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ほしいものがたくさんあるのはいけないことですか?

みなさん、蜷川実花さんのFOLLOWERS みましたか?もう見ましたよね??あいも変わらずの、蜷川さんカラー、そして、その世界観にいつもの事ながらググッときている Kaori です。

まず、私のようなタイプ(誰もお前のタイプなんて知らんし...と言う声が聞こえてきます...)は、CMの「欲しいものがたくさんあるのはいけないことですか?」で、「ま、まさに、私も、そう問うてみたい」と心をグイッと持っていかれます。

蜷川さんが作り出す映画の世界観や、色使いの美しさがもともと好きなのもあります。さくらん、ヘルタースケルター、Diner、人間失格 太宰治と3人の女たち。

特に、ヘルタースケルターやFOLLOWERSでは、社会に隠れて見えない闇。はたまた、光が強すぎて、光にばかり目が行き、私たちが目を伏せている影...そういう影に光を当てる(不思議な言い回し...ですが、それが私にはしっくりきます)そんなところも、大好き。

FOLLOWERSは、日本の現在社会を鏡のように移した内容で、ぐーっとのめり込んであっと言う間に見切って、しまいました。きらびやかなTOKYOを舞台に、個性豊かな登場人物の夢、希望、葛藤、挫折が犇めき合う

LGBT、不妊、仕事とのプライベートの両立、「いいね」や「好き」とった数値で出てしまう社会が故に、その数に、そして自分の承認欲求に、振り回される現代人。

おそらく、登場人物の女性、誰かに自分を重ねて見ることができると思います。ただ、女性陣は、皆バリキャリ風なので、その点、感情移入できない場合もあるかも。私は、そういうのかっこいい!リミみたいに全部欲しい!wって言う、欲張り気質なので、とても楽しんで、見ていました。

私は、会社員なので、日曜9時のドラマにも感情移入してしまうサラリーマン系女子ですが、蜷川実花さんの作品を見ると、今は、世間は、現代は、「ここに」あるよー、と教えてくれる、そんな気がしています。

与えられた環境だけに留まるのではなく、自分から自分の枠をこじ開けに行く。そうしないと、時代から置いてきぼりにされていきそう。

とはいえ、口先で囁くだけなら、言うだけなら、誰でもできる。
ので、1日一歩でも、半歩でも行動あるのみですね。

そう!そして、大好きな蜷川実花さんの「蜷川組」!!の募集が始まりました。私は、冒頭の実花さんメッセージを読んだ瞬間に涙がでた...。
興味のある方は、申し込んでみてくださいね。

それでは、これからも、やっぱり私は欲しいものがたくさんあるしw、自分の心に嘘をつかずに、私らしく欲張りに(足るを知れ...という言葉も聞こえてきます...)、過ごしていきたいです。

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