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洗濯物で遊ぶ【日々のこと】

我が家は夜、洗濯をする。
基本は部屋干しラックに干して、天気を見ながら日中はベランダの竿に
移したり戻したりしている。

毎晩、夕食の間に洗濯機を回して、食後に妻は洗い物で私が干すというのが役割。ビデオや動画を観ながら乾いた分をたたみ、空いたラックに、濡れた洗濯物を干している。洗い物が終われば、妻も手伝ってくれて、たたみ終わった自分の分をタンスに片付けに行っている。

今、部屋干しラックに妻のシャツが4着並んでいる。
濡れてはいない、2着は随分前から乾いている。
シャツは掛けて片付けるので、たたまないことになっている。
あと、タタミジワを避けたいズボン、パンツって言った方がいいんでしょうか、それが2着の計6着干してある。全部、乾いてます。

本来は、クローゼットか衣装ラックに片付けるのですが、妻が忘れてる。
私が片付けてもよいのですが、明日着るつもりで置いていたとか、着たい時に見つからないとかも困るので、そのままにしている。
あと、女性の服の片付けは聖域を犯すようで、やり過ぎには気が引ける。
ということで、やっぱりそのままにしている。

そろそろ、干すのに邪魔になってきた。
濡れたものと触れないように干すのにも気を使う。
アピールするようにラックの片側に並べる。
乾いていますよと言わんばかりに隙間を開けずに掛けてみたりする。

妻からは、「忘れてたら言ってね!」と言われている。
でも、言ったことはない。いつも、固めて並べてやる。
「片付けて!」と言いづらいわけではない。
自ら気づけと、反省を促しているわけでもない。
意地悪したい気持ちもなくて、よく解らないのだが、ちょっとだけ楽しい。
「かくれんぼ」の気持ちに近いのかもしれない。
息を潜めながらも、ちょっとだけ覗いてみたり、動いてみたり。
見つかりたくないけど、見つけてほしいような…

「ゴメン、忘れてた!」
と妻が言い出して片付けるまで、勝手に洗濯物で遊んでいるのだと思う。
「なかなか気づいてくれないんだもーん!」
と私は言いたいだけで、ずっと待っている。
でも、6着はさすがに多いので、今回は早目に片付けて欲しい。

妻はときどきnoteを読む。
ラックに固めるだけでは、アピールが足りないかもしれないので、
こんな話を投稿してみる。

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