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週末DIY スポットエアコンの架台をSPF材で

エアコンの窓枠は楽しく作れました。

スポットエアコンの説明では、ドレン水は熱風で蒸発させるドレンレス仕様と書かれていたのですが、夜に実際に稼働させてみるとあっという間にドレン水が溢れて床がびしょびしょに。
ちゃんとドレンレスで稼働するのは湿度の低い晴れの日だけということがわかり、ドレンホースを付けて外に出すことにしました。

ところがここでまた問題が、掃出し窓ではないので高さが足りないのです。

エアコンは26kgとかなり重いので頑丈な架台が必要になります

ドレン水は自然落下で排出します。ドレンホースの口はエアコンの後部一番下に付いているので、エアコン一台分くらい本体を上げてやらなくてはいけない。
しかし、エアコンは26kgもあって、ホムセンのカラーボックスとかだと普通に潰れてしまう。

千葉の家で本棚代わりに使っているツーバイ材ならば重さを支えてくれるだろうということで、ツーバイフォーの木材2本を買ってきて、またもDIYです。

工房はすでに毎週のように活用してます、土間サイコー!

予定外の製作物なので、図面も書かずにかなり適当に作ります。強度だけあればOKな感じ。

これは架台の台を余っている合板を切って作って磨いているところ

今回は時間がないので時短コースで。電気カンナも使わずにオービタルサンダーで適当に材を磨きます。ほんとに手を抜くならサンダーがけも飛ばしたいけど、塗装のノリが全然違うことを今までの経験で学んだので、やっぱり磨いちゃいますね。

オービタルサンダーはランダムサンダーとかダブルアクションサンダーとかいろんな名称で呼ばれますが、縦横の動きに加えて円を描く動きも両方するサンダーで、筋や溝がつきにくいのが特徴です。

今まではマルチツールのサンダー機能を使っていましたが、やっぱり専用品は全然スピードが違います。体感5倍程度の速さで研磨できますね。

そして、接合には前回紹介したドリルガイドを活用。センター出しの寸法さえ間違えなければあとはガイドどおりに穴あけすればいいので作業を効率化できます。

ツーバイ材同士は10mmのダボでしっかり接続、人が乗っても壊れない強度を目指します
木材の固定とかもちょっと慣れてきました。自分が成長したように感じる一番楽しい時期
荷重のかかる部分は全部ツーバイ材で構成、一発で組めると快感です
ここまで数時間で到達、この時期は体調不良で一日の半分程度しか動けなかったので手戻りなくてラッキーでした
組み上がった後は荷締めバンドで固定、最後に長いネジを打ち込んで抜け止めしてます
固定しながら塗装も並行して、今回は時短で水性ステインだけぱぱっと、塗り方汚いなあ

というわけで半日ちょっとで完成!家具探しするより早かった

昔の小学校の椅子みたいになっちゃった、ホントはエアコン全部隠れるように上までツーバイ材を伸ばせばいいんだけど2本しか買ってないので在庫切れ

そんなわけで完成です!エアコンの下には衝撃吸収シートで一応耐震対策してます。でも後ろにダクトもつながっているので震度5以下ではコケることもないでしょう。

やっぱり上まで伸ばせばよかったとちょっと反省
エアコンの後ろはこんな感じ、下の青いホースがドレンホースです

とりあえずこんな感じで出来上がりです。土間工房と便利ツールを駆使すれば半日ちょいで素人でもここまでできちゃうんですね。都会のベランダではこうはいかない。

これで無事に去年の夏を乗り越えることができました!(さすがに34度とかになると厳しかったけど)

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