備忘録:逃げを自覚する

近年、気になる言葉のひとつに「予防」があって
・予防介護
・腰痛を予防するために健康なうちにメンテナンスとして整体に通う(予防整体?今自分で考えた笑)
・予防歯科(今通っている歯医者の待合室で流れる映像のテロップで毎回観る笑)何もない時こそ健診に行っておいて歯のクリーニングをする。みたいな政策をスウェーデンが国策でやったら国民の歯の疾患率が減ったらしいよ笑
とかとか。

健康な内に。元気な内に。若い内に。先に手を打っておく。なぜなら本当にヘルプが必要な時ほど、助けを求める余力は残っていない、そういう時は大抵パニックになっていることが多く、落ち着いてないときには学べない、対処できない。
っていうのがまじでまじでだな。って思っていて。

今介護やっていて、入居者の今更それか。なんて問題をケアしていくことはめちゃくちゃ多い。言ってみれば対処療法。(もちろん何もしないよりかは全然いい。)
でも前兆なんて何十年前からも出ていて、それが今出てきてるだけで、とっくの昔からケアできていればなぁ
って思うことはたくさんあって、いつか予防介護に携わるのも楽しそう、大いに興味あり。な分野です。(あとマッサージも学びたいなぁ。なぜか、介護職から整体・マッサージとかの施術者になる、またはその逆って人結構多いと思う。私は介助者も介助される側も両方施術できる人になりたいなぁ)

話は戻ります。
でもさでもさ、人間はそこまで強くない。
なんとなく知ってはいても、逃げる。怖いもん。
なんとかなるで、生きていたい。
今幸せだし、そんな大きな問題になってないし、大丈夫でしょ。て思いたいし。(もちろん、本当に大丈夫なときもあるが笑)
なにより私が30年そうでしたよーー今も。
でも、何回も同じような問題が続くのは、本質から逃げている結果だと思う。
だーかーらーあの時言ったやん。ちゃんとケアしておきなよ!なんて言われた人は正論すぎて何も言えないですが、、私はそれだけを自分にも他人にも押し付ける人間になりたくないと思った。

そこで自分へ、提案。逃げているという自覚を持って逃げる。
逃げるのは、恐怖や不安と「今」向き合わなくていい、っていうメリットをしっかりと、しっかりと、つよーーーーーく自覚する。
そりゃ今向き合うのが一番いいんだろう。でもできないときもあるもんさぁ。その時は、気が済むまで休む。罪悪感を持たずに中途半端じゃなくて、まじでしっかり。
そして、問題を先送りにしている、という最大のデメリットもセットでしっかり自覚しておく。
ここまでやっておけば、逃げているという自覚を持つのってめっちゃいい予防なんじゃないかと思う。


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