2024年読んだ本②

ずい分前に出版されていて、前から読んでみたいけど、読んでみたくないような、そんな本だった。
だけど、気づいたらパートナーが買っていた。
あるなら読もう。それで読み始めた本。

対岸の彼女 角田光代

女って難しい。
そう思うことが多い。
選べる人生の選択肢が男より多いような気がして、だから女同士の場合、立場の違いを意識して、気づかって話さないといけない。
この人は、仕事を頑張りたい人なのか、そうじゃないのか。子育てにフルコミットしたいのか、そうじゃないのか。自分自身で意思決定できることが多いのか、そうじゃないのか。
そういうことを乗り越えて出来る友人関係には、すごい憧れがあって(というのは私には、そういう友人がいないし、これが目下の悩み)、だからか、一気に読み進めてしまった。
違うけれども、気が合う。違うけれども、想いは同じ。難しいから、ぶつかるけど、でも関係を深めていく。
私もそうした友人がほしいと思った。

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