「感情のゴミ箱」
マーライオンのように
止めどなく流れる不平不満
頷く首もそろそろ限界を迎えそう
私は貴方のごみ箱じゃないから
勝手に空に怒ってくれないか
負の感情は伝播する、それならどうする
私も愚痴、不平不満を誰かに聞いてもらうことがあります。溜め込むとろくなことがないから。
誰だって、理不尽なこと、正論であっても感情がついていかなくて腹が立つことがある。
他人と生きている限り、必ずストレスとして日々溜まっていくものです。だから、ガス抜きは勿論必要。
ただ、嫌なことを嫌なことのまま、感情の赴くまま吐き出すことを続けると、段々と癖になって、それが習慣になってくる。感情に突き動かされて勝手に口が話し始めるかのように。
知らぬ間にエスカレートしていくんです。使う言葉がより荒く鋭く、野性的になっていく。聞き手が受け入れてくれていると感じることで、さらに加速する。もっと多くの人にその感情を吐き出したくなる。スピーカーのように声がフロア全体に大きく響き渡る。
私の身近にそんな人がいて、どうしたものかと最近悩んでいました。私も愚痴を垂れ流すことがあるし、聞いてもらいたいし、その気持ちは分かる。愚痴はダメ!なんて息苦しくて、きっと溜め込みすぎてボカンと爆発してしまう。
でも、やっぱり聞く側(嫌でも聞こえてくる側)としては、もやもやとしたものがどんどん蓄積されていくんだと、そちら側に立って、ハッとさせられました。そして、反省した。聞いてくれている側は喜んで引き受けてくれたボランティアの人でもその道のプロでもないんだと。
だから、改めて私が愚痴を吐き出したいとき、聞いてもらいたいときは、一度スマホでも紙でもwordでもなんでも、書き出すようにしてみました。まず人ではなくモノに吐き出す。
※メールやSNSは誤送信したり、後で後悔しやすいので、感情的になりすぎている時はおすすめしません。あと、個人の媒体じゃない場合は書き終えたらデータを抹消したり、シュレッダーで粉々にしてしまいましょう。スパイのように痕跡を残さず。一番のおすすめは個人スマホの日記機能かな(『月に書く日記』が好き)。
私は何に怒っているのか。自分に問いかけながら、一問一答のように書いていくと、頭の中で悶々と考えているより、整理されていくし、私のお怒りポイントが分かってくる。自分解析データが溜まる感じでこれはこれで面白い。
紙やスマホなどメモるものは、現代の私たちならいつでも持ち歩いています。だから、怒りのボルテージを下げる行動をすぐに取ることができますね。
他には、よくあるけれど、深呼吸。冷静になるのは難しいけれど、体のこわばりや緊張を解すにはうってつけです。試してみない価値はない。
と、こんな風に世の中にはアンガーマネジメントのような、怒りのコントロール法などたくさん発信されていることでしょう。まぁ実際やっていると、上手くできない自分にアンガーなのですが。
でも、私的には誰にも見られないものにまず書き出すことが一番効果があったなぁと感じています。その後、誰かにその事を話すときには、割と冷静になっていて、自分はこれが不快だったからこういう気持ちになったんだった、と慎重に言葉を選びながら話すことができる。あと、ちょっとコミカルに笑い話として昇華する技術が身に付いてくることもあります。
そして、最後に聞いてくれた人には感謝を伝えることは忘れないようにしています。
勿論、同じ人に毎日繰り返しているとさすがに感謝以上の対価が必要になりますね。ある程度話す人の分散は大事。
今日は以上。私の最近の愚痴への向き合い方についてでした。皆さんの解消法もぜひ聞いてみたい。
ストレス社会を生き抜くためのライフハックは、やはり積極的に取り込んでいきたいものです。ご機嫌に生きている時間が増えるほど、小さな幸せを見つけることができるはずだから。
では、おやすみなさい。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?