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ついに終了!Minecraftで創ろう30年後の枚方市

先日、10月1日から4カ月間かけて取り組んでいた、「30年後の枚方市をMinecraftで作ろう」プロジェクトが終了しました。

これは枚方市内の小中学生20名と一緒に枚方市の現状の課題や、それがどのように解決されればより住みやすい街になるのか、みんなで考えて未来の技術も想像しながら、Minecraftで様々な建物をつくる取り組みです。
枚方市内にどのような建物ができたのか、先日私が書いたブログに写真を載せていますのでそちらをご覧ください。

このプロジェクトは1月28日が本番です。予めお申し込みがあった100名以上の方々に会場に来ていただき、一緒にMinecraftを操作しながら自分たちが作った未来の枚方市を案内します。

お客様はこのプロジェクトのどこに興味を持っているか様々で、プロジェクトメンバーの関係者や全く知らない関係者も参加します。また、操作スキルも様々でMinecraftを全然触ったことがない人も参加しますし、プロレベルの子までいます。

つまり、参加者に合わせてプロジェクトメンバーは枚方市を案内する必要があります。

そういったこともあり、当日、子供たちは少し緊張した面持ちで集合してきました。

集合時間に少し余裕を持たせていたため、子供たちと事前打ち合わせを済ませてから、2時間ほど案内の練習をする時間がありました。

子供たちはペアでお客様を迎え入れて建物がどういった思いで作られたのか説明する役と、Minecraftを操作しながらその世界を案内する役をします。

2人だけで打ち合わせするチームもあれば、保護者の方にお客様役になってもらってロールプレイングをする子もいました。

そして迎えた本番。
子供たちは少し緊張しながらも、相手に合わせてMinecraftの案内をきちんと出来ていました。
お客さんの中には、プロジェクトメンバーの担任の先生が来てくれたり、友達が来てくれて「これすげえなぁ」と感嘆の声をあげてたりととても温かい空気感でした。

無事本番も終了して、1人ずつこのプロジェクトについて振り返りを話してもらいました。
多くの子供たちが学校や年齢を超えてみんなで協力しあえたのが楽しかったと話していました。また、みんなと一緒だったからこそ、最後までできたなんて言葉まであって、少しジーンとしました。

そして、私もこの4カ月間の振り返りを話したのですが、プロジェクトオーナーの1人として10年ぶりに担任の先生になれた気持ちがして、とても懐かしみながら取り組めたことや最初は言うことを聞かない子が多くて心配だったが、プロジェクトが進んでいくにつれて、協力しあって取り組めるようになってきたことなどを話しました。

そして、最後まで粘り強く取り組続けた子供たちに教育委員会から表彰状が授与されました。

今回の取り組みを通して、子供たちには様々な可能性があり、うまく方向付けしてあげると、大人よりもすごい力を発揮出来ることを子供たちに教えてもらいました。

また、プロジェクトを通して、いたずらをする子もいれば、メンバー間で喧嘩をする子もいます。それも含めてみんなで乗り越えるからこそ成長があります。
運営側としては、なるべく、管理思考を捨てて、子供たちの自己選択自己決定を尊重し、何があっても一緒に解決していこうという気持ちで取り組む必要があると身をもって感じました。

教育委員会が主導になって学校の枠を超えて、子供たちを多面的に評価できるようなプロジェクトが今後もっとたくさんできればいいですよね。

このようなプロジェクトに関わらせていただいて大変光栄です。関係者の皆様ありがとうございました。


枚方市で先生たちが住むシェアハウスを運営しています。

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