『締め切り』を自分で定めたい

【アイルランド留学108日目】

『締め切り』がないと何事もがんばれないのではないかと思います。

仕事をしているときも、客先への報告書提出など、『締め切り』が存在する『やらなければいけないこと』ものは、どれだけ負荷が大きくてもなんだかんだこなしていけましたが、『やった方がいいけどやらなくてもいいもの』はほぼできませんでした。客先の業界研究とか、excelのマクロの組み方とか、勉強した方が確実に役に立つとはわかっていても、やらなくても問題ないものはいつも後回しになり、結局いつになっても取り組むことはありませんでした。

それこそ「英語」も『やった方がいいけどやらなくてもいいもの』の代表例ですよね。今後の日本社会がどうなるかは不確かですが、少なくとも現状は英語が話せなくても回せる仕事がたくさんあり、多くの人がそれに従事しているため、今すぐに英語を習得する必要性はそこまでありません。

留学にくると、強制的に英語を習得しないと生活がしんどい状態になるので、まず英語を学ぶ必要性が自動的に生まれるのがよいですよね。ただこれも、ある程度慣れると日常会話はこなせるようになってしまうので、そこから継続して学習を続けていくことはなかなか気力がいると思います。

そうなったときに、やはり「試験」というある意味での『締め切り』を設けてあげたのは有効だった思います。具体的なゴールや期限が明確だと、やっぱり毎日の集中力も変わってきます。現時点と目標地点までの差が数字でわかるのもいいですよね。営業をやっていたときも、毎月目標数字があり、なかなか大変でしたが、途中からはスポーツみたいな感覚になって、メリハリがついてよかったとも思います。

この留学中に、機械学習とか他の興味ある分野も勉強しようと当初は目論んでいましたが、やはり『締め切り』がないものに取り組むのはしんどいですね。情けないことに全く手についていません。留学中に働いたりすることも考えていましたが、資金的にはとりあえず働く必要がないので結局勉強に集中するという名目で断念しています。資金が尽きるとしたら、そのタイミングが『締め切り』という感じでしょうか。したがって留学後は資金的に働く必要があるので、そこに向けての準備は捗りそうです。

高い集中力をもってパフォーマンスを最大化させていくためには『締め切り』が必須なのです。

そして、その『締め切り』を他の誰かが定めてくれるのを待つのではなく、自分自身で設定できるようになると強いんだろうなぁと思います。『自分締め切り』とでも名付けましょうか。

留学終了まで約130日。もう少し小刻みに『自分締め切り』を設けていこう。

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