劇場MAP

都内小劇場マップ

 東京近郊にはとても多くの小劇場や演劇で使われるスタジオ、カフェなどの空間があります
Google Mapのマイマップ機能を使って、自分が知っている限りの都内小劇場空間をマッピングしてみました

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下北沢、新宿、中野周辺はやっぱり劇場の数が多いですよね。。。
ここらへんにこんなにあるんだぁ、とボーッと眺めてるだけでも自分は結構楽しいのですが、せっかくなので各エリアの代表的な劇場について紹介をしておきます。なお、説明はすべて個人的な感想です

【下北沢周辺エリア】

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  東京で演劇の街といえばやっぱり下北沢。小劇場ブームはこの街から起こりました。今でも本多グループの劇場を中心に多くの劇場があり、さまざまな劇団の公演が行われています。特に駅周辺の劇場の密集度は都内No.1で駅から出てすぐ劇場という環境はまさに演劇の街!

○本多劇場(客席数:386席)

 言わずとしれた下北沢で一番大きく有名な劇場。小劇場と区分して良いのか定義によっては悩むところだが、ここで公演を行えるようならば確実に小劇場を飛び出した人気を得た劇団と言える。下北沢のランドマーク
入口の場所は階段登って2階

 ◆トイレ:男女別できちんとした数があるが、演目によっては女子トイレに長蛇の列ができる
 ◆開演後の入退場:ど真ん中の席とかでなければ入退場しやすい
 ◆座席について:背もたれの有るホール椅子なので楽

○駅前劇場(客席数:約150席)

 まさしく下北沢の駅前にある劇場。舞台や客席が程よく大きいので実績のある劇団が公演を行っている印象。客席の割にロビーが狭いので、終演後にごった返して人が通りにくい
入口の場所は階段登って2階
【この劇場のイメージの劇団】
・あひるなんちゃら
・電動夏子安置システム

 ◆トイレ:男女別で1~2個
 ◆開演後の入退場:ど真ん中の席とかでなければ入退場しやすい
 ◆座席について:しっかりとしたパイプ椅子。隣との距離も作られるので比較的つらくはない

○OFF・OFFシアター(客席数:約90席)

 駅前劇場の隣にある劇場。初見ではどっちがどっちだかわかりにくい(入場待ちの列もどっちの列なんだろう?となりやすい)ので大抵案内の人が立ってる
若手の勢いがある劇団や実験的な企画がよく使っている印象
舞台面上手側に微妙な出っ張りが有るのでどう活かすかも注目
ロビーというものが無いので役者面会は基本的に客席で行う。物販は舞台上
入口の場所は階段登って3階
【この劇場のイメージの劇団】
・MCR
・シンクロ少女
・なかないで、毒きのこちゃん
・美貴ヲの劇

 ◆トイレ:男女共用が一つなので開演前に凄い混むことが有る
 ◆開演後の入退場:通路が狭いので奥側には入退場しにくいができないことはない
 ◆座席について:基本はしっかりとしたパイプ椅子だが、最前列が背もたれ無しのクッションベンチタイプで、詰め込まれると隣との距離がキツイ場合も

○ザ・スズナリ(客席数:230席)

 鈴なり横丁の上にある劇場。シアター711の隣
横丁には呑もうぜグループのBARなどが軒を連ねる
スズナリ劇場は本多劇場グループで一番古い劇場で、老舗の劇団や長く人気のある劇団が公演をしている印象
ロビーというより居間のような空間がある
入口の場所は階段登って2階。スズナリ横丁入り口が喫煙スペース
【この劇場のイメージの劇団】
・MCR

◆トイレ:男女別で狭いけど一応混まない程度の数は有る
◆開演後の入退場:ど真ん中の席とかでなければ入退場しやすい
◆座席について:前2列は背もたれ無しのクッションベンチタイプ。その後ろは座布団付きのパイプ椅子。隣との距離は余裕があって楽

○千歳船橋APOCシアター(客席数:40~60席)

 下北から小田急線で下った千歳船橋に有る劇場。プレハブ小屋のような見た目で、1回は受付・ロビー兼カフェで、軽食もとれる。階段上がった2階が客席出入り口で天井の高い多角形の変わった形をしている空間
社会人劇団を応援している劇場なので、社会人劇団の公演も多い。また、APOフェスなる一人芝居のフェスティバルを演るなど小劇場界での存在感は抜群。階段がちょっと急なので注意。ロビースペースもそこまで広くないので面会で劇場出入り口はごったがえす。

◆トイレ:男女共用が2個
◆開演後の入退場:舞台や出ハケ口で塞がれていなければ大丈夫
◆座席について:パイプ椅子を並べることが多い

【新宿周辺エリア】

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 小劇場のイメージがあまり無いかもしれない新宿エリア。密集はしていませんが、歌舞伎町周辺にイベントスペースも含めて演劇が行われている場所は意外と多かったりします。さらに新宿三丁目や高田馬場、早稲田など周囲には学生演劇を始めとした多くの小劇場スペースが有り演劇が活発な地域と言っても過言じゃなかったりします

○シアターミラクル(座席数:30~50席)

歌舞伎町の片隅のビルの一角にある小劇場。公演を行う劇団や作品など、The小劇場という雰囲気。飲食の許可が取れる劇場なので、イベントなどにも向いている。上の階がライブハウスなので上演中にたまに振動があったりする。天井が低い劇場。ロビーもとても狭いので終演時に出口が大混雑することが有る
入口の場所はエレベータでビルの4階へ。エレベーターもなかなか来ない時があり、帰りは階段で降りるほうが早い
ちなみに筆者が年間で最も多く通う劇場でもある
【この劇場のイメージの劇団】
・feblabo
・アガリスクエンターテイメント
・第27班

◆トイレ:個室が2個(男女共用が一つ、女性専用が一つ)
◆開演後の入退場:囲み席などで奥側に座るとキツイが、普通の座席の作りであれば入退場はしやすい
◆座席について:公演によって客席の作り方がまちまち。最前列が小さい椅子の場合もある。それ以外は座布団付きの普通のパイプ椅子でキツくもないが楽でもない

○サンモールスタジオ(座席数:約100席)

 駅的には新宿よりも新宿御苑や新宿三丁目の方が近い。階段を降りて地下にある劇場
若手からベテランまで実力のある劇団がよく公演をしている印象
受付のカウンターがあり、その前がロビーとなっているが動線が悪いので終演後は面会の人と帰る人とでごった返す。1階の出入り口に喫煙スペース
【この劇場のイメージの劇団】
・Voyantroupe

◆トイレ:男女共用の個室が2個。客席数の割に少ないのでとても混む
◆開演後の入退場:壁側に座らなければ入退場しやすい
◆携帯の電波:地下なのでほとんど通じない
◆座席について:基本は座布団付きのパイプ椅子だが、最前列がベンチタイプの場合もある。個人的にはいつも腰が痛くなる印象

○新宿眼科画廊スペース地下(客席数:20~40席)

 歌舞伎町の外れにある劇場空間。1階にあるのがスペースOで地下にあるのがスペース地下なのだけれど結構どっちがどっちだったか忘れがち
劇場というよりギャラリー空間という感じなので剥き出しのコンクリ壁や出っ張りなどが特徴的。階段を降りたところに受付スペースを作ることが多い。ロビーなどはないので面会は会場内

◆トイレ:男女共用が2つ
◆開演後の入退場:役者待機場所が客席後方のことがおおいので入退場はしずらい
◆座席について:壁際に丸椅子を置いたり、床に座布団の席などがあったりするので長時間の観劇だとキツイことが多い。また客席スペースは狭いので定員以上を入れようとする公演だとおよそ観劇できるような環境じゃない密着ぶりになったりすることも有る

○高田馬場プロト・シアター(客席数:約50席)

 外観が工場のようなプレハブのような劇場。結構わかりにくいばしょにあるので迷子になりがち。客席となる場所に邪魔な柱があるので席組みが難しそう。学生系の劇団などがよく公演をしている印象
入り口は道路に面していて、入った空間がまるまる受付兼ロビーとなっている。終演後の動線は意外とスムーズ

◆トイレ:男女共用が1個。とにかく狭い
◆開演後の入退場:基本的には可能。たまに通路を役者の通り道とされることがあるので注意
◆座席について:普通のパイプ椅子を並べることが多い。柱の裏の席だと死角ができるので注意

○高田馬場ラビネスト(客席数:50~80席)

 個人的にはここでやっている公演はハズレが少ない印象。劇場扉の前に受付兼ロビーのスペースが有り、物販などもここで行われる。受付と物販を作ると道が狭くなるので帰りの際に人がごったがえす。入り口は傾斜をちょっと下った半地下1階

◆トイレ:男女別の個室が1つずつ
◆開演後の入退場:奥に行かなければ可能
◆座席について:前2列は背もたれ無しのクッションベンチタイプ。後方は座布団付きのパイプ椅子。前列だと背中が痛くなる場合あり

【中野周辺エリア】

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 ポケットスクエアやバニラスタジオ系列など高円寺、中野、東中野に小劇場があるエリア。小さいところが多いながらも掘り出し物のような公演や、将来有望な団体の公演が日々行われています。

○テアトルBONBON(客席数:80~120席)

 中野ポケットスクエアの4つの劇場の内の一つ、2番めに大きい劇場
ポケットスクエアエリアは比較的観客の年齢層が高めな印象だけど、その中ではテアトルBONBONはいわゆる小劇場系の劇団の公演が多いと感じる
屋根付きの待ちスペースがあり、入り口を入るとちょっと小さめの受付スペースがある。劇場は階段を上がったところに入り口扉。役者面会はたいていスペースの有る劇場内で行われるので帰りの動線はあまり混まない

◆トイレ:男女それぞれ中ぐらいの大きさで有
◆開演後の入退場:可能
◆座席について:基本は固定のホール椅子。前列をパイプ椅子にする場合もたまにあり

○東中野RAFT(客席数:20~30席)

 駅から離れた場所にあるギャラリーみたいな見た目の劇場
舞台スペースもとても狭いし客席との距離も近い小劇場の中でもさらに小さい劇場。それでも個々で行われる公演は風変わりな味のある公演が多い
舞台スペースとカーテンなどで区切った受付スペースが有るが通路の幅が狭いので動線は良くない
【この劇場のイメージの劇団】
・サムゴーギャットモンテイプ

◆トイレ:男女共用が一つ
◆開演後の入退場:通路を役者の出ハケに使うことも多いので、難しい公演が多い
◆座席について:丸椅子だったりパイプ椅子だったり公演により様々。ただ基本的に狭いのであまり楽な観劇にはならない

【池袋周辺エリア】

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 サンシャイン劇場や東京芸術劇場のような大劇場だけでなく、小劇場が数多く有る演劇文化の栄えるエリア。大塚の萬劇場や目白のシアター風姿花伝なども近くにあり、小劇場を語るうえで外せないエリア。

○スタジオ空洞(客席数:30~50席)

 駅から徒歩8分位離れた分かりづらい場所にある地下の劇場。ただ、もろもろ公演を行う条件は良いらしく、勢いの良い劇団が多く公演を行っている印象。受付は階段を降りた舞台スペースの前にちょこんとある。ロビーとかはないので面会などは会場内。通路の幅はそこそこあるのであまり混雑はしない。出入り口のところが喫煙スペース

◆トイレ:男女共用の個室が2個あるが、片方は楽屋トイレとして使われることが多く、実質1個の事が多い。なので開演前は混み合う
◆開演後の入退場:決まった舞台面が無いスペースなので、客席の作り方によっては入退場が難しい場合が有る
◆携帯の電波:地下なのでほとんど通じない
◆座席について:パイプ椅子が基本だが、小さい椅子を使うことも多い段差をつけにくい空間なので前列が広いことが多い

○シアターグリーン BOX in BOX THEATER(客席数:約100席)

 大中小の劇場が並ぶシアターグリーンの「中」の劇場。全席固定で劇場らしい劇場。エレベータを降りたところに受付スペースが作られることが多い。通路に物販スペースを作るので役者面会などと重なると通るのも一苦労な状況になる

◆トイレ:男女別にしっかりと有るので安心
◆開演後の入退場:通路を使う演出でもしない限り大丈夫
◆座席について:全席ホール椅子で長時間でも安心

【王子エリア】

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 なんといっても王子小劇場がある王子。たった一つの劇場で小劇場界に大きな影響を及ぼしている。王子小劇場以外にも北とぴあや王子スタジオなどいくつかの劇場がある

○王子小劇場(客席数:約100席)

 南のこまばアゴラ劇場、北の王子小劇場とでも言うべき都内小劇場界の中心的な劇場。佐藤佐吉演劇祭を行うなど王子の芸術文化の中心地でもあり、現在の芸術監督は池亀三太氏。劇場で行われる全ての公演を1回ずつ見られる支援会員制を行っている。
使用する劇団によって客席の作り方や舞台の作り方が様々で、行くたびに違った顔を見せる劇場。さまざまな有力劇団が公演を行うとともに若手劇団へのサポートをしているため新進気鋭の劇団も多く見られる。観劇に困ったときはとりあえずここで公演をしている劇団をチェックしてみるのもお勧め
舞台スペースの前にロビースペースが有り自販機や本棚なども有る。階段で地下2階分降りた場所が劇場階で長い階段で受付待ちを行う。終演後は階段の出入り口が非常に込み合う
【この劇場のイメージの劇団】
・中野坂上デーモンズの憂鬱
・しあわせ学級崩壊
・遠吠え

◆トイレ:男女別に中サイズ
◆開演後の入退場:公演によって舞台スペースへの出入り口が様々なので入退場のしやすさも様々
◆携帯の電波:場所によっては通じにくい場合がある(アンテナが立ったのか最近は繋がりやすい)
◆座席について:普通のパイプ椅子以外を置くことは少ない

【中央線西側エリア】

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 多くの劇場を抱える阿佐ヶ谷エリアをはじめ、吉祥寺シアターや三鷹市芸術文化センター星のホールなど小劇場を代表するような劇場が有る地域
地図的には遠く見えても新宿から中央線で20分以内なので思ったよりも遠くなかったりする

○吉祥寺シアター(客席数:239席)

 本多劇場を小劇場区分にいれないとすれば、この劇場こそが都内のキングオブ小劇場。ここで公演を行うことが目標の劇団や役者も多くいるかと思う。客席数に合った設備、吉祥寺という街の特別感も含めて一つのステータスと言っても良い劇場。ロビー部分は広いけど客数も多いので終演後の混雑っぷりは凄い。
【この劇場のイメージの劇団】
・Mrs.fictions

◆トイレ:男女別にしっかりとあります
◆開演後の入退場:固定座席の客席なので特に問題なし
◆座席について:ちょっと通気性の良さそうなタイプのホール椅子

○三鷹市芸術文化センター星のホール(客席数:250席)

 三鷹駅からバスで3分、徒歩だと15分。ちょっと西の外れにある大きな劇場。市の設備だけあって入り口もロビーも広く、カフェコーナーやクロークなども有る充実っぷり。舞台も緞帳が有る本格的なホール舞台
毎年、MITAKA "Next" Selectionとして有望な劇団がラインナップされる
終演後は広いロビーで役者面会や物販などとても賑わいます
【この劇場のイメージの劇団】
・日本のラジオ
・城山羊の会

◆トイレ:男女別にしっかりとあります
◆開演後の入退場:固定座席の客席なので特に問題なし
◆座席について:Theホール椅子だが、小劇場公演ではそれらを使わずパイプ椅子を置くなど様々なパターンで客席を作ることも多い

○ザムザ阿佐ヶ谷(客席数:約100席)

 芝居小屋風情のある客席の傾斜が大きい独特な劇場
劇場の雰囲気を活かした作品も多く上演される。狭い階段を降りた先で靴を脱いで座る客席の雰囲気は非日常を体験できる空間。ロビーなどはなく、通路を含めて狭いので受付や面会は地上のスペースで行うことが多い
【この劇場のイメージの劇団】
・虚飾集団廻天百眼

◆トイレ:男女別に個室が一つずつだった気がします
◆開演後の入退場:人がいっぱいだと通路は通りにくい
◆座席について:8段のベンチタイプ。座布団がひかれていて隣との距離はちゃんと確保されている。傾斜があるので移動時は注意

○シアターシャイン(客席数:約50席)

 南阿佐ヶ谷駅すぐそば、杉並区役所の裏にある劇場
客席が元から舞台面の1段下にある珍しいタイプで、そのため客席中央に花道みたいな役者が動ける通路を作ることができる。比較的ダーティーだったりクールな作品が多く上演されている印象。建物入り口に受付スペースが有り、2階が舞台スペースの扉になっている。ロビーのような空間はないので終演後は建物前の道路で面会が行われる

◆トイレ:男女別にしっかりとある
◆開演後の入退場:客席側に役者のアクティングスペースが有る場合はちょっと厳しいがそれがなければ可能
◆座席について:よくあるパイプ椅子

【渋谷周辺エリア】

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 ライブハウスやお笑いの劇場は多いが、小劇場公演はほとんど無い渋谷。ただ駒場東大前にはこまばアゴラ劇場があったり周辺にいくつかの劇場が有る

○こまばアゴラ劇場(客席数:50~70席)

 平田オリザ氏が支配人兼芸術監督を務める劇場。劇場支援会員制度を取り入れており、公演される作品も劇場側でラインナップを揃えている
エンタメ系より作品性の高い作品が多く上演されている印象。1階部分に小さいながらもきちんとした受付とロビースペースが有り荷物の預かり場所もある。面会もたいていその空間で行われる
【この劇場のイメージの劇団】
・青年団系
・うさぎストライプ

◆トイレ:男女別個室が一つずつ(入り口は一つ)
◆開演後の入退場:結構出入り口を役者が出ハケする作品も多い。客席通路が狭く作られることも多いので難易度高い
◆座席について:基本パイプ椅子だが、最前列がベンチシートになる場合もある。前後の間隔が狭い場合が多い

○赤坂RED/THEATER(客席数:173席)

 赤坂にあるスタイリッシュなシアター。規模や場所柄、きちんとしたバックがある劇団の公演が多い。ロビーや受付スペースもきちんと確保されており、劇場と言われて思いつくイメージのThe劇場という感じ。面会が有る公演が少なかったりもするが大抵客席で行われる。物販などとかち合い、帰りはたいてい混む
【この劇場のイメージの劇団】
・シベリア少女鉄道
・劇団5454

◆トイレ:男女別にしっかりと綺麗なトイレ
◆開演後の入退場:可能
◆携帯の電波:地下なのでほぼ入らない
◆座席について:フカフカの劇場シート

【山手線東側エリア】

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 浅草を中心としたエリア。密集はしていないがしあんやd-倉庫など特徴的な劇場も多い。近年浅草九劇ができたことで一気に重要エリアとなった。

○浅草九劇(客席数:約100席)

 2017年にできたばかりの劇場。こけら落としから連続で小劇場界の有名劇団が公演を行うなどして注目を集めた。舞台スペースも客席スペースも広く自由度が高く、様々な演出に対応可能。ロビーも受付空間も広く、物販などを広げられるスペースも有る。面会は会場内やロビーへ続く空間などバラけて行われることが多い。出入り口からロビーまでの通路が細いのでそこだけは混む

◆トイレ:男女共用個室が客席出入り口横に3つ。それとは別に受付後ろ側に男女別の小さめ空間トイレが一つずつ。客席出入り口のトイレは中に3つあると気が付かず前で並んでしまう人も…
◆開演後の入退場:客席の作り方次第だが、出入り口側が塞がれることはあまりなさそう
◆座席について:普通のパイプ椅子。あまり客席は高さを作らないことが多い

○ギャラリーしあん(客席数:20~30席)

 古民家の居間がそのまま舞台になる趣のある空間。庭の有るガラス窓を借景とすることもできるし、昼と夜で感じの違う舞台にもできる。雰囲気をうまく使った作品が上演されることが多い。一方で古民家なので客席部分などは窮屈になることが多い。玄関で靴を脱いでビニールに入れて中に入る方式。広い空間はないので物販とかもやりにくいし、面会も雰囲気重視で無いことも多い。でも他に代えがたい劇場空間。

◆トイレ:男女共用個室が1つ。本当に民家のお手洗いです
◆開演後の入退場:客席出入り口と役者の出ハケ口が一緒なので基本的に途中入退場は難しい。トイレは客席後方にあるので気分が悪くなった場合は後ろからハケましょう
◆座席について:最前列はクッションだったり、後ろも丸椅子だったりとても身体が痛くなることが多い座席づくりにならざるを得ないスペース。覚悟していきましょう

○日暮里d-倉庫(客席数:約100席)

 日暮里駅から程よく歩いた場所にあるまさに倉庫のような劇場。2階から入って1階の舞台面まで客席が下っているので結構傾斜のある観客席になっている。見た目は倉庫だけどきちんとロビーが有り、カフェなども有る。お祭り的な規模の公演や社会的時事を取り扱った作品が多い印象。終演後はロビーがとても賑わう
【この劇場のイメージの劇団】
・カカフカカ

◆トイレ:男女共用個室が3つ
◆開演後の入退場:奥の席には入りづらいが可能。傾斜がキツイので移動時は注意
◆座席について:パイプ椅子と最前面には小さい椅子が使われることも有る。あまり楽ではない印象がある

○北千住BUoY(客席数:30~70席)

 これまた北千住駅から程よく歩いた場所にある一風変わった劇場。読み方は「ブイ」。地下の舞台スペースは廃墟だった銭湯跡を使っているということで、他の劇場にはない劇場っぽさの少ない雰囲気。地下フロアをどう使おうが自由なので制作側の腕が問われる。階段下に受付するスペースが有るが他にスペースは少ないので物販や面会はたいてい場内で行われる。2階にはカフェスペースが有る

◆トイレ:2階に男女共用個室が1つ、女子個室が1つ
◆開演後の入退場:公演により出入り口が塞がれたりするので難易度が高い
◆座席について:大抵はパイプ椅子を並べることが多い

【その他】


 その他余談ですが、裃-這々や南京豆NAMENAME、盛夏火のように自宅公演や小さなスタジオ公演など劇場以外の場所での公演を多く行っている劇団もあります。
変わり種では居酒屋やラーメン屋、道端などいろいろな場所で演劇公演は行われています。まさしく役者が演じればどこでも劇場といったところです!


#演劇 #劇場 #小劇場 #劇団 #下北沢 #観劇





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