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おじさんのキャリアについて【キャリコンサロン編集部】#29

週の真ん中のアウトプットであるnoteを、若者気分で書いている奥山です。

今年入会したキャリコンサロンの中のひとつの活動であるキャリコンサロン編集部は、いつまでも若々しい集団です。

今週のテーマは“おじさんのキャリアについて”ということで、若者気分で生きているワタクシには難易度が大変高いテーマではございますが、“おじさん”という領域に片足を突っ込んでいる身として、少しだけ書いてみます。

45歳定年制度でのキャリア

サントリーの新浪社長が45歳定年制導入についての発言で炎上したことは記憶に新しいことと思います。ワタクシだって、45歳で定年退職して退職金がいただけるならならそうしたいですが、残念ながらそれが叶わない会社におりますので、儚い夢になってしまいます。

と、冗談はさておき、45歳定年の真意はどこにあったのか?

そもそも、法律によって定年を60歳未満に設定することが禁じられており、新浪社長がそれを知らないはずはない。45歳を目処に自分のキャリアを自分で開拓しないと、これからの世界では生きていけないよ、というメッセージが真意ですよね。

45歳定年が導入された世界の予想は、ここに書いてありますのでご高覧ください

ちなみにワタクシが過去に所属していた会社、一応表向きは60歳定年でしたが40歳定年の流れがあり、40代に突入すると次々と辞めていってしまいました。ふっしぎ〜〜


世の中のおじさんは何を考えている?

ワタクシの会社は人事コンサルティングを主事業に据え、その主事業に繋ぐために各種サブ事業を運営しておりますが、ご相談いただく方はほとんどがおじさんです。(中にはおじいちゃんもいます)

特に事業承継は、基本的に事業を譲り渡す側との交渉をしますが、その相手のほとんどはワタクシより年上の男性、つまりおじさんです。(おじいちゃんと呼んでも差し支えない方もいます)

そのおじさんが譲り渡す事業を立ち上げた想いや、今までのご経験、事業を渡すに至った経緯を丁寧に伺います。この中で聴く内容は、まさしくおじさんたちの積み重ねたキャリアそのものなんですね。

事業を伸ばす、維持する、簡単なことではありませんが、そのための工夫やチャレンジは、労働者がキャリア形成を図ることとなんら変わりありません。

長年、必死に事業運営されてきたなと、感じることが多々あります。事業を立ち上げるということは、正直、そんなに難しくはないですが、それを維持することはすっごーく難しいです。しかも、黒字を出し続けなければなりません。

そのための創意工夫が、おじさんたちのキャリア形成ですね!


自分のキャリアを考える

以前、○●年後の夢の回でも触れた1年後5年後10年後のありたい姿に則した点になりますが、自分に足りない観点を補完する必要があると思っています。

経営に関する知識や勘というより、財務に関する知識が絶望的に足りないワタクシでございます。恐ろしいことに、会計ソフトで帳簿をつけていても、実際の現金と帳簿上の数値が大きく乖離してしまうほど、簿記をはじめ財務の観点が弱いのです。

自社の経営を盤石なものにするためにも、ここはしっかりと補強しなければならない、、、そんなことを考え、ひそひそと財務をはじめ経営の勉強に勤しんでおります。

もともと名乗るつもりはありませんが、経営コンサルタントとは間違っても名乗れないほど、経営術やら財務の知識が乏しい、、、だからこそ、補強して人事の面からもしっかりと経営に関しての提言もできるような体制を作らねばと考えており、これが目下のキャリア形成かなと感じている次第です!


さいごに

世間では働かないおじさん問題のフレーズが多々発信されていますが、自分のキャリアを考えているおじさんは、実は世間が思っているより多いかも知れません。

月に1・2件ほど、職業訓練のキャリアコンサルティング依頼がキャリコンサーチやら紹介やらで問い合わせがきますが、5年前より確実に頻度が上がったような気がします。

それだけ、サントリーの新浪社長が提言した45歳定年制の真意を感じ取っているおじさんが増えたのかもしれません。推測ですが。


ちなみに、おっさんレンタルなるサービスが世の中にありますが、おばさんレンタルは聞かないですよね。でも、きっとあるはずだと調べてみたら、、、


良い子は調べちゃダメだよ!


ではまた!

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