翌朝5時まで眠れなかったわたしが思い切ってやめたこと
【実験】夜の読書断ち
わかっちゃいるけど、やめられない。
夜寝るギリギリまでワケもなく触ってしまうスマホ
ジャンクフードや甘いもののドカ食い
その日の疲れはその日のうちに取るストレッチ
スヌーズせずにパッと布団から出る
一日30分程度の運動時間の確保、、、
わたしにとって、わかっちゃいるけど、やめられなかったことのひとつ。
それは「夜寝る前の読書」でした。
そんな悪いことじゃなくない?
上記のことよりも、寝る前に本を読むことって素敵なことなのでは、、、?
この悩みを人に打ち明けると、大抵驚いた顔をされます。
多くの人にとっては、寝る前の読書によって、副交感神経を優位にさせて眠りにつきやすい状態に持っていくツールとして、本は活用することができる人もいるそうです。
わたしは寝ても覚めても本を読んでいたいと思うぐらい、本読みが好きです。
そのわたしが、夜眠れないからという理由で本を読み始めるとどうなるか。
楽しくなっちゃって、一気読みしたい衝動に駆られてついぞ負けてしまうんですよね。
副交感神経を高めるどころか、交感神経でいっぱいになって、みるみる頭の中がクリアになって、物語の先を読もうと脳内がフル回転し始めるのです。
そんなことをしていると、2〜3時間平気であっという間に過ぎ去っていきます。
夜の時間は溶けるように過ぎ去るなぁと思っています。
そんな毎日を過ごしていると、完全に夜になっても眠ることのできない身体になってしまいました。
いわゆる昼夜逆転です。
この頃になると、眠れない理由が夜の本読みにあると薄々気づきます。
でもやめられなかったんです。
もっと本読みする時間がほしい。
朝方まで眠れないものだから、一日の生活リズムも大きく崩れていました。
日中に満足できるまで本読みができないのなら、睡眠を削ってでも読みたいとすら思っていました。
どうせ朝起きることもできないし、今(本読みに没頭しているとき)が楽しかったらそれでいいやと半ば投げやりにも思っていました。
そんなこんなで500ページを超える「ハリー・ポッターシリーズ」を2日に1冊のペースで読破していました。
読んでいるその時はものすごい多幸感に満ち溢れていたけれど、長くは続きませんでした。
なぜなら、それ以外のこと日常生活に係るすべてのことがおざなりになっていったからです。
少なからずその部分に対して罪悪感が芽生えるようになりました。
これでは本末転倒だと思ったわたしは、
ひとつ実験をしました。
夜のスマホ断ちがだいぶわたしの中で浸透していたので、そこに本読みを上乗せして、夜の読書断ちすることを決意したのです。
要するに交感神経を高めてしまう道具から寝る前は離れる習慣を確立させようということです。
禁止としてしまうと、人はより意識してその禁止された事柄を行いたい衝動に駆られてしまうため、対策を講じました。
夜スマホや本読みをする代わりに、ジャーナリングやお香を焚く、瞑想、夜のヨガなど、自分の神経を穏やかに整えてくれる事柄を取り入れることにしました。
本読みに夢中になっていると、上記のこれらをすっぽかしてでも読もうとしてしまうんです。
そのくらい読書熱に一度火がつくとひとたまりもありません。
罪悪感に見舞われることなく、心置きなく存分に本読みを楽しむにはどうしたらよいのだろう。
以前わたしなりに、1日の流れを決めて、それをやり遂げたら、ご褒美として何をしてもOKというルールを設けたことがあります。
今日のタスクをやり遂げたあとにもらえる自由な時間というものは、わたしにとって格別なご褒美でした。
ただダラダラと好きなように過ごせる自由な時間よりも、密度が濃く、満足度も高い、有意義な自由時間になったんです。
身も心も軽やかで、束の間日常から解放されて、どっぷりと本の世界を堪能できる、これぞまさに自分で作り込んだご褒美時間のあり方みたいです。
1日の中で1番楽しみにしている本読みの時間を、最大限に多幸感に満ち溢れる状況にマインドをもっていくために必要なこと。
わたし自身と約束をした今日のタスクにきちんと集中して、取り組んだあとに本読みという名のご褒美を与えてあげることなのかもしれないなぁと思っています。
昨晩は23時前にお布団へ入りました。
やっぱりすぐには寝付けなかったけれど、瞑想をしたり、羊が一匹二匹と数えてみたりなんとか眠りました。
今朝は久しぶりに予定がないのに午前中から動くことができて、身も心も穏やかです。
このブログを書いたあとは、ご褒美タイムとしてずっと食べたかったクレープ屋さんへお散歩しがてらハリー・ポッターと炎のゴブレットを読破しようと思います。
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