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捕手論#8 ~ 配球ver.3 ~

おはようございます。塾長です。

マストのタスクをめんどくさがってしまい、ダラダラと過ごした後に取り掛かると案外30分程度で全てのタスクが終了して「あの時の時間はなんだったんだ」と後悔を繰り返していることを報告します
#やる前はまじでめんどくさい
#この辺の管理が苦手
#夏休み課題も最後に一気に終わらせるタイプ
#でも好きなおかずは最後に食べるタイプ

さて、今日も配球シリーズです。
今回は第3弾なので初回・2回目を見ていない人はまずそちらから!

ではどうぞ!

配球シリーズ

三拍子のリズム

野球における三拍子のリズムとは〇〇● / 〇〇●のように
3球目に変化が起こると打者の意識が働いてしまうことです

例えば、ストレート・ストレートとくれば
「次は変化球かな?」と意識が働いたり

その逆で変化球・変化球ときたら
「次こそはストレートかな」と意識が働きます

よく解説者も
「同じ球を3球続けました!」と言うのも
この3拍子のリズムが無意識的に植え付けられているためだと思っています

そこで捕手が考えないといけないのは

・同じ球種で続ける
・あえてリズムに揃える

この意識を頭の中に常に持っておくことで
配球の幅がますます広がります

続ける理由

同じ球を3球続けたときに起こる現象について少しお話します

先ほどの三拍子理論だと3球目に変化が起こると意識付くため
同じ球を3球続けることは「意識の面」では有効になります

しかし「慣れ」によって相手打者に打たれるケースもあります

選手が応える「身体が勝手に反応した」は
この「慣れ」によって身体が無意識的に
球筋の軌道に合ってしまうために起こる現象です

したがって3球目に同じ球を続ける場合には
カウントにもよりますが
【甘い球厳禁】という事を意識しておきましょう

あえて揃える

相手打者が「3回同じ球種はこない」
と意識付いてしまうのを逆に利用し、
「3回目に違う球種を投げる」という
あえてリズムに揃えた配球もあります

これは相手打者が「振ってくる」確率をあげるためです。
もちろん甘くなると打たれるリスクは高まりますが
【内野ゴロを打たせて併殺が欲しい場面】
非常に有効になります。
コースは多少甘くなっても高さを間違えなければ
ほぼ確実に振ってきますので内野ゴロを取りやすくなります

特に強打者であればあるほど強振してくるため
その確率もぐんっと上がります
 
このように配球には
相手打者の心理の裏をかく配球や
あえて相手のリズムに合わせる配球など
バリエーションは無限にあります

大切なのは1球1球に【意味付けする事】です

根拠のある配球を常に心がけましょう


 
今日のnoteは以上!

ほな、また明日


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