僕という一例

今日もお疲れ様でした。

明日は紛失している自分の車を探しに出発。気が重い長距離移動。
そして支払いがあります。
この話も、この1年半を生かせなかった僕にも原因はあるのです。

でもこれも「ありえない」と言われるような車を失くすというエピソードも僕なのです。僕らしい、よくあるある事なのです。

不安と気の重さしかないけれど、仕方がない。これをクリアしなければ解決しない。
何より嬉しい感謝の事は、僕の親父のような存在の一人の徳田さんがわざわざ休日だから協力すると連絡を頂いた。日当とかなしの個人的な経費のみで遠路旅に付き合ってくれるというのだ。

僕はこういう時に本当に行動力が無くなる。
一定の負荷がかかると悪い逃げ癖が発生してしまう。
それも見込んで連絡をくれたのだと僕は思っている。
けれど、なにより助かる。
この最初の帰り道も夜遅くに迎えに来てもらった。
僕は毎日不安で辛い。でもこの不安をどう解決していくのか、ひとつひとつ考えさせられる、今僕が悪戦苦闘している事は、人から見れば馬鹿みたいな事やありえない話かもしれないが、僕は真剣に誠実にその問題と対峙している。現実を突きつけられ続けながら考えさせられる毎日だ。

怒りも辛い。身体も心も痛むばかりだ。

・・

誤解されるのは嫌。

意図しようがしてなかろうが、関係ないのは悪意の有無と同じ。

僕の事は、僕の言葉が一番有力。

僕が嘘をついていないという証明は。
当事者全員それぞれの主張を、時系列と共に正しく並べたら、概ねの原因や筋道は見えてきたりするとやっぱり僕は思っている。

けど、いちいち争う必要性も、もう無いのだ。

・・

僕は死ねなかった人だが。

死ななかったが故に分かる事や見える世界があります。
今の僕の話は全ての前提に、
「死ぬ選択肢しか存在しない人以外は、死なない人です」
があります。

・・

僕がどんな理由であれ、どのような形を残したとして。
僕が居なくなった後の世界では、僕の言葉も生きた証とやらも正直無力なのです。結局無意味でしかないのです。悪い事ではありません全てそういう者です。ただ無意味程、空しいと今の僕は考えてしまいます。

だから僕が突き立てる矛先は、狂気を更に振り切らせます。

虚しさも、怒りも、不安も、孤独も、やるせなさも、全部。

僕の人間性を疑われても否定したとしても、それでいいと思えるだけの覚悟を持って振りかざしたい。

・・

「無駄死」で終わるくらいなら、
その無駄を一瞬だけでも報わらせたい。

そういってしまうと
「お前を生かした人の思いや現実は無視か」
「お前の糞勝手な言い分で都合よく済ますんかい」
と自分でも思うのです。

それでも、僕は最後は思い切り振りきると思うのです。

その振り下ろす力は何よりも大きくなければ意味が無いと思うのです。

僕の声なんか、その後に、堂々と、平然と、何一つ変わらずに、のうのうと生きていける人からすれば痛くもかゆくもないのです。

だから僕は、お前も同じだけ殺してやる、と決心するのです。

ただ、僕はいわゆる無敵の人なんかではありません。
不幸を語れるほど不幸ではない気もしています。

それも人それぞれです。
見方見え方は人それぞれです。

ただ僕が
「死んでも許さない」
と本心から叫べば、それは真剣であり、真実の一つなのです。

僕は強くないから中途半端。こんな事になってしまったのです。
半端者の覚悟しか持てなかったのだと思うのです。

というより。

そもそも良い子ですらない僕が、学校すらまともに行けなかった僕が、模範解答や理想的な教科書通りみたいな人生を歩めると思っている自分が色々と間違えすぎたのかもしれない。

少しでも度が過ぎた期待は、それはただの誤解でしかない。

・・

死ねなかった人間は、死ねなかった後、人間として死ぬ可能性があります。

それは死のうとした理由や原因に解決や折り合いをつける事も出来ずに自分だけの問題として抱えさせられてしまうからだと僕は言います。

その自分の中の大事な大切な事を、腑に落とせず、無念や負の感情として生き残してしまうのです。

対する死なれなかった側の人間や視点からすれば、それは勝ったと同じで、勝ち逃げ、逃げ得、逃げ切りのような形で堂々と生きていきます。
これは僕の考え方です。別に相手からすれば勝った負けたの話や言い分では無いと反論するとは思うのですが。
結局は強者弱者というより、「怒らせチキンレース」「頂き無心」みたいなものをして無傷で事が済むことはない。

利確決めてそこから逃げを決め込んだら、あとは生きるか殺されるしか残っていないと僕は思う。その2択をまず抱えて、その足に力を入れている事に気が付いていないと危険だと僕は思う。

・・

僕もそう。

振り返れば、僕も自業自得。
人から指さされるような事、語りたくても語れないだけ。
痛々しくて見てられないほどある。

それこそ消えたいくらいある。死にたいくらいある。

けど、そんな理由で死ねるか。

僕はいつからそんな対それた事を言い出した?
僕には大義があったのだろうか。
知らんよ。関係なくはない。ただ知らないだけ。

愛を知った僕は愛されるまで生きる気力も無い癖。
だから何も語れないし、日記も書けない訳。

・・

車が無事に帰還。まさかと思うけどそのまさか。
無事に帰ってきたのだから次の事にまた追われる。

結局は気にし過ぎなんだと思う。

でも気にしなさ過ぎるのは良くない問題と僕は考える。
けど、気にし過ぎて良いことが無い僕は気にするなら考えて実行や行動に移すべきだし。

気持ちが完全に折れてしまっているならとりあえずまず動け、だ。
余計な事ばかり考えて、ロクなことは考えない。
無駄な事ばかり考えて、ああでもないこうでもない、煩いと僕は言いたい。

僕は君にできることはやった。
僕は君の為に出来る事はやれる事は僕なりに全部やった。
それで、この仕打ちだ。

僕は生きていく事を考えたくなくなる。考えていたくなくなっている。

僕には何もない。僕にはもう何も残っていない。
人生も、時間もお金も力も無い。いつまで言うのって、死ぬまでこんな事いいたくないしこんな人生はもう嫌だといつか心底思う日が来る。

僕にはもう時間が無い。若さも無い。失ったものは2度と返ってこない。
僕は我が家の業、負の連鎖を自分で断ち切ることは出来そうだけど、僕の未来も幸せな人生も、すべて失ったと僕は今は思いながら毎日息をしてる。

・・

もっと良い話なはずなのにね。

飛ぶ鳥跡を濁すから。

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