見出し画像

オリプラ2階の再開発が始まりました!

前回の続き…)

中の人の父が会社を再建した1987年前後の釧路は、200海里規制による遠洋漁業の不振はあったものの近海魚の豊漁により水揚げ量は日本No.1レコードを保持し、エネルギー政策転換前夜の石炭産業も5000人の従業員が活躍するなど街は活況を呈していました

夜のネオン街では胴巻きに札束と出刃包丁を忍ばせた海の男たちと右手にツルハシ左手に札束を握りしめた山の男たちが闊歩し、札びらが飛び交う狂乱の宴が繰り広げられていたそうです(酔いも回る時間には出刃包丁vsツルハシの抗争もあったとかなかったとか)

当時歓楽街から小学校に通っていた人に伺うと「道ばたには当たり前のようにお札が落ちていた」そうで、もはや「通学」が職業の体をなしていた時代でした

そんなネオン街で一獲千金を夢見るマスターさん・ママさんたちの夢を実現させるべく、父は会社再建後初となる2階フロアの再開発を始めました

そして出来上がった2階には

●スナック「かぼちゃの花」
●和食「くしろじょうもん」
●ショークラブ「グランキャビン」

という3軒の大型飲食店がオープン
ネオン街のニューフェイスとして人気を博し、夜な夜なトラさんたちが徘徊していたようです

ところで上掲した外壁看板では地下1階に11軒のテナントが入居していることが分かるのですが、そのうちの1軒だけ何やら毛色が違う業種の店があることに気付きます

それが⇩のお店

今のオリプラには全く似つかわしくない、昭和のマッチングアプリことテレフォンクラブの「ペンギンクラブ」さんです

店内には所狭しと6つの個室があるのですが、やや薄い壁の向こうから聞こえる酔客のカラオケを耳にしながら男たちの真剣勝負が繰り広げられていた情景が目に浮かびます

なんだか微笑ましいですね♬

一見ネカフェの通路のように見えるが‥‥
扉の先には電話機がポツリ… 壁に向かって話すもののあはれよ…

余談になりますがこちらの「ペンギンクラブ」さん、客が少ない時間帯には父をはじめ会社の職員さんたちが交代でサクラをしていたとか

「テナントの苦境を救うのは大家の使命だぞ」

なんて言ってましたが、その緩んだ口元はウソを隠せませんから~

次回に続く…)

更新しましたらtwitterでお知らせします
☟よろしければフォローをお願いします☟
https://twitter.com/_orientalplaza_

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
特技がタロット占いのマスターから危険物乙四種資格者のママまで、個性豊かな(というかキャラ立ちすぎな)ママ・マスターの小宇宙的スナックビル「オリエンタルプラザ」のお店紹介は⇩こちら⇩からどうぞ♬

🌙🌙ノマサル🌙🌙
https://nomasaru.jp/(オリプラをお得に楽しむクーポンアプリ)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?