英語力を伸ばす「collocation」と「Phrasal Verbs」とは?

英語のレベルを中級から上級に持っていくためには、下記の3つの要素が大切だと授業で学びました。

・idiom(ことわざ)
・collocation
・Phrasal Verbs(句動詞)

単語力なんかももちろん大事ですが、日常会話ができるレベルまでになると、そこから各分野ごとの単語を覚えていくのはなかなか骨の折れる作業です。それよりも、上記の要素を学ぶ方が、コミュニケーション力が上がるとのことです。

「idiom」はなんとなくみんな聞いたことがあるとは思うので、今回は「collocation」と「Phrasal Verbs」について紹介してみます。

collocation

この言葉、留学にきて初めて聞きましたが、「単語と単語のよく使われる組み合わせ」のことです。

例えば、日本語の場合、「辞書を読む」、「大きい辞書」というような言い方をすると、言いたいことは伝わるかもしれませんが、なんだか不自然ですよね。この場合は、「辞書を引く」、「分厚い辞書」という言葉の組み合わせの方が自然です。これがcollocationです。

リーディングやリスニングをしている時には全く気になりませんが、いざ自分で何か話そうと思うと、どの単語の組み合わせが適切なのか、というとこは結構迷います。話せてもなんだか違和感を感じることも多々あったので、このルールみたいなのを先に覚えてしまった方があとあと楽だろうなぁと思って勉強を始めました。

英語の場合だと、「強い雨」と言おうとしたら、「strong rain」ではなく「heavy rain」、「友達ができた」という時は「getting friends」ではなく、「making friends」といったりする感じです。

他にも、決まった言い回しはかなりあるので、そのフレーズごとに覚えてしまえば、かなりスムーズに会話ができるようになるんじゃないかと思います。

Phrasal Verbs(句動詞)

「get up → 起きる」みたいな感じで、動詞と前置詞が組み合わさると新しい意味ができるというやつです。これがめちゃくちゃたくさんあるんですよね。

sit downとかcome backとか知ってるものはちょいちょいあると思いますが、Phrasal verbという概念自体は初めて知る人が多いのではないでしょうか。なんで日本の学校ではこういうことを教えないのだろうか。

put together →組み合わせる
look after →世話をする
make out →理解する、見える
take away →持ち帰る

こんな感じで、簡単な単語の組み合わせですが、元の意味とは少し変わってくるので、ちゃんと理解していないと正しくコミュニケーションが取れません。

「put together」 を一言でいうと「assemble」みたいな単語でも表せますが、そういうちょっと小難しい単語を覚えるよりもは句動詞を知っている方が、スムーズに会話ができると思います。単語を覚えなくても、一気に会話の幅が広がるんじゃないでしょうか。

まとめ

今回の話は、日常会話レベルなら普通にコミュニケーションを取れるようになり、簡単な言い回しならスラスラ口に出せるようになったくらいのタイミングで勉強するのがいいだろなぁと思います。

まずは、がんがんスピーキングをして英語を話す感覚に慣れたあとに、そこで生じてきている違和感を潰すために勉強するというような感じでしょうか。いきなり知識だけ机上で勉強しても多分身につかないですからね。

座学と実践を繰り返すのが、レベルをあげていくには重要だと思います。

まだまだがんばるぞ〜!!

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