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#2 アルゼンチン出身のマギーがデジタルノマドになったきっかけ

Nomad Universityへようこそ!

世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。

わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。

📌 この記事はApple Podcastで英語音源を聞くこともできます。
音声をバックグラウンド再生しながら記事を読むことで、英語のトレーニングにもご活用いただけます。

前回の記事で、デジタルノマドとしてフルリモートで働く際には時差を考えて1日のリズムを作らなくてはいけないと言っていました。チームメンバーで顔を合わせて仕事をする必要がありそうなプロジェクトマネージャーですらもリモートワークできるので、環境に合わせて働き方を考えることが大切なんですね。

第2回目の連載であるこの記事では、会社を辞めてデジタルノマドになるときにマギーがどんなことを考えていたのか伺います。そしてデジタルノマドになってから気づいたことや必要なスキルについても質問してみました!

本インタビュー記事は、4回の連載でお届けします。

#1 アルゼンチンでデジタルノマドミートアップを主催するマギー
#2 アルゼンチン出身のマギーがデジタルノマドになったきっかけ(今この記事を読んでいます)
#3 アルゼンチンにデジタルノマドのコミュニティを作りたい
#4 マギーがポッドキャストを始めた理由

この記事の目次は以下の通り。

1.会社で働くことにずっとモヤモヤしていた

マギーがデジタルノマドをはじめたきっかけは何だったんでしょうか?

数年前は9時から5時までの仕事をしていたのですが、直感的に「なんか違う」と思うようになりました。でも何が問題なのか、どうすれば解決できるのかがわからなくてしばらく考え続けていたんです。

その頃は25歳くらいで年に2週間しか休暇がありませんでした。
それでもその2週間を最高の体験にしようと思って全財産をつぎ込み、どこまで行けるか試したんです。

その時は良かったのですが、仕事に戻るとまた憂鬱な日常が訪れ、どうしたらこの悩みから抜け出せるのかわからなくて・・・。

そこでこの先の人生を歩む上で会社員以外にどんな選択肢があるのか調べることにしました。
アルゼンチンで人気があったのがオーストラリアやニュージーランド、アメリカでのワーキングホリデー。でも私はいまの仕事が好きでキャリアを続けたかったので自分には向いていないと思いました。

2.デジタルノマドというロールモデル

そうして過ごしているうちに「自分はデジタルノマドです」と言っている人に出会いました。話を聞くと私がやりたいのはこのライフスタイルだ!デジタルノマドという名前があるんだ!と胸が高鳴りました。

その人は私にとってのロールモデルです。
デジタルノマドになれる可能性が低いとしても、実際に実現している人がいるのであれば自分にもできるかもしれないと思いますよね。だからデジタルノマドになることを2、3年後の目標にすることにしたんです。

いい出会いでしたね!
そこから2年で会社勤めから世界中を旅するリモートワーカーになるという目標を達成したのはすごいです。

2.異なる文化にカルチャーショックを受ける

最初にデジタルノマドとして行った国はどこだったんですか?

はじめはアメリカに行きました。ニューヨークは物価がとても高いですが、すでにどんな街か知っていたので生活するときに特に問題はありませんでした。

その次にメキシコシティに行ったんですが、そこでカルチャーショックを受けました。「ああ、これがデジタルノマドの日常なんだ」という最初の衝撃です。

いい意味でのカルチャーショックですか? 

どちらとも言えません・・・。
その土地での暮らし方を知っているというのはデジタルノマドにとっては大切だという学びになりました。

ニューヨークは都会で、その街での暮らしを大体わかっていましたが新しい場所に行くとまた違うルールがあるんです。

例えば、メキシコシティに着いて地下鉄に乗る時、23kgの大きな荷物を持った私をみんなが見ている気がしました。
エレベーターを使おうとしたらお年寄り専用で、警官から罰金を取られそうになったんです。そんなルールは知らないのでヒヤヒヤしました。

ささいなことですが、行く先々で国や都市ごとの文化の違いを実感します。

わかります!
いろんな場所に行くと知らないルールに出会うことばかりですね。

4.デジタルノマドに必要なスキル

デジタルノマドになるためにどんなスキルが必要だと思いますか?

柔軟性と適応力ですね。その土地によって食べるものも寝る場所も異なります。

ヨーロッパで4ヶ月間フルタイムで働きながらドミトリーに住んでいたことがあったのですが、自分の部屋がないのは苦痛でした。共同生活はまだいいとして、個人のスペースもなく常に荷物に鍵をかけるような状態なので荷物を全部取り出すこともできないんです。

それと期待しないことも大事だと学びました。

5.期待しすぎないことも大切

私も旅をしている時はあまりがっかりしないように期待しないようにしています。

はじめはドミトリーに泊まっていたのですが、やはり個室がいいと思って個室を選ぶようになりました。快適ではありましたがずっと1人でいるのも寂しくなってしまうんです。

なので、いまの理想はAirbnbで現地のスーパーホストと一緒に暮らし、自分の個室を確保しつつホストとも交流するスタイルです。

次回は、マギーが毎週開催しているデジタルノマドのミートアップについて伺います。なぜ毎週アルゼンチンでミートアップを開催するのでしょうか?次回もお楽しみに。

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