マーケティング会社にジョインして半年で改めて考える「マーケティングとは?」
はじめに
私自身現在のマーケティング支援会社に入社して約半年となるが、改めて「マーケティングとは?」という問いを立てて広義的に考えてみることとする。
この記事を読んでくださっている皆さんもぜひこの機会に少し考えてみて欲しい。今回は「目的」と「プロセス」の2つ分けてマーケティングの全体感を考えてみようと思います。
マーケティングの目的とは
まずはマーケティングの目的について考えてみたいと思う。
そもそもマーケティングとは何を指し、マーケティングの目的とは何なのだろうか??
私の考えるマーケティングの目的はシンプルであり、「顧客を満足させること」でありそのための考え方や手法である。
この部分がズレてはいけないと考えており、
「マーケティング=数字を伸ばすこと」が目的であってはならないと考えている。
数字はあくまでも目標であり、指標である。
ここは目的になると本質的な部分がずれたものが生まれてしまう可能性があると考えている。
顧客を満足させること
上記を目的に添えた際にそれって何にでも言えるのでは?と思えるかもしれない。ただ企業活動の本質は全てここに集約されると考えており、それぞれの分野で性質やアプローチが異なると考えている。
デザインやブランディングなども目的は同じでそれぞれの性質が異なるのであると考える。(この辺りはまた別の機会に触れたいと思う)
マーケティングではマーケットにアプローチすることで顧客とプロダクトやサービスの価値を調整する性質があると考えている。
具体的には「価値を感じていただく」「価値に気付いてもらう」「価値をコントロールする」があると考えている。
そのためのマーケティングプロセス
目的を達成するためのプロセスについても考えていきたい。
マーケティングにおいて顧客を満足させるためのアプローチは以下の手順であると考える。
定義すること
まずは前提となる部分であるが自社の目的や哲学価値を明確化することが重要である。この部分はマーケティングというより経営や商品開発、ブランディングの要素が強い。
ただこのような上流部分の設計がなされていないと顧客に提供するための価値が定まらないため、後に打ち出す施策に一貫性を持つことが難しくなる。
知る
自らの価値を定義した後は「知る」というフェーズがあると考えている。
この段階ではいわゆる「3C」といわれるフレームに則って「自社の特性」「顧客の特性」そして市場の特性として「外部環境」「競合情報」について知るということが重要である。
ポイントを探る
「定義する」「知る」が明確になると次のステップではそれらをもとに顧客を満足させることができるポイントがどこであるかを明確にすることが重要である。
ポイントとして考えやすいポイントは「自社の特性」と「顧客のニーズ」のみが被る領域を見極めることが重要であると考えている。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後は具体的や戦略、戦術部分については考察する機会を設けていきたいと考えています。
ありがとうございます。
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