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Coop留学1年間を振り返って~大変だったこと、辛かったこと編~

そもそも、私の今回の留学の目標は二つ。
一つ目は、これまでぼんやりと考えていた海外移住という夢に対し「海外生活が実際本当に自分に合っているか確認すること」、そして二つ目は、「海外で就労経験を積み、自分のキャリアについて考えること」だった。


Coop留学、カレッジでの専門教育×インターンシップが出来ることで有名だけど、インターンシップ先は必ずしもカレッジで学んだことに関連しない(というか、学んだことを活かしたインターンシップなんてほぼ100%無理)ということは、Coop留学界隈では有名な話。
でも、カナダのTwitter界隈を見ていると「インターンシップとしてデジタルマーケティング職をゲットした!」という投稿も、全くないわけではなく…


自分のキャリアについて悩んでいる私にとって、やっぱ、「希望がゼロじゃないなら私も挑戦してみたい、デジマポジションを狙っていきたい!!」って思っちゃってたわけよ。

その思いが強いことはいいこと。
でも、そのために「留学中の一分一秒でも無駄にしたくない、全部の瞬間を自分のキャリアにつなげたい!!」って思うようになっちゃって。後に自分自身を大きく苦しめるようになっちゃった。


この私自身の留学に対する考え方を前提に置きながら、大変だったこと、辛かったことについて、時系列に沿って振り返っていきたいと思います。


大変だったこと、辛かったこと

1.入国時に必要な日数分のビザが発給されなかったこと

人生初めての一人で海外。飛行機を乗り継ぎ、約14時間のフライトの後の入国審査なんて、もう本当にヘットへト。


事前にエージェントさんからお話を聞いていたとおり、入国許可証みたいな物を見せて、ビザをその場で発給してもらうわけだけど、受け取ったビザの有効期限はなんと約5ヶ月後。カレッジの入学許可証には明らかに、コースの終了日が2025年になっているにもかかわらず、たった5ヶ月分のビザしかもらえなかった。いや、そんなことある??


私はその時点でオフィサーに「Too short!!」って言ったんだけど、「足りないなら入国後に自分で延長申請して」と取り合ってもらえず…後の延長申請トラブルへとつながっていくことに。。。



2.語学学校で日本人に無視されたこと

私の場合、カレッジの入学基準は満たしていたから、特に語学学校に通う必要性はなかったんだけど、日本とカナダのカレッジでの学校生活や宿題(プレゼンテーション)の違いについて慣れるため、語学学校に二ヶ月だけ、ビジネス英語を学ぶコースに通うことにした。

その学校のビジネス英語コースは、既にその下のESL(英語の4技能を伸ばす専門のクラス)を終えた子たちばかりで、既に仲良しグループが出来上がっちゃってる。
入学初日、私はその輪の中に自分から入っていく勇気は無かったので、同じ日に入校した日本人の女の子に話しかける(もちろん、語学学校なので英語で)ことに。

でも、はじめてバンクーバーで出会う人。友達になろうと必死だった私は、まるでバイトの面接か?という勢いで矢継ぎ早にいろんな質問をした。多分、それが嫌だったんだろうね。だんだんと距離を取られるようになった。


それだけならまだよかっんだけど、他の人も交ざって会話しているときにあからさまに私の存在を無視したり、授業中のグループワークでも私とは絶対口をきかなかったり、私の隣の席に座らざるを得ない状況では、これ以上端には座れない、というくらい端っこまで避けて座ったり、自分の荷物を置いたりされた。


正直、大人げないなぁ~って笑
当時はそれなりに辛かったけどね!笑



3.ビザ代行申請サービスを利用して延長申請をしたものの、3ヶ月経っても新しいビザが届かなかったこと。その上、移民局の手違いで新しいビザの日数も足りなかったこと

入国時にトラブったので、入国後に自分で必要な期間の学生ビザ延長申請をしなきゃだったんだけど、これまたトラブル続き。

エージェントさんに紹介してもらったカナダにいる日本人のビザコンサルトさんにお願いしたんだけど、結論から言えばそれでも足りなかった!


変な感じはしてた。
申請してから大体3ヶ月以内には届くはずなのに、待てど暮らせど一切アップデートの連絡が来ない。
不審に思ってコンサルタントさんに尻たたいてもらったらやっと届いたんだけど、担当者絶対私の書類見てない!申請した日から1年分しか降りなかった。
しかしそれでは学校のスケジュールより足りないのだ!!

まったく、移民局は何でそんなに仕事ががさつなんだ!!!!

4.カレッジ用学生ビザがいつまでも届かず、バイトがはじめられなかったこと

これはマジで病んだ。別に今すぐ生活資金に困るわけではなかったけど、当初の予定だったらカレッジ入学後からすぐにバイトをはじめられる予定だった。つまり、7月から。

でも実際にビザが下りたのは9月の中旬。そしてはじめてのバ先ゲットは10月初旬(でも環境がひどすぎて一日で辞めた笑)

5月の頭に渡航して、10月の中旬まで、ずっと、銀行口座からお金が減るのを眺めていたの…心臓に悪いよね。
しかも、お金はないのに、時間だけは無駄にあって…

あの頃が留学で地味に一番辛かったかも。
仲いい友達もいなかったし。遊びに誘ってれる友達はいたけど、大学休学留学とかの子たちはお金が潤沢にあるから金銭感覚合わなすぎてそれはそれでしんどかったし。

5.シェアハウスオーナーとのグレーゾーンなトラブル

一番最初のシェアハウス。オーナーがすんごいmake moneyしたがるタイプで。

夏に入居したんだけど、まず、部屋にいると体中がかゆくなって部屋にいられない。
オーナー(上に同居)にいっても「様子見よう」としかとりあってもらえず。
あとで母に連絡したら「ダニとかじゃない?」って。(多分そう)



また、ランドリー代を部屋代とは別で払っているのに「夏の間は天気がいいから乾燥機は使わない主義なの」とか言われて使わせてもらえなくて(外干ししてた)
あとから他のルームメイトが実は壊れてて使えないらしいよって教えてくれて。
実際、レインクーバー到来前に乾燥機新しくなったので、オーナーに、「今までの乾燥機は壊れてたってことだよね?今まで払ってた分、返金してくれない?」っていって、返金してもらったり。


結果的にはすれ違いだったとは言え、勝手に部屋の鍵かけられて部屋に入れなくなったり。
掃除は毎回オーナーがついてきたり。
洗濯の時もオーナーずっとついてきて、やれ「量が多いから減らせ」(水の量を減らすため)だの、「地の厚い服は乾燥機に入れるな」(電気代節約のため)だの、本当にうるさかった。いや、こちとら毎月十分あなたにお金払ってますよね???

極めつけは急に部屋を貸し出したこと。
理由があったとは言え、急にエクストラルームを貸すことにしたのはいいけどバスルーム5人で一つシェアは頭狂ってるでしょ。

そうだ、シャワーも「いつまで入ってるの?」って二回もドアノックされたことあるし(ホームステイでもされなかった)(ストレスだから髪の毛ショートカットにした)


ミニマム6ヶ月だったから、なんとか6ヶ月は耐えて出て行った。


6.メキシカンのクラスメイトに頭を触られたこと

クラスメイトと学校終わりにビリヤードにいったときの一幕。

ビリヤード初心者だった私は自称ビリヤード上手なメキシカンの男子と二人一組でやることに。
もともとそのメキシカンには凄い好意?みたいなの向けられてて(今考えればただの好奇心というか、遊びだったんだろうなぁ…ああそうですよ、日本人はチョロいっすよ)

なんかナチュラルな流れで触ってきたんだよね。私の視界外から。
私、最初何が起こっているのかわからなくて……


これ、最初は「文化の違いかな?ま、頭くらいいいでしょ、どうってこと無い。きっと慣れる!」と思って我慢してたんだけど、無理だった。。。
みんなはその後もゲームを楽しんでたけど、「先帰るね!」っていって、爆速で家かえってシャワー浴びたけど、頭を触られた感覚って残るんだね…気持ち悪すぎて本当に辛かった。何も言わなかいで、とりあえず雰囲気壊さないように微笑む今年か出来なかった自分が悪い訳だけど。

その日は泣きながら寝た。

7.やっと見つかったアルバイト先、人としてあまりいい人たちではなかったこと

最初の一日目で辞めたラーメン屋もそうだけど、二個目のジャパレスも本当に最悪だった。詳細は以下のNoteをご覧あれ。

とにかく、辞めて5ヶ月とか経つけど、結論は変わらない。辞めてよかった。


8.2度目の家探しと、カレッジへの不満の爆発

6ヶ月のミニマムステイが切れるのではじめた家探し。今度こそは変な家に行きたくないと、10以上内見をしたのですが…なかなかいい家が見つからず。


人間、「住む場所がなくなる」っていうストレスって、半端ないんだねぇ…(家探し二回目なのに改めて実感笑)

そんなストレスフルなときだったこともあって、ついに、たまりにたまったカレッジへの不満が大爆発。
あんなに高い学費払って得られる授業の質がこんなもんなん?
先生によって授業のスタイルどころか、教えてくれる内容すら大きく異なるわけだけども??
なんなら、留学エージェントさんには「必ず、今回の留学がNonさんのキャリアの第一歩につながるはず」とお言葉をいただいたはずなのに、どう考えても、これを真面目に受けたところで私のキャリアにつながるとは思えないんだが??

で??私、何にお金払っちゃったんだろう…??????


とりあえず、学校にいる日本人のコーディネーターさんにお話を聞いてもらったわけだけど、コーディネーターさんはカナダ生活が長く、そしてあくまで「カレッジ」の担当者さんであるわけで。

Coop留学は手段であって、目的でも何でも無いし、留学エージェントから見たCoop留学、消費者から見たCoop留学、そしてそれを影響するカレッジから見るCoop留学、そのすべてが見えた気がしました。

みんなそれぞれ「立場」があるから、そこからしか言えないわけだ。
一種の諦めをしました。


9.新しいシェアハウスでのトラブル

10件以上の内見を経て、ついに見つけたおうち。
North Burnabyとはいえ、R5沿いだからZone1料金でダウンタウンまで出れて、しかも二階。窓からは日差しが十分に差し込み、家賃はなんと800ドル。リフォームしたてでキッチン、バス、トイレ、自分の部屋までぜーんぶピッカピカの新品!!

いや~、最高!!勝ち!!そう確信しました。
が、そうはいかなかった。


引っ越し前夜10時頃、一通のメールが。
「シャワーは夜十時までで」


…??はい????


それ知ってたらこのおうち選ばなかったよ???😄

それからオーナー、英語があんま上手じゃなくて。
その上、心配性というか、気にしい。一階に住んでいるんだけど、毎日毎日私たちが住む2階に上がってきては水回りのチェック。水滴一つ、残すことを許しません。
匂いにも敏感。料理の際はドアをしっかりと閉め、換気扇を回し、煙、匂いを完全に残さないことを徹底させます。
生ゴミも、毎日出さないとアウト。


正直、私にはToo Muchでした。
だって、そんな細かいルールは契約・入居時に示されてないし。
掃除のルールはルームメイト同士で決めてねって言ってたじゃん。

あとは、「よかれと思って」私の部屋に無許可で入ったり。


理由の如何は問いません。私のボーダーは、アウト。
こちらはもうすぐに出て行きました(めちゃもめた笑)




いや~、この一年、本当にいろいろあったなぁ~
これからの一年もいろいろあるんだろうな~

ちなみに、この経験から学んだマインドセットはまた別のNoteにまとめようと思います!では。

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