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イベントでやってみた!【#1 】グラフィックレコーディング

皆様はビジネス系のイベントに参加したことがありますか?
さらには、展示会やセミナーなどにリアルで参加したことがありますか?

こんな質問をすると、「オンラインならたまに…」とか、「リアルはなかなか行けないですね…」といった回答を多くいただきます。
デジタル化が進んだ昨今でリアルでのイベントって必要なんでしょうか?

そんな転換期にあるイベント事業を、私たちは企画・主催し運営しています。

リアルで会えることの良さって何だろう。
デジタルも活用できる今だから、できることもあるのではないか…とか。
日々(まさに)七転八倒している私たちが、
リアルやオンラインのイベントで実施してみて面白かったこと、
失敗したことなどの気づきをシェアします。

今回はリアルの場<展示会>で実施した
【グラフィックレコーディング】について、ご報告いたします!

協力してくれた方々:
ワカツタ 代表 小川 綾さん
(株)ホルグ 代表取締役 加藤 年紀さん、登壇者の皆様

グラフィックレコーディング(グラレコ)とは?

グラフィックレコーディング(グラレコ)は、会議や講演などの情報をリアルタイムでビジュアルに記録する手法。イラストやアイコンを使ってメモを取ることで、複雑なアイデアやコンセプトをわかりやすく表現。
視覚的な要素を活用し、参加者の理解を深めコミュニケーションを円滑にするツールとして使える…らしい。

なんでグラレコをやってみたのか?

・展示会ではセミナーは「やって終わり」が当たり前
・その場にいる人しかもちろん聞けない
・終わっても何も残らならい(資料など配らないことが多数)
こんな現状なので、もっと「おぉ!」という驚きや持ち帰ることのできる「お土産」を増やしたい!と思ったから。

今回は行政関係を対象にした展示会場内の主催者セミナーで、
面白そうだけど…いったいどうなんだろうという思いのまま、
ご依頼し当日を迎えました(半信半疑でごめんなさい)。

やってみてどうだったか?

結論、やってよかったです!グラレコ!
全国から地方公務員アワードを受賞した「すごい公務員」が集まり、
その方々がどう庁内で味方をつくり、影響力を発揮するのかについて議論いただきました。

出来上がったグラレコはこんな感じで、
こんなにキャッチーに1枚の資料としてまとまるのか!と感動しました!

小川さんが書いてくれたグラレコ!すごい!

【補足】セミナーの詳細を知りたい方はこちら

肝心のセミナー内容を…全くまとめ忘れたァァァア‼︎
と嘆いていたところ、セミナー概要も小川さんが丁寧にまとめてくれていました!話の概要を知りたい方はぜひ下記のページをご覧ください。

ホルグ 加藤さん「地方公務員アワード」取り組みや最新情報はこちら

(私たちは)簡単!グラレコ実施に向けた事前準備

今回お願いした 作成者ワカツタ 小川さんとのやりとり。
依頼側は思った以上に負担感が少なく、小川さん主導でご準備をいただきました。
およそ流れは以下の通り、

1)グラレコを依頼する
2)2回ほど打ち合わせでヒアリングいただく

 ・イベント概要やグラレコ活用目的、会場の環境、動画又は資料提供方法、  参加者等情報
 ・セミナー実施側と連携して、登壇者情報や話の進行イメージを事前に確認
3)本番へ!!
 
・当日機材の確認や機材担当と連携方法を打ち合わせ(してくれていた)
 ・セミナー後半にはほぼ8割完成のグラレコを投影、振り返り等に活用
4)まとめて納品
 ・当日の資料をブラッシュアップして、後日データ納品いただいた

活用法はたくさんありそう!グラレコ!

セミナーだけでなく、様々な情報がグラレコに変わる(図は小川さん作成のもの)

 グラレコを使ってみて、実際に使ってみてよかったこと、
こんなことに使えそうだと感じたことをまとめてみました。

1)当日の活用:理解度アップ・質疑や議論の活発化に
 ・当日のセミナーの振り返りに活用
  セミナーの後半にその場でグラレコを共有し、これまでの話を登壇者・参加者で共有。
  その上で、まとめや質疑応答に進むので、理解度や話の方向性も統一に繋がっていました。
  ワークショップなどでも効果を発揮しそうですね。
2)記録としての活用:記録そしてPRへの活用
 ・セミナー後に、グラレコを記録として関係者に提供することで、出張報告やメモ、振り返りに活用。
  イラストでわかりやすくかつ1枚にまとめられているので、好きな時に見返すことができますね!
 ・またイベントレポートや今後の同イベント開催時に活用することで、イベント終了後のPR等として活用ができるのではと感じました。

 私はnoteだったり、同じようなイベントをする際に、過去の事例として紹介もしたいな・なんて考えています。

 リアル・オンラインでのイベントでは、事前にたくさんの調整や準備、当日の丁寧な運営が必要です。
たくさんのエネルギーを使い当日を迎えるのですが、それがその場限りになってしまうこと、参加した人しかその熱量や情報が得られないのはとても勿体無い!と常々思っていました。
 動画や議事録ももちろん普及してきているのこの頃ですが、情報が溢れすぎていて見ていられない。。
 そんな時にもっともっとインパクトが与えられるコンテンツとして、グラフィックレコーディングは「あり!」だと思いました。

 ご協力いただいた小川様、加藤様、登壇者の皆様、本当にありがとうございました!