自分の見る夢の暗喩が分かりやすくなってきていてどうかと思うという話。
私は故郷にいる。いや正確には、その時の私が「ここは故郷だ」認識してるまちだ。実在の場所ではないが、子供の時に過ごした場所という設定になっている。
そこを私は古い友達と一緒に自転車で走っている。仕事が近い人なので、最近どう?みたいな話をしている。
すると、私の自転車のチェーンが切れる。カラカラ空回りするペダル。あー、これはダメだ、となったとき、あ、そういえばあそこに自転車屋があったはず、と思い出す。なんせ故郷なので。ただ、もう十何年も戻っていない場所なので、あの店、まだあるだろうか。心配。
とりあえずダメもとで自転車を押してそこに行くと、お店はまだ存在していて、私が子供のころに自転車を買うときに対応してくれたおじいさんがまだ仕事してた。見た目はだいぶお年を召しているが、まだ現役で自転車職人をされているようだ。
そこで、切れたチェーンを見て直してもらう。あー切れてますねー、でも直りますよー、とのこと。一緒に来てくれたお友達も、よかったね、という。
私は自転車が直してもらえることにも安心したが、なにより、その自転車屋さんに、あなたがまだ元気に仕事しててくれてたことに感謝している、と伝える。
という夢をみた。うーん、我ながら、なんてわかりやすい示唆なのだ。
自転車とは、一般に自立心や社会におけるバランス、仕事のメタファーだそうで、そのチェーンが切れて、漕いでも漕いでも空回りする、なんていうのは、非常にわかりやすく、今の私の心理のメタファーなのだろう。
で、それを、自転車をかつて手に入れた場所、つまり幼少期の原点的な経験に立ち返り、回復する、という。ベタすぎるともいえる。
もう一つ見た夢。
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