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こんにちは「中の人」です part7

前回より続く…)

アジアの東端の日本の最北の北海道の東端の釧路の歓楽街でスナックビルを運営している「中の人」です

どうもこんにちは

前回の記事に書いた通り、2002年に中の人の父が倒れ中の人が父の会社の代表代行となり、2006年に父が他界し中の人は代表となりました

父と一緒に仕事をしたのはわずか3年

父が倒れた後は当社の恩人である弁護士の

「テナントや金融機関の動揺を防ぐためにもハワイで悠々自適に過ごしている体にしなさい!」

というかなり無理のある指示を守るため父の入院をひた隠しにしながら社長業のまねごとを行い、父の他界後はバブル期に付いた贅肉を落とすべく余分な経費の削減と債務返済のリスケに着手しました

父が残してくれた「信用」という財産のおかげで売上を落とすことなく余計な資産を削減し続けることができた結果、2019年の当社のバランスシートは

【流動資産】1億3738万円
【固定資産】4億3414万円
【資産合計】5億7153万円

【流動負債】2億348万円
【固定負債】5億3510万円
【負債合計】7億3858万円

【資本金】1000万円

30年前に比べ会社の規模は半減したものの債務超過は1.6億円まで減らすことができ、ようやく「普通の会社」の背中が見えてきたような形状になりました

事業の内容も、会社を引き継いだ当初は

「飲食不動産を取得し続けることにより事業の拡大を図る!」

ということを事業ドメインにしようと思っていましたが超超超・脆弱な財務体質ではそーんなことは夢物語であることに気付き、事業ドメインを

「テナントさんの困りごと解決業!」

にあらよっ!と転換

以降、スナック・バー・パブの日常清掃の代行業務や小さなお子様をお持ちのホステスさんのための夜間保育園の開設など、常にテナントさんが抱える課題解決を新規事業に繋げることで何とか社業を続けることができました


そんなこんなで時が流れて2019年12月のある晩、自宅で横たわりながらワイドショーを見ていると「中国武漢市で謎のウィルスが流行」というニュースが目に飛び込みました

武漢市のスーパー
当初はありえない光景と思っていたがその波はやがて日本にも…

映像では商店街のマスク姿の店主と客が距離を取り長いひしゃくのようなもので商品と現金の受け渡しをしたり全身防護服のレジ打ちさんの登場という何とも滑稽な光景が流れ、家族全員で

「ありえな~い」

と笑ってはいたものの内心では

「こりゃただごとじゃぁねぇっぞ」

という言いようのない不安が中の人の胸を覆い始めました…

次回に続く…)

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