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変わる〜変わる〜時代は〜変わる〜

夏は暑い。

昨日は夕方にちょっと外に座って夕涼みしてみた。暑い暑いと言ってはいるが、汗をだらだらかきながら、たまに風が吹くのを待っているとそれほど辛いものでもない。しかし、そう思っているうちに熱中症になったりするものなので、クーラーの効いた部屋が一番かもしれない。

沖縄に行ってから、沖縄に関する本をちょこちょこと読んでいる。主に食べ物について。カベルナリアは昔から沖縄の本を何冊も出している人だが、最近の沖縄で楽しさをなかなか感じられないという。

グローバリズムしかり、文化伝播は均質化と共にあり、58を走っていても名古屋で見かけるようなチェーン店がだいぶ増えていた。昔の沖縄を知っている人からすれば、それは沖縄らしさの喪失だろう。それは懐古主義でもあり、南方オリエンタリズムでもあるだろう。

SNSではこうした喪失感に対し、都会人の傲慢という批判が投げられるのが常だ。最近は意見の対立自体に意義を感じなくなっているので、別にだからなんだとも思う。何かが変化した時に、増えたものに喜ぶ人もいれば、減ったものに悲しむ人もいるのだ。重なりもする。好きな方を正しいと言えばいいと思う。

最近の自分は何かが失われていく事に真剣になれない部分があり、むしろ真剣にならないようにしている部分がある。真剣になるものは身の回りのほんの少しで良いのかもしれない。いわばそれが日常なのである。

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