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【確定申告レポ】現場職×軽貨物フリーランスが扱った経費の勘定科目

まえがき

こんちは、昨年と比べて雪がすごい。
年末年始といえば確定申告の時期ですね。
個人事業主の開業届を出してから2年目。

ひとまず最強の節税「青色申告特別控除」の恩恵を受けるために、初年度から青色申告で提出していましたが2年目の会計作業で初年度の粗探しもできたので、今年はこなれてきたな〜というかんじ。

で、僕は本業として建設現場職をやっており、副業で軽貨物運送業をやっております。
今回は、今年度の会計で扱った経費の種類を紹介します。

確定申告や簿記に詳しくない方にとって、
「この出費はこの勘定科目で処理したらいいんだ」という再確認や発見になればいいかなと。

また、間違いがあれば指摘して頂けると僕自身、後学の為にもなるので助かります。

消耗品費

消耗品費の定義は
・10万円未満の費用
・使用期間が1年未満

となります。

僕の場合は

メモ帳とかボールペンとかそういう事務用品をはじめ、建設業で使用する電動工具(10万円未満)、貨物で使うバッグや緩衝材、LEDライトなんかは全部消耗品費として計上しております。
電動工具は1年以上使わないか?なんてお思いかもですけど、とにかく10万円未満の買い替えするであろう備品は消耗品費で計上して問題ありません。

車両費

車両費の定義は
事業で使う車の維持に係る費用

とされてます。

適用範囲としては
事業で使う車のメンテナンス費用(修理、オイル、車検代)・強制保険、任意保険・ガソリン代など

結構広範囲ですよね。
ただ、任意保険は「損害保険料」という勘定科目で計上しても問題ありません。

自分はガソリン代を車両費として、毎月かかる保険を損害保険料として分類しました。
また、自動車税も事業に係る税金とされますので、租税公課に分類します。

交通費

コインパーキング代。バスタクシー高速道路代。

会計ソフトで最初に出てきたからという理由で旅費交通費で計上してました😅来年度からは交通費に直します。昨年もそれで通ってるので大差はないけれど、細かいことを気にするタイプなら最初から交通費で計上しよう。

ちなみに旅費交通費は本来、出張的な遠隔地に行った際の旅費を分類するものです。

地代家賃

月極駐車場、フリーランスは自宅が賃貸のときに家賃をこの項目で経費計上できます。

これらはプライベート兼用の場合、プライベートと事業の割合を出して、払っている費用に事業割合をかけた分だけを経費として計上します。
と、いうとよくわかんなくなりそうですね。

逆にいうと、自宅はフリーランスにとって、会計処理や倉庫スペースに使っている面も踏まえて、何割かは事業に利用しているでしょう。だから、ある程度は経費に計上していいですよ。ってこと。

これを家事按分といいます。

たとえば、家賃5万円の部屋に住んでいる場合。
在宅ワークの方はちょいと話が変わりますが、
だいたい外で働いているひとの相場でいうと事業割合5~60%くらいが相場と聞いたことがあります。

とりあえず馬鹿正直に計上するならば、
24時間あたりの、自宅で仕事をした時間や、部屋の間取りの何割が事務設備や倉庫となっているかなど各々で割合を設定して経費とする
。といったかんじ。

仮に家賃5万円で50%としたら、2.5万円を地代家賃として経費計上します。

駐車場も同じ。駐車場については軽貨物や現場職であれば、平日仕事(5日)、土日はプライベート利用(2日)として、

月の約70%は仕事上の駐車場として使っているいうことになります。

よって、おおよそ70%くらいは経費として問題ないかと。

自分は家賃も駐車場も50%にしてます。面倒だから(笑)

ちなみに、水道光熱費や通信費も家事按分を計算した上で経費計上することが可能ですので、ガッツリ節税を意識している人はそのへんも調べておくとよいでしょう。
セゾンカードのサイトで分かりやすいのがありました。↓
【必見】個人事業主なら知っておきたい!
 経費にできるもの・できないもの

経費を記入するときの摘要欄について

僕は面倒くさがりなので、ざっくりとした分類をしています。
会計ソフトウェアなどで、経費に対して勘定科目を割り当てるときに、「摘要」 という項目も合わせて記入できます。これは、備考欄と同じで、 

====例=====
通信費 5000円
出金元 普通預金
摘要 ○○モバイル,社用携帯代
===========

こんな感じで、「この通信費はこの用途ですよ〜」といった経費を分かりやすくするための備考です。

入力ミスがあったり、その項目をピンポイントでチェックしたいときに入力しておくことで、
会計ソフトウェアなどではキーワード検索のような機能がある場合チェックするのが楽ですし、
税務調査対策のために詳細を記入しておくという意味では必ず入力して、
なおかつ同じものは同じ文字列と決めて入力するといいです。


勘定科目も同じですね。
コインパーキング代を交通費と旅費交通費で混在させてしまうと、まとめてチェックしたいときに面倒になりますので、ある程度の統一感を意識した帳簿づけをすると、税務署も自分も見易くなりますし、なんか税務署からの心象もよくなるんじゃないかなと勝手に思ってます。

まとめ

いかがでしたでしょうか、なにかしらの参考になればと思い、帳簿で使った経費の大まかなものをリストアップしてみました。

仕訳をラクに、上手にやっていくならば
勘定科目をひとまず手広く覚えること。

勘定科目によっては家事按分や、控除率、控除額の上限などがありますので、なんの費用としたらいいか分からないものがあれば、

「○○代 勘定科目」とか「○○代 仕訳」で調べてみることです。

今年の帳簿(R2年度分)の際に、昨年度の帳簿ヘタクソぶりに色々気づいたので、
仕訳テクというかズボラな詰めの甘い自分が、つまづいて解決したポイントをまたnoteにしてみようと思います。

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noteアカウントない人でも押せるって書いてあったんで!(笑)

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音楽やったり、企画やってみたりとエンタメ性も高めているつもりなので!

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