サイクリングしてスナップ写真のはずが。|秋と自転車
暗い写真ばかりではなく、明るく優しいふわっとした写真を撮りたい。
そう思って、持ち出すカメラの予定を変えて、オールドレンズを付けて「タイヤの空気を入れていけばよかった」と後悔を補助輪にしながら、自転車のペダルを漕ぎ始めました。
空気を入れたいのに、自転車店は望めないであろう、かつ撮れ高も下がりそうな、住宅街へハンドルを切ってみました。
交通量の多い幹線道路を避け、住宅街をウネウネと数キロ走ってみる算段です。
あとにして思えば、すでに自転車に目が行っているプロローグ。
気が付けば、これも自転車を入れていますが、このときはまだ無意識です。
こちらは撮って出しそのままの写真ですが、なかなか秀逸な写りを見せてくれるときがあるように感じます。この日のレンズは約70年程前に発売されたキヤノンのレンズです。比較的安価に流通しており、1万円前後から手に入れられるオールドレンズ入門にも適している一本だと思われます。
こちらは50%ぐらいトリミングしてみました。と、秋も撮ってみて、
気が付けば公園へ辿り着き、このベンチが目に入ったとき、サイクリングの証し的に、自分が乗ってきた自転車を絡めて撮ってみたくなり、
このあたりから、スナップサイクリングから、
自転車撮りパート1に目的が変遷を見せていくことになります。
さらにこのあと後半の部たるパート2に突入をしていくことになるのですが、
無論のこと自転車を撮ったことはありつつも、初めて「被写体としての自転車」というものを意識してみましたが、
あとで述べますが、これがなかなかに沼の危険性があるのではないかと思った次第です。
「ボトっボトっ」と、ときおりバードミサイルかと焦るほど、いい音を土に当て鈍く響かせどんぐりが落ちてきていました。秋真っ盛りです。
というわけで、パート1では秋と自分の自転車を絡めて撮ってみたいという欲求が発生してきました。
大砲が何機も並び写真を撮っている方々がいらして聞いてみれば「大鷹」がいるらしく、機会があれば撮ってみたいと思いつつも、50mm単焦点の解像力も怪しいオールドレンズゆえ諦めて、
その横で自転車を撮る運びと致してみました。
なお少々スポーツタイプの自転車ですが、家族の勧めで入手したものの、自転車はまるっきり詳しくなく、これがどのような自転車なのかもわかっていませんが、
非常に軽く、ギアも多く、走行性はいいものの、車でいえばシートに相当するサドルが固すぎて、長時間乗っているとお尻が少々痛くなるのが玉に瑕かもしれません。
さりげなく撮っているのは、自転車です。パート2へつづく
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