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誰かのためだと頑張れる

【アイルランド留学91日目】

仕事のための人生か、人生のための仕事か、みたいな話題を聞くことがありますが、個人的には「仕事も含めて人生」という解釈がしっくりきます。切り離して考えられるものではないですよね。

何より仕事は、基本的には自分の働きが誰かのためになるというものなので、他者への貢献欲求や承認欲求を満たしてくれます。自分に向いた仕事をしてきちんと認めてもらえるということは、人生を豊かにしてくれると思います。

留学中は、結局働かず、勉強だけすることに決めましたが、「勉強それ自体は自分のためにしかなっていない」ということがなかなかしんどいところです。やってもやらなくても、自分しか関係者がいないので、「まぁいっか」となったら終わってしまいます。

仕事の場合は、「明日までに資料まとめないとお客さんが困ってしまう!」というように、他の誰かのために行うものが多いので、何だか頑張れます。人に迷惑をかけるのは嫌ですし、何よりめんどくさいですもんね。

ここで思ったのは、何かを始めたり、努力したりするときには、他の誰かも関係者として巻き込んだ方がいいのではないかということです。自分がやらないとその相手が困るという状況を作るのです。

以前、プログラミングの練習をかねて自作のwebアプリを作ったことがありましたが、これも友達と二人で取り組んだからこそ完成できたんだと思います。「この部分終わらせないと、あいつが先に進めない!」という状況だとやらざるを得ないですもんね。一人でも技術的には何とかなったかもしれませんが、途中で心が折れて多分完成しなかったと思います。

結婚した途端仕事に対する責任感がめちゃくちゃ高くなったというような先輩が以前勤めていた会社にいましたが、これも、自分が守るべき「関係者」が増えたからだと思います。自分が怠けたら大切な人にも迷惑をかけてしまいますからね。

一部の突き抜けている天才的なアーティストとかスポーツ選手とか起業家みたいな人だと、「個人的なエゴ」みたいなものが圧倒的で、それを原動力に突き進んでいくのかもしれませんが、私のような一般人は「自分のためだけにはそこまで頑張れない」というのがあるのではないでしょうか。

誰のためにがんばるか、誰を幸せにしたいのか、ということを考えると、自分の進むべき道が見えてくるんじゃないかなぁと思いました。

もちろんそれによって最終的には自分も幸せを感じられると思いますし!

そんなことを考えながら英語勉強から少し逃避している土曜日です。笑

数人でチームを組んで、その総合成績で進退が決まるみたいな語学学校のカリキュラムがあったらすごい頑張れそうだなぁ。笑

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