見出し画像

🗂️ Design Materials
-シナリオとアクティビティの提案 #デザイン思考 #ツールキット。課題を明確に理解できてない場合

革新的なソリューションに到達するための実用的で反復可能なアプローチをとるための「ビジネスを設計するために必要なすべてのツールキット集
今回は課題を明確に理解できてない場合に使えるツールキットをご紹介したいと思います。

1. ビジョン・ステートメント、エレベーターピッチ

ビジョンステートメントエレベーターピッチといったツールを使ってプロダクトビジョンを生み出しましょう。

プロダクトビジョンには、経営のミッションだけでなく競合に対する差別化のポイントが反映されます。これらは簡潔な内容で定義され、チームが新たなサービスを生み出していく際の指針になります。

画像4

2. 5回のなぜ?

究極の根本原因分析ツール「5回のなぜ?」
今抱えている問題が何であるかを知っているに、その解決することができない場合は、「5回のなぜ?」手法を使用してみてください。「5回のなぜ?」を使用すると、問題を分析し、根本的な原因をすばやく明らかにすることができます。

https://www.innovationchampions.com.au/toolkit/5-whys

画像3

こちらで「5回のなぜ?」について詳しくご紹介させていただいています。

3. ライトニングトーク

💡ライトニングトーク(英: Lightning Talks)とはカンファレンスやフォーラムなどで行われる短いプレゼンテーションのことです。LTとも略されたりもします。様々な形式がありますが、持ち時間が5分という制約が広く共有されています。

画像3

ライトニングトークは、デザインスプリントの中核となる方法であり、デザインスプリントの課題における所有権を構築するための強力な機会です。 デザインスプリントを開始する前に、ライトニングトークを計画および設定します。 

目標や成果物によっては、これらの講演に最大半日を費やす場合があります。すべてのライトニングトークが終了したら、共有セッションを開催して、チームが思いついたすべての機会をキャプチャして共有します。トピックには、ビジネス目標、調査、テクノロジーレビュー、および法的考慮事項、重要なレビュー、競合分析など、課題に関連する可能性のあるその他のものをすべて網羅する必要があります。 対象は業界や分野によって異なります。

4. ホット・エアー・バルーン

新しいブランドデザインを手がける時も、デザインプロジェクトにも、キャンペーンのアイデアを開発するときも、遊び心のある方法で基盤を作ることは大切です。

画像5

この単純で適切に構造化されたプロセスで、長所、短所、外力、利害関係者、および目標をすべて特定することを目的とした比喩的な方法です。 

画像1

5. HMWステートメント

新しいアイデアをブレインストーミングしたり、問題に対処したりするために使用できます。How Might We(HMW)ステートメントは、調査中に見つかった洞察や問題領域に基づいた短い質問のことを指します。

How Might We の一例
いきなりHMWと言われてもわかりにくいと思いますので、一例を掲載させていただきます。なんとなくHMWがどんなものかイメージが湧くかもしれません。

How Might We の基本ルール
→ 1つのふせんに書くHMWは1つだけにする。
→ あらかじめふせんの左上に「どうすれば(HMW)」と書いておく。
→ 簡潔に書く。

画像7

今回は「課題を明確に理解できてない場合」に使えるツール集をご紹介しました。

私も、色々勉強中なので、皆さまの、ご意見・ご感想をお聞かせください。お読み頂きまして、ありがとうございました。

画像7

メルボルンを拠点にプロダクトデザイナーとして働いています。 主にデジタル・プロダクトの制作に携わっています。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?