見出し画像

【経営層向け】エンジニア採用のKPIツリーと変数向上のtodo一覧まとめ〈スプレッドシート付〉

先日、完全代行エンジニア採用という読んで字のごとくなサービスを開始しました。このようなサービスを提供する中で、よくいただく質問は「どんな活動をするの?」ということ。

そこで、エンジニア採用をする上で必要な活動の全体感をざっくり抑えるためのツールとしてを作成しました。

人事のプロフェッショナルな方にとっては、釈迦に説法的な話かと思いますので、「エンジニア採用をこれから強化していきたい」経営層の方向けに全体感を把握する用途で作成しています。

1.採用に関わるKPIと変数部分
2.その変数の上げ方(下げ方)
3.変数を上げるために必要なリソース(費用)

これらをすべてスプレッドシートにまとめています。有料部分に掲載しておりますので、そちらからお買い求めください。


採用に関わるKPIと変数部分

まず入社に至るまでのKPIと変数部分を一覧にしてまとめています。

画像1

以下解説

1.当たり前ですが、内定をだして、辞退を少なくすることで入社者は増えます。

2.採用の理想として1名面接して、1名採用がもっとも効率いいわけですが、そんなにうまくいきませんので、面接数を増やしていきましょう。

3.面接数は複数のチャネル(自社プール、媒体プール、AG経由)を活用することで増やすことができます。

4.各チャネル経由での面接数を増やすためは、広義のスカウト数*×反応率が結果にヒットします。
*リファラル経由の打診やエージェント経由での含む

5.これらのツリーの中でも以下5つを変数として自己努力で十分にあげられる数値として定義しました

・自社プール打診数
・媒体プール打診数
・AG候補者への打診数
・面談移行率、応募率(+オーガニック応募数)
・面接移行率、辞退率down

*面談と面接の違いは、面談はカジュアル面談、面接は応募意思がある人の選考行為という意味としています。

スプレッドシートでは関数もつけてますので、展開後にコピペいただければ、シミュレーションも可能です。


変数の上げ方(下げ方)

次に、定義した変数を上げるために必要なtodoをまとめています。書いてあることは極めて一般的なことです。
大事なことは、施策を取捨選択した上で、確実にやりきることです。

画像2

画像3

以下解説

1.自社プール打診数
一言でまとめると「リストを増やして、声をかける」こと

2.媒体プール打診数
一言でまとめると「媒体と契約して、声をかける」こと

3.AG候補者への打診数
一言でまとめると「エージェントが動きたくなる・動きやすい環境をつくること」こと

4.面談移行率、応募率(+オーガニック応募数)
一言でまとめると「知名度あげ、憧れる存在になり、相手にあった声がけをする」こと

5.面接移行率、辞退率down
一言でまとめると「魅力を高め、選考体験を良くし、説得する」こと


変数を上げるために必要なリソース(費用)

最後、前の段落掲げたtodoを実行するために必要なリソースやコストをまとめています。やっぱりコストはかかります。

しかし人がいなくてはモノはつくれないので、先行投資として解釈して、適切なコストを掛ける必要があります。(またここに載っている以外でも当然ながら面談調整なども含めた様々なコストは発生します)

画像4

画像5

以下解説

1.自社プール打診数
社内の人件費を中心にコストが発生しますが、外注費などは発生しないため、もっとも費用が安く済む可能性があります。またリファラルの場合は転職意向が高くない人もいるので、結果が出ない可能性も十分にあります。

2.媒体プール打診数
媒体へのイニシャルやマンスリーでの利用費用(場合によっては追加での成果報酬)やスカウト実務などの費用が発生します。転職意向がある人もいるのでスピード感をもって結果をだすことができます。

3.AG候補者への打診数

成果報酬として35%などのフィーが発生しますので、成約時には高額になります。一方でハイクラスタレントが在籍していたり、転職意向が高い人も多いので、スピード感をもって結果をだすことができます。

4.面談移行率、応募率(+オーガニック応募数)
ブランディング活動のための企画・制作・PRにかかるリスース投下が必要となります。またカスタム文面の送付なども時間かかるためコストが発生します。
しかしながら、特にエンジニアにおいては採用できる母集団も少なく、競争が激しいことから、他社より抜きん出た存在として認知されるブランディング活動は不可欠です。

5.面接移行率、辞退率down
選考体験の向上や、候補者別の個別での対応などの企画や対応のための人事リソースが必要となります。
またそもそも論として、会社自体の魅力度が相対的に低い場合には、会社の事業的価値、組織的価値を高める抜本的な改善が必要です。


スプレッドシートの申し込み

画像6

一旦以上となります。

スプレッドシートはこちら(以下の有料エリアにURLを記載しています)

ここから先は

192字

¥ 3,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?