![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88518414/rectangle_large_type_2_20a8efbf013d32405bcd31b42fb9d87d.png?width=1200)
根性論、好きですか?
正直に話すと、私は好きです。
努力、努力、努力だ!
とにかくがむしゃらにやれ!
ただただ愚直に行動せよ!
こういう根性論、精神論を嫌う人がいます。
そもそも、努力の方向性が違うと、努力しても無駄ですし
いかに効率的に、賢く振る舞うかが重要な場面も多いです。
でも、最短距離ばかり追い求めていると、
そうじゃないときにイライラしてしまいます。
まどろっこしいことは嫌。
泥臭いことは嫌。
汗をかくのは嫌。
分かりますよ。
クラス担任をしていると、要領がよくって努力しないのに
頭をうまく使って問題解決する子。
いますよね。
何でもスマート解決。
グーグルだって知りたいことを一発で検索してくれる時代。
アレクサなんて、聞いたらすぐ調べて答えてくれる時代。
ティックトックだって、完全にパーソナライズされた動画だけをおすすめして表示してくれる。
なんの苦労もない。
むしろ、苦労は人類の敵。
知識はいらない。すべてグーグルが教えてくれる。
そんな時代だからこそ、私は言いたい。
根性も、大事だぜ。
長崎県の国見高校のサッカー部の監督だった、小嶺忠敏さんは、こんなことを話しています。
小嶺さんが住んでいた地方では、「麦踏み」が行われていたそうです。
この麦踏みは、麦の背が伸びてきたらわざと踏んで倒すことです。
しかも、これを何度も行うそうです。
どうしてわざわざそんなことをするのか?
そこで、小嶺さんは母親に聞いたそうです。
すると母親は言いました。
踏まれた麦は上を向いてスクスク育っていくが、踏まれていない麦は冬に霜や雨が降るとしおれてしまって、作物にはならない。人間も同じだよ。小さい頃や若い頃に苦労して、踏まれて踏まれて大きくなった人間が将来大物になるんだぞ。
私はこういう話を聞くと、心に響くものがあります。
この話は、「苦労して成長せよ」という教訓が含まれています。
私はもう若くはないですが、それでも
「よし、これからも努力して強くなろう」と思うわけです。
これは、根性論です。
なんで根性論が好きだと感じるのか
自己分析してみました。
それは、「未来は明るいと信じさせてくれるから」です。
努力すれば、報われる。
そう思えると、今の苦境とか、恵まれない状況とか・・・
そういうのが、希望に変わるからです。
人は、希望なくして生きていけません。
今はこうだけど、きっとこの後こうなる…。
そう思えないと、人は生きていけないと私は考えます。
だとするなら、根性論で物事を考えることで、
「努力すれば未来は良くなる」と思えるわけです。
だから、明日も頑張れる。
ただ、ここに落とし穴があるんです。
「苦労して踏まれて成長せよ」という言葉を胸に、頑張れるかどうかです。
実際に苦労しだすと、思うわけです。
「あぁ…しんどいな。やめたいな」
残念ながら精神力のヨワヨワな私は、そう感じることがあります。
あんなに「苦労して努力しよう」と思ったのに(笑)
そして、元通り。
「よし! 毎日1時間早く起きて朝活だ!」
↓
「今日は眠い…昨日眠れなかったからな。今日はやめよう…」
↓
「あぁ、今日もまた朝起きれなかった」
こうして、努力を忘れ去っていく。
だから、根性論は危険でもあります。
このあたりのことは、以前にnoteにしたのですが、
まぁ反響がなかったですね(笑)
きっと、みなさんも目標を立てるときはワクワクするし、
それが否定されるのは嫌なんだろうなぁって思いました。
ワクワク感は大切ですが、
行うのは愚直な行動。
このギャップを楽しめるといいなって思います。
これが、例の全然反響ない記事です。
よ、読まなくってもいいんだからね!
こんな時代だからこそ、
泥臭い努力って尊いと思うんです。
私はこどもに話すときには、そんな思いをもって話していますよ。
10年以上の経験を元にお伝えする方法論です。もっと知りたい方、是非フォローお願いします!
このnoteでは、10年以上教職を務めた筆者が見つけ出した経験に基づく方法論をお伝えしています。この世の中に「月曜辛い」先生が少しでも少なくなるように、特に若い先生がこの仕事が嫌にならないようにするために、精一杯記事を書いています! よかったらnoteのフォロー&ツイッターフォローをお願いします! フォローすると最新記事がトップ画面に表示されるようになり、便利ですよ。
ツイッターやっています。フォローをお願いします!
フォロアーが増えてきました。私のツイートというよりも、私がいいな!と思った先生方のリツイートは勉強になることも多いかもです! ぜひフォローしてください!
よろしければサポートよろしくお願いします。サポート頂いたら、これからの若手教員を助けるための活動に使わせていただきます!