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ラオス鉄道旅 最終日 ヴィエンチャンー西双版納間の時刻表あり


国境からボーテン駅への交通

基本的には乗合タクシーが一人5万キープ(人民元は嫌がられる)です。
またはホテルへ1台20万キープで迎車もできそう。

お酒やタバコの扱い

駅構内進入時の手荷物検査で、開封済みのペットボトル飲料は注意を受けますが、ただ注意方法が「俺の前で一口飲んでみろ」という何とも中華的なやり方で、没収はなかったです。
カバンの中の未開封のビールは一度も注意受けていません。
それどころか、駅構内でビールは売っています。
初日は駅構内、2日目、3日目は列車内で大丈夫だったビールが最終日に引っかかりました
引っかかったときは「?」しかなかったんですが…
引っかかった(当日の)D887列車は緑色の中国鉄路担当の動車列車(電車特急)、客室乗務員も中国側です
もしかすると、中国鉄路の約款にまだゼロコロナ特例で禁酒が残っているんかもしれません。
賢明な皆さんは、緑色の電車が来たら禁酒と覚えましょう。

この制服が来たら飲めません

タバコの方は、手荷物検査後、列車が目的地に到着して到着改札を抜けるまでは禁煙のようです(そこら中に禁煙ステッカー貼られています)が、ヴィエンチャン駅やムアンサイ駅のホームで吸っているおっさんが数名いました

ボーテン駅と国際列車D887/8列車について

昆明南駅行 D888列車の乗客の流れ

ボーテン駅平面図

11時07分にD888列車はボーテン駅に到着します。
ボーテン下車客は出国手続の必要がないので、国内線到着口から下車します。
そして、越境客はボーテン乗車客と合流して、出国手続を行ってメイン出発ロビーへ向かいます。
そして11時45分頃から出札が始まり、12時07分に中国へ向けて出発します。

ヴィエンチャン行 D887列車の乗客の流れ

ボーテン駅平面図

12時35分にD887列車はボーテン駅に到着します。
ボーテン下車客は入国審査と税関検査を経ます。
越境客も同様に入国審査と税関検査を経て、メイン出発ロビーへ向かいます。
ボーテン乗車客は手荷物検査のみを行って、12時10分頃以降はメイン出発ロビーに入れます。
そして13時15分頃から出札が始まり、13時35分にヴィエンチャンへ向けて出発します。

D887/8列車の使用車両について

CR(中国鉄路)車とLCR(ラオス中国鉄道)車が隔日で運行されています。
2023年の8月は、D888列車基準で奇数日はLCR車、偶数日はCR車の運用でした。(2日で1往復なのでD887列車は奇数日CR車になります)

7月31日のD887列車
8月3日のD888列車
8月3日のD887列車

ヴィエンチャン ー 西双版納間 時刻表&編成表

こちらを全面的に参考にしています。中国全土の時刻表が出ますので、こちらを参照してください。

西双版納 → ヴィエンチャン(下り)時刻表

西双版納以北は関係列車のみ掲載

D887列車からタクシーで友好橋国境へ向かえば、ノンカイからの寝台特急26列車に間に合います。
C381列車からC81列車及びK11列車への乗り換えも可能です。

ヴィエンチャン → 西双版納(上り)時刻表

西双版納以北は関係列車のみ掲載

バンコクからの寝台特急25列車からD888列車への乗り継ぎはできないと思われます。
バンコクから中国へ一気に上る場合は、25レ→K12(またはC82)→C380がおすすめです。

列車編成表

CR200Jは、ラオス中国鉄道(LCR)の商務座(ビジネスクラス)連結編成のみ逆編成になっていることに注意。
なお、CR200Jのラオス中国鉄道の商務座連結編成は1編成しかないため、運用されない日もあります。

一等は日本でいうグリーン車、二等・硬座は普通車、商務はグランクラス、軟臥はA寝台車にあたります。

最後にラオス中国鉄道の感想を

ASEANで最も遅れた国に、ASEANで(インドネシア新幹線の次に)最も進んだ鉄道が引かれたことは事実です。
戦前に日本が作った南満洲鉄道の薫りがする鉄道でした。
中国凄いわ、南満洲鉄道を作って(厳密にはロシアからもらって)約120年経った後の日本はショボいわ。と言うのが正直な感想です。

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