詩 星ぼしの胸
星ぼしの胸
それは母の心に
散りばめられた星座
星屑ひとつ残さず
輝くことを
今も昔も
願われて
ーーー
夜、今日の出来事を思い出していると
星ぼしの胸
という言葉が、ふと浮かびました。
(星々の舟という、村山由佳さんの小説があることも、はじめて知りました。)
言葉が浮かんだので、その後を紡ごうと、詩を書きました。
星ぼしの胸
宇宙は、大切な、星ぼしを抱いています
星ぼしが、それぞれに、いちばん輝くこと
それだけを願って
母のような心で、抱かれている
星ぼしは、ひとつひとつは、とても小さい
けれども、最大の輝きを放つために
宇宙は、星座を選ぶのだと思います
星座は、それぞれが、一番に輝ける場です
あなたは、そこで輝きなさいと、宇宙が教えてくれた
抱く母は、阿弥陀さま
星ぼしは、私たち
そんなことに、思いを馳せた、夜でした。
kasumi
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?