2カ月経ちました:前編
こんにちは。大学2年の尾山郁人です。
なんやかんやで4月にのまはらyouth clubの活動を開始し、2カ月が経過しようとしています。旗上げと同時に、緊急事態宣言の波に飲み込まれ、もしかして自然消滅するかと個人的に危惧していましたが、なんとかメンバーの協力もあり活動を継続できています。
今回は、youth clubのメンバーが農村地域に関わる中で、何に魅力を感じたり、おもしろさを見つけているのか。そして、そのような発見を出発点として、どういった方向性で活動を広げようとしているかをまとめていきたいと思います。
(写真はこれまでの活動を、広く集めてあります)
メンバー構成
高校生から社会人までのまはら以外の活動も積極的なメンバーが揃っています。のまはらに参加しなければ、おそらく一緒に活動することもなかった人たちばかりなので、本当に出会いっておもしろい!
①マルシェ出店
のまはらは遊休農地を活用して農作物を作っています。農作物を消費者に届けて初めて"農業"が成り立ちます。
消費者に届けるってサラッと書きましたが、意外とこれが難しい。いつも無意識に消費者側に立って生活してるので、いざ生産者側に立った時に、わからないことしかなくて愕然
どんなもの求めてる?・何が魅力的?・どう届けたらいい?・そのために何が必要?...
そんな感じで延々と???が続きます
そして、たどり着いた答えは
やってみなくちゃわからん!
だったということです。
実際に対面でお客さんと話してみる。
現場での経験は勉強にもなるし活動の節目としても良いイベントになるじゃん!と意見が一致しました
初心者なりに、出店にあたってお客さんに喜んでもらえればいいなと思い、取り組んだことが大きく2つ!
1.商品パッケージのアップデート
2.新しい販売商品の開発
こだわりや工夫したポイントをまとめてみました。
1.商品パッケージのアップデート
アップデートの対象はお米です。お米って市販のスーパーではビニールの袋、産直では上を紐でくくるタイプの紙袋が一般的です。
特に紙の米袋はデザインがシンプルがゆえに、差別化しにくいとの意見が出てきました。作り手の存在が見えなければ、わざわざマルシェで買う必要ない?こだわりを価値化できるパッケージの重要性が見えてきました。
そしてもう一つ、マルシェに来るお客さんは、kg単位での購入は負担になるのではないかという仮説です。持ち運びが楽で価格も抑えた方が、初めてのお客さんにも手に取ってもらいやすいのではないかということでした
そうやって生まれたのがこちら
シンプルな紙袋で説明用ラベルをクリップで挟んでいます。お米だよって伝えつつ、"和"を感じられるデザインになっています!
量は2合・3合の2種類です。少量のお米を購入した時のあるあるの悩みは、端数のお米が余ってしまうこと。炊飯器の量単位で販売することで、お米が残ることを防ぐだけでなく、お米の量を測る手間も省けるため、忙しい方にもぴったりな商品になっています。
2.新しい販売商品の開発
マルシェ出店のために、新たに用意したのが「黒豆ご飯キット」です。遊休農地を活用した、のまはらの主力作物である黒豆とお米が夢のコラボレーション。粒の大きさと甘味が特徴な丹波種を贅沢に使い、お手軽に黒豆ご飯を楽しめます。
健康にも良いと言われてるけど、お正月の黒豆以外にイマイチ調理方法がわからんという悩みがあると思います。黒豆炊くのはコトコト長時間日にかける必要があるし、手間がね〜となると使いにくさを感じてしまう食材かもしれません。
のまはらの活動では、おいしいお昼ご飯を毎回みんなで食べるのですが、その中でも特に感動したのが黒豆ご飯!
半端ない大きさにパンパンに膨らんで、黒豆の圧倒的存在感。黒豆のおいしい食べ方を知ってほしい、そして「おいしい」の体験から、団体や都祁地域に興味を持ってもられたいらいいなと思っています。
試作段階の容器デザインです。完成品は、次回の記事で公開します!
1本の記事でまとまらなかったので、「のまはら生き物図鑑」作りの活動と合わせて、次回公開できればと思っています。
長々とありがとうございました!
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のまはら
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