東峯 一真

Non Brokers Inc. CEO

東峯 一真

Non Brokers Inc. CEO

最近の記事

新サービス「チョク買い」のローンチによって生まれる、不動産売買エコシステムとは。

はじめにこの度、新サービス「チョク買い」のローンチにより、Non Brokersのセカンドステージがはじまります。日本の不動産売買に関わるスタートアップは多数存在しますが、チームノンブロ独自の戦略である「不動産売買エコシステム」について書きたいと思います。 私たちが実現する不動産売買エコシステムとは、 1:テクノロジーを用いて、 2:真面目に取り組むすべての不動産会社と共に 3:売主・買主の利益を最大化する と定義しています。 ファーストステージはじめに、2019年か

    • 不動産売却に特化したマッチングプラットフォーム「いえうり」が目指す、ベストプラクティスへの道。

      2019年6月にリリースした不動産買取マッチングサイト「インスペ買取」に仲介マッチングを加え、2021年1月7日、不動産売却に特化したプラットフォーム「いえうり」にリブランディングしましたので、改めて実現したい世界観について書きたいと思います。 水は高いところから、低いところに流れるはじめに、 10年後の不動産売却はどのような世界になっているでしょうか?週末に増える不動産会社のポスティングや折込広告などで売却を任せる不動産会社を選んでいるでしょうか?また、インターネットで一

      • 胆石症と診断、胆嚢摘出(腹腔鏡手術)の術前、術後の記録

        2020年9月18日に胆嚢摘出手術(腹腔鏡下胆嚢摘出術)を受けました。2015年後半に胆石症の診断を受け、胆嚢摘出手術に踏み切るまで、ネットサーフィンでたくさん情報収集しましたが、自分が欲しい情報や記録がなかったので、同じ悩みを持つ方のお役に立てればと思い、胆石症の症状や胆嚢摘出手術の術前、術後の状況をブログとして記載しておきます。 自己紹介43才、男性、Non Brokers株式会社という会社で、日本最大級の不動産売却プラットフォーム「いえうり」を提供。医療関係者ではない

        • 不動産はオンラインで適正に売却できるのか、オンライン内見PLUSの狙い

          2020年8月20日、当社サービスである不動産買取マッチングサイト「インスペ買取」にて「オンライン内見 PLUS」のベータ検証をスタートしました。現在、オンライン内見といえば、不動産を買いたい人が物件に行かずに雰囲気を確認するのにVRや3D動画などを利用するイメージが強いですが、オンライン内見PLUSは、不動産を売却したい売却検討者が利用するサービスです。今回は、サービス提供背景から今後の発展系まで、さまざまな視点で記載したいと思います。 インスペ買取とは不動産の売主オーナ

        新サービス「チョク買い」のローンチによって生まれる、不動産売買エコシステムとは。

        • 不動産売却に特化したマッチングプラットフォーム「いえうり」が目指す、ベストプラクティスへの道。

        • 胆石症と診断、胆嚢摘出(腹腔鏡手術)の術前、術後の記録

        • 不動産はオンラインで適正に売却できるのか、オンライン内見PLUSの狙い

          コロナ禍における不動産売却の最適解。

          2020年7月27日現在、全国で新型コロナウイルス感染の「第二波」が広がっており、感染者数の比較では緊急事態宣言時を超え外出自粛が余儀なくされています。そのような状況下でも不動産売却ニーズは多く存在しますが、内見を懸念する買主の増加、景気悪化による収入減を懸念した購入意識の低下など、不動産売却にも新型コロナの影響は存在しています。 また、売却活動を開始したものの仲介で内見がなかなか入らない、いつ売れるかわからないという心理状態から、私たちが運営する日本最大級の不動産買取マッ

          コロナ禍における不動産売却の最適解。

          新型コロナが不動産取引に与える影響をスタートアップ経営者として考える。

          2020年3月23日時点、WHO発表の情報によれば、新型コロナウイルスの世界での感染者数は32万4,290人に達し、国内感染者数は1,102人(クルーズ船除く)となっており、感染症の水際対策による世界各国での入国制限も拡大傾向にあります。経済に与える影響も、米国市場でのNYダウが連日のサーキットブレーカー、日本経済に与えるインパクトも大きくなると予想しているアナリストも多く、第二のリーマン・ショックとも噂されています。 いかなる状況下でも、スタートアップ経営者は、実現す

          新型コロナが不動産取引に与える影響をスタートアップ経営者として考える。

          「一括査定」を超える、「NEO一括査定」という考え方

          現在、「一括査定(一括見積)」と呼ばれるサイトが世の中には多く存在しています。しかし、令和時代に入り、デメリットや不安を感じる方々も多くなってきているので、そろそろNEO化するタイミングだと予想しています。今回は、さまざまな一括査定サービスと私たちのサービスを比べながら、進化した「NEO一括査定」の考え方をご紹介します。 一括査定の種類わかりやすいところでいうと、引越しを安く済ませたい人が使う「引越し侍」や、中古車を高く売りたい人が使う「ナビクル」、家を高く売りたい人が使う

          「一括査定」を超える、「NEO一括査定」という考え方

          不動産の個人間売買プラットフォームは成立するのか

          個人間売買は、メルカリなどによる市場認知により合理性が証明されています。また、バイクや自動車までもが個人間売買が行われるようになり、不動産の個人間売買も必ず誰かが達成する不可逆なトレンドといえます。 では、不動産の個人間売買プラットフォームを実現するための要素はなにか? 国土交通省調べの「中古住宅を購入する上での重要度」では、品質の不安、価格の重要性、情報の不足が意思決定の重要なポイントとなっており、現在の中古住宅取引で「負」と感じている情報の非対称性を解消することはもち

          不動産の個人間売買プラットフォームは成立するのか

          新サービス「インスペ買取」で実現する世界観。

          2019年6月24日に新サービス「インスペ買取」をリリースしましたので、私たちが取り組んでいる事業や業界、実現したい世界観について書きたいと思います。前半は業界のことを端的にまとめていますので、お読みください。 中古住宅市場の現状現在の日本では、人口減少にもかかわらず新設住宅を乱立していることで、全国の空き家が840万戸を超えています。また、今後15年かけて2,000万戸を超える(3軒に1軒が空き家という数値です。)というシンクタンク予測もあり、国としても中古住宅流通活性化

          新サービス「インスペ買取」で実現する世界観。