24時間テレビがあった。 今年のランナーはやす子だった。 81キロ走ったそうだが、ワシはいっこも感動しなかった。 若くて体力のある女なら、そんくらい走れて当然だからだ。 SNS上で「ゴールでフワちゃんが待っているかも」と噂になっていたので、それを期待して見ていた。 ところがそれもなかった。 ひざかっくんであった。 エンディングで、やす子はくりいむの上田と肩を組んで『サライ』を歌っていた。 これには大いにゲンナリした。 おいやす子よ。 そこは「やめてください
自分は子供の頃、まったく勉強しませんでした。 当然、成績はボロクソでした。 クラスメイトからは 「お前、リアルのび太だな」 「未来からドラえもんが救済に来ても不思議はないぞ」 などなど言われ、バカにされる毎日でした。 ある日、僕は母から大説教されました。 「なんでアンタはこんなバカな点ばかり取るんだい? バカな漫画よんだり、バカなテレビばかり見てるから、バカになるんだよ! このバカ!」 母はバカを山ほど連発しました。 たしかにバカだけど、ここまでいう事ないじ
僕はかつて演劇をやっていた。 小さな劇団に所属していた。 お芝居は楽しかったが、生活は苦しかった.。 けいこがあるので、バイトはそんなに出る事ができない。 チケットのノルマもきつい。 文字通りカツカツであった。 他の団員もほぼ同じ状況であった。 が、団員の中で、Aさんだけは違った。 彼はバイトをせず、演劇1本だけで生活していた。 といっても、役者として食えてたわけでない。 「彼の夢を全力で応援したい」 Aさんには、生活費の全てをバックアップしてくれる、頭
自分は、X(旧ツイッター)をやってる。 といっても、ほとんど利用しとらん。 だからフォローもフォロワーも、ずっと「0」の状態が続いてた。 ところが去年の秋。 Xひらいたら、フォロワーが「1」になってた。 「えー?誰?こんな退屈なXをフォローした人は?」 見に行くと、20代後半くらいの女性であった。 チュパチャプスくわえた自分の写真をアイコンにしておった。 ポストしているのも全部自撮り写真ばかり。 「パフェたべました」だの、「海いきました」だの。 1ミリも興
みなさんは、今年のクリスマスは、どのように過ごされました? ぼくは素敵な彼女とケーキのような激甘な一夜を・・、と書きたかったのですが、残念ながら、仕事をしていました。(まあ彼女なんて、もう何年もいないのですが・・)。 で、職場で起きた話を今から書かせていただきます。 休憩時間、テレビを見ていたら、『高島屋でネット販売したクリスマスケーキが、崩れた状態で多くの購入者に届けられた』というニュースが流れました。(話題になった事件なので皆さんもご存じと思います) すると、いっ
先週、週刊少年チャンピオンにて、「ブラックジャック」の新作が掲載された。 といっても、描いたのは、手塚治虫ではない。 当たり前だ。 先生は、すでに30年以上前に亡くなっている。 なんと、この新作、AIが作ったとのことである。 ふざけんなである。 いくらコンピューター技術が発展したからといって、そんなことしていいのか? ブラックジャックを描くことが出来るのは、手塚治虫ただ一人だ。 ブラックジャックを描くことが許されるのも、手塚治虫ただ一人だ。 「医者とは何か?
今度の日曜劇場は「下剋上球児」だ。 平凡な教師・南雲が弱小野球部を率いて、甲子園をめざすというストーリーだ。 かつての「ルーキーズ」であったり、「弱くても勝てます」であったりと、この手のドラマは昔から多々ある。 ハッキリ言って百番煎じで、こすり倒された題材と言っていい。 だから、物語の展開次第によっては、裏の「行列ができる相談所」を見ようと、オイラは最初、そう思っていた。 だが、さすが天下の日曜劇場。 十分見ごたえあるドラマに仕上がっていた。 で、今週、第2話が
日曜日、VIVANTの最終回があった。 おいらは3連休、仕事で忙しかった。 だから遅まきながら、今日、録画してたやつをみた。 感動の最終回であった。 その後、noteをひらいた。 最終回についての感想を書いているやつが、たくさんおった。 おいらはそれらを一つ一つくまなく読んだ。 そして思った。 「こいつら、全然大したこと書いてねえなあ」と。 奴らの記事は書き方こそ違うものの、内容はほぼ一緒であった。 「まさか新庄がテントのモニターだったとは思わなかった」
今年の夏の甲子園は、慶応の優勝で終わった。 慶応といえば、自分の息子が在籍しているということで、毎試合、清原が応援に来とった。 それは別に構わんのだが、なぜか清原はいつも屋根のついた涼しげな席で観戦しておった。 他の保護者は猛暑の中、スタンドで汗水たらして、応援していたというのに・・。 知恵袋には「清原がスタンドにいると、客席が混乱するので、主催者側が関係者席にアテンドしているんです」と書いておったが、果たしてそうだろうか? 本当は清原が「ワシが来とんじゃい! 暑い
お盆である。 この時期、帰省先でブログ更新してる輩をよく見かける。 で、今日、ブログをぱーっと見ていたら、ある主婦がこんな日記を書いていた。 『島根のダンナの実家に帰省している。 行く前から憂鬱であった。 新幹線に乗っている最中、ずっと吐き気をもよおしていた。 台風がこっちに近づいてくれれば、中止になったのに、残念である。 (中略) 昼も夜も姑と一緒に食べるので、味がほとんどわからない。 こんな地獄があと2日も続くとは・・。 はあ~(ため息)』 大体こん
いまもっとも世間から、叩かれてる国会議員といえば、松川るいだ。 賄賂をもらって、自民党を離党した秋本議員より叩かれている。 秋本は、るいのおかげで、注目を避けられてるといっても過言ではないだろう。 なんで、るいが叩かれているか、書くまでもないが、一応書く。 るいは、フランスへ研修旅行に行ったくせに、エッフェル塔の前で、あほみたいなエッフェル塔ポーズをして、写真を撮り、それをSNSにアップしてしまったのだ。 これには国民が怒り狂った。 「観光旅行か! るい!」 「
みなさんは、自分の書いた記事が編集部にピックアップされたことありますか? 僕はnoteを3年やっていますが、まだ1度もありません。 原因は2つ考えられます。 ①僕の書く記事がどうかしている。 ②編集部の見る目がどうかしている。 絶対に①は、ありえないので、原因は②だと思います。 しかし、だからといって、僕は編集部に怒ってはいません。 いつの日か、編集部が「真に優れた記事とは何か」「人の胸を打つ文章とは、どういうものなのか」ということを理解し、「今までピックアップ
ゴールデンウィークは皆さん、どう過ごされましたか? 僕は実家に帰省しました。 そこで姪っ子と久々に再会しました。 姪っ子はいま17才なんですけど、とにかくずっと、スマホ片手にパシャリパシャリと、写真を撮ってばかりいました。 レストランへいけば、料理をパシャリ。 神社へいけば、さい銭箱をパシャリ。 野良猫がいればパシャリ。 で、それをインスタにアップして、「『いいね!』が結構ついたなあ。よし!」とガッツポーズをとったり、「これは思てたより、つかんかったなあ。がくり
大学時代、坂本龍一という名前の同級生がいました。 あの「世界のサカモト」と同姓同名です。 聞けば、「父親がYMOのめちゃくちゃ大ファンで、親戚の反対を押し切って、名付けられた」との事でした。 坂本君のあだ名は、本家同様の「教授」。 聞けば、「小・中・高と、ずっとあだ名は『教授』だった」との事でした。 中2の時、1度、千葉から福岡に引っ越したのですが、やはり転校初日から、「教授」と呼ばれ、坂本君は「僕は一生、『教授』から逃れられることはできないな」と覚悟をきめたとの事
僕が1番、すきなたべものは八つ橋です。 子供のころから、すきです。 八つ橋との出会いは小学2年生のときです。 姉が修学旅行の京都みやげで買ってきたのをたべたのが、はじめての八つ橋体験でした。 その時の衝撃は、今でもハッキリおぼえています。 こんなおいしいものが世の中にあったとは・・。 驚きのあまり、「これはおいしいどすえ~。おいしすぎる罪で逮捕どすえ~」と、浪速っ子の僕が、つい京都弁で唸ったほどです。 以来、僕の中で八つ橋は、ずっと不動の1位をキープし続けていま
漫才・ドラえもん ボ「先日、映画『ドラえもん』を観てきましてね」 ツ「いま公開中ですね」 ボ「私、独自に観客にアンケートをとってきました」 ツ「ほお」 ボ「その集計結果を今から発表したいと思います」 ツ「どうぞ」 ボ「ドラえもんのひみつ道具の中で、あなたが一番ほしいものは何ですか?」 ツ「よくある定番の質問ですね」 ボ「第3位。どこでもドア」 ツ「便利ですよね。あれがあれば遅刻は絶対ふせげますからね」 ボ「第2位。おせじ口紅」 ツ「えー? 塗れば、おせじを言えるというあの口