので、自社にもクライアントさんにも還元していけるようなプランや仕組みを考えていきたいと考えています。


3.  天窓を活用したリアルイベントやオンラインイベント・コミュニティ活動の活性化

画像14

折角めちゃくちゃ素敵な場所があるので、もっと活用方法を広げていきたいと考えています。コミュニティ作りもしたいし、現在運営しているオンラインコミュニティとも絡めながら「この場所がある意味」の価値をもっと見つけていきたいと思います。


4. 「日本の良さ」を生活や暮らしに感じるプロダクトの立ち上げ

画像15

こちらはチャイブランドの延長線上にあるものとして考えているので、もしかしたらどこかで混ざり合うかもしれないけれど、現在Twitterを中心に展開している美しい日本語×写真を様々な方向にプロダクトとして広げていこうと考えています。


プロデュースチームとして最初のお仕事はBRIGHTLOGG×WONDERPHOTOSHOP(FUJIFILM)の「#家にいルンです」プロジェクト

画像18

BRIGHTLOGGとして初めてのお仕事は、原宿の富士フイルム直営写真店「WONDERPHOTOSHOP」さんとのフォトコンテスト&写真展企画。5月10日までSNSにてゆるり募集しているので、ぜひ参加してもらえたら嬉しいです。詳細は以下リンクより。


個人の仕事も続けますが、連絡先窓口は一旦BRIGHTLOGGになります

画像15

とはいえ写真やエッセイの仕事など、個人名での仕事はそのまま続ける予定です。引き続き色々相談してください。(わたし個人へのお問い合わせも、窓口は一括してBRIGHTLOGGのフォームになります

だけれど、チームがある事でその活動の幅が広がったり、考えられる事・できる事が増え、より幸せな仕事ができるきっかけになるのであれば、本当に素敵なことだなあと感じているので、これからBRIGHTLOGGの看板を背負って、一歩一歩一緒に歩んでいけたらと思っています。

ということで、取締役に就任いたしました。
マイペースに一歩ずつがんばります。

5月31日追記: 会社でnoteをはじめました。
私も頭の中のことなど綴っていくので、ぜひのぞいてもらえたら嬉しいです。


いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。