わたくしの中心で「気にしない!」を叫ぶ
きのう金曜日。
ここのところ準備に奔走していた研修会(主催側)の司会進行の仕事が無事に終わりました。
無事に。
無事に?
無事なのか?
翌日になっても、すこしモヤモヤしている。
自分としては一応「よくできました」と思える進行ができたつもりなのだが、研修会が終わったあと、とある同僚の方から「あの時にああしたのはわざとだったの?」と、素朴な(素朴なのか……?)疑問を尋ねられた。
その「ああしたこと」というのは研修会のラスト、質疑応答の場面でやむを得ず話を振れなかった方がいたのだった。自分でも進行しながらかなり迷い、時計と進行表をにらめっこしつつ、どうしようかどうしようか……と悩み、苦渋の決断で「終了時刻を守る」を優先させた。
オンラインのオーディエンスもいるし、多忙な先生方も参加されているし、終了時刻を大幅にすぎるようなことがあってはいけないなと判断したのだけど、そのために話を振れなかったしまった方について「わざとだったの?」と言われたのだ。
や、わざととかじゃないですよ。
わざと意地悪なんかするわけないでしょう……。
そもそもその方はしゃべる予定になかった方だし、しゃべりたいとも言われていなかった。
もちろん時間があれば話して欲しかったけど、時間がすこし押していたし……。
なんていうか、「すごく良かったわよ~」とねぎらってくださる先輩たちがいる一方で、そのひと言の「わざとだったの?」がグサッと胸に刺さってしまったのだった。
とぼとぼと歩く帰り道。
なんでわたし、とぼとぼしてるんだろ。
せっかくちゃんと司会を終えて、ほっとして帰りたかったところなのに。
ほんのひと言で、人って凹むものなんだよな。
と、改めて思う。
でもそんな時、そのほんのひと言に負けたくないな、とも思うのだ。
自分はよくやった、自分なりによくやったのだ。「気にしない」精神力がほしいよね。
「気にしなーい」!
「気にしなーい」!
と、まじないのように唱える。
というか心の中で叫ぶ。
わたくしという世界の中心で「気にしなーい!」を叫ぶのだ。
わたしは気にしないから、皆さんももどうぞ、「ほんの少しのグサッとくるひと言」に負けぬよう、気にしないでください。
ともに「気にしなーい!」を叫ぼう。
・・・
明けて今日、おやすみの土曜日。
市の乳がん検診の予約をしていたので検診センターに出向く。
超音波検査とマンモグラフィ検査が1年おきに交互にあるのだが、今年はマンモグラフィ検査だ。
マンモは痛くて無理という方もいるが、わたしは痛いけど表情を変えず耐えられる程度。
ぐむっと力を入れて、しばし我慢。
土曜の朝の検診センターは空いていて、あっという間に終わってよかった。
今年度はこれで子宮がん検診と乳がん検診が終わった。
昨年の春に大腸カメラと胃カメラをやったので、このふたつは今年度はやらなくてもいいかなーと思っている。バリウム検査をするくらいなら胃カメラを飲むほうが分かるだろうし。
この歳になるとがん検診はほんと、ちゃんと受けないとなあと思う。
健康は何にもかえがたい。
当たり前すぎることなのだがマジでそう思う。
原因のよく分からない、でも結構地味につらい病気に何度かなった身としては、いつ何が起こるかわからないのだから健やかな今日を喜ぼうという気持ちは常にある。
いやー、どこも痛くなくて、元気であるってすごいことですよね。ほんとうに。
・・・
昨日のお弁当。
・玄米おむすび(黒豆)
・ビーツのコールスロー(引き続き、成城石井の)
・冷食のミニグラタン
・冷食のエビナゲット
朝、お弁当になにを入れようかね、と冷蔵庫を覗いたら、作り置きおかずがほぼ何も無かった。
なんで~~~!!泣
と思ったが、そんなの自分が作っていないせいである。
仕方なく、冷凍おかずに登板していただいた。
こういうのも嫌いじゃないよ。
冷食のミニグラタンは昔から好物である。
・・・
大量のミニトマトが安く売られていたので、
湯むきして、はちみつマリネにした。
りんご酢、はちみつ、オリーブオイル。
つめたく冷やして食べよう。
そして相変わらず夏野菜が巨大である。
巨大な茄子をグリルで熱々こんがりと焼いて、あっつ!あっつ!と言いながら皮をむき、
焼き茄子ちゃんのできあがり。
今日はこれに、葱・醤油・みりん・にんにく・ごま油・レモンを加熱したたれをジュッとかけていただきます。
あとはとうもろこしごはんも炊飯器にしかけてある。
夏はほんとうに野菜が豊富で、大きくて、おいしくて、安くて嬉しい。そういう意味では夏っていいじゃん、夏好きじゃん、と思った夕暮れどきです。