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相手の心の位置に合わせて話す

心の座標軸

日常的に、いろんな人と話をしていると、人の心がどちらを向いているのか、何となくわかるようになってきます。

私は教育から社会を明るくしたいと考えています。すべての子供たちが夢や志を語れるようになれば、その社会の未来は明るいと思います。

そのような社会をつくるにあたって起点となるのは学校の先生たちと考えていて、先生たちが生きがいを持って職務を全うできるようにするために、セカンドプレイスとして、心を支える場所であったり、出会いや学びを生み出す場所として、先生たちが住むシェアハウスを運営しています。

そこでは「わいが舎ふぁみり〜」と呼ばれる住人さんや地域の先生たちで構成されているコミュニティーがあり、30人ほどの先生たちとイベントの企画運営やSNS発信等をしています。

そのシェアハウスでコミュニティーメンバーとして共に活動してくれる人を増やす仲間づくりや、本業を通じて社会課題を解決すること目指した経営者のコミュニティーである経営実践研究会で仲間づくりなどを通して、日常的に様々な人と交流する機会があります。

以前、私のブログでは心の矢印が外向きなのか、内向きなのか人の心を2軸で捉えていると書きました。

心の矢印が内に向いている人は自分の利益を優先します。自分が利すると誰かが損をする状況でも自分を優先します。

心の矢印が外に向いている人は他者の利益を優先します。時には自分が損してでも他者の利益のために貢献します。
https://note.com/nonaken/n/nb77c19458a9c


しかし、最近その考えは少し変わりつつあります。
以前から経営実践研究会で活動を共にさせていただいている高橋剛志さんは、心の在り方を4つの座標軸で説明されていて、やはりその方がしっくりきます。
どれだけ外向きの矢印を持っている人でも、今の時間軸でしか考えられない人は、今で精一杯になり過ぎて未来を見つめて行動を起こすことが出来ません。

相手の心の位置に合わせて話す

その人の心の位置がどこにあるのか?それを考えながら話すことによって、その人を感化してこちらの想いを聞き入れてくれるようになります。

この考え方はどのような仕事をしていても、とても重要な考え方です。

例えば、営業職の方であれば、相手の心の座標軸がわかれば、営業成績を上げることはとても簡単です。学校の先生であれば、生徒指導が得意になりますし、親も味方になってくれます。

相手の心の位置を把握し、感化できるようになると自分がやりたい全てのことが解決するように思います。

まだまだ、自分が未熟なので、相手の心の位置に合わせて発言しようとして、自分の価値を下げる発言をしてしまったり、相手の心を読み違えて受け入れてもらえないことも多々あります。
でも、何度も何度もトライしていくことが重要だと考えています。

どこに向かいたいのか?

先生のコミュニティーや経営者のコミュニティーのどちらも同じですが、良い未来をつくるために他者への貢献をしていく仲間を増やしたいと思っています。座標軸でいうと右上です。

先生のコミュニティーでいうと、教員を志す人を増やすために楽しく成長していける環境や制度を整えていく必要があります。この10年で教員採用試験を受験する人は3分の2になってますので、真剣に向き合う問題ですが1人では取り組めません。

また、経営者のコミュニティーでいうと、多くの業界が少子高齢化や環境資源の枯渇、コロナや世界情勢に関連する資源の高騰等と理由は様々ですが、持続不可能な状況になりつつある事業が多いと伺います。社会課題を解決することが収益に繋がるようなソーシャルビジネスを目指す方が増えてますが、なかなか事業ドメインを変更してチャレンジするのは難しいことです。応援してくれる仲間の存在が不可欠でしょう。

どちらも簡単ではありませんが、常に未来志向で自分の利益だけではなく、他者のために活動できる仲間を増やして、社会を明るくしていけたらと考えています。
そのために相手の心はどこにあるのか?常に考えながら話し、精度を上げていきます。


枚方市で先生たちが住むシェアハウスを運営しています。

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