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こどもの人生を生きない。

あけましておめでとうございます。
2024年ですね。
早い。

2023年12月28日、最後のパートの日でした。
2023年最後、とかではなく。
そう、辞めてきたのです。

辞めた理由は色々あったんですが
辞めることが決まってから2ヶ月
引き継ぎの時間をいただき
きりよく年末に退職しました。

すごくすごくすごくすごくすごーく
働きやすい職場だったんですよ。
少なくとも小さいこどものいるわたしには。

毎月こどもの体調不良で休んでた。
でもあったかくて。
誰も嫌味を言わないし、誰も嫌な顔しないし、
むしろ心配してくれて、仕事やっときますよと連絡くれて。

ああ、ありがたいなぁ。
本当にありがたい。
そしてこれは当たり前ではないなと。
人の温かさに触れて、それを噛み締めた1年でした。
(もちろん、9割主婦の職場だから実現したことかも。みんな経験してきたことだから、優しいんだよね。なかなか独身だらけの職場では、理解を得るのは難しいのかもしれない。)



とまぁ、そんな良い職場なんで辞めるんだって。
この選択で良かったのかなって今でも悩んでいるし、不安。
1月から正社員で働くため転職する。

今年10月からの扶養の制度改定を前に
フルタイムで働こうかなと悩んでた。

今の会社でフルタイムになって
扶養を抜けることも考えたけれど
自分の至らなさで、それは実現できたかった。

会社にはトップがいて
そのトップにとっての正解の答えを導き出すために
自分の時間を使うことに納得感が持てなくなった。

モチベーションが保てない。

就職活動をしながら働いて
新しい仕事が決まったら辞めようと決めて
2週間。

思ったより早く仕事が決まってしまった。

泣きながら上司に報告し
引き継ぎのために2ヶ月の時間を転職先からいただいた。

2ヶ月も時間があると本当に色々考えた。

この選択で良かったのか。
時間にも融通がきく、パートの方が良かったんじゃないか。
入社後半年は有給もないのに
こどもの熱に対応できるのか。
保育園で過ごす時間は
1日3時間近く長くなる。
こどもの情緒が心配。
睡眠時間の確保も心配。
小学校に上がったときの学童に馴染めるかも心配。

仕事の不安はあまりないのに
出てくるのはこどもの心配事ばかり。

実の母親からも
「就職おめでとう」の言葉はもらえず。

「こどもが小学校にあがったらどうするの」
「こどもと過ごす時間は大切よ」
「仕事はいつでもできるけど、母親は今しかできないことがある」
etc...

仕事している母親がよく言われるであろうセリフのオンパレード。

新卒では言ってもらえた「おめでとう」も
状況が変わるだけでもらえなくなるんだなと知った。



こどもの頃の記憶。
1番古いもので3歳の頃の記憶。
3歳の記憶は1つだけなぜか覚えているものがあるぐらい。
でも4、5歳ぐらいになると
割とチラホラ覚えていることがある。

娘のひーこももうすぐ5歳。
恐らく大きくなっても覚えてることが既にあるだろう。

こどもが出来てから、生活の中心がこどもになった。
年末は特番を見ずに公園に遊びに行くし
お正月はプリキュアショーを見に行くし
休みの日はどこの公園に行こうと考えるし
平日は時計を見たときにふと「今お昼寝だな」とか思う。

生活の中心がこどもになりすぎてたまに悩むけど、
こどもの人生はわたしの人生ではない。
わたしの人生もこどものためにあるのではない。

自分の人生を楽しもう。
そしてこどもの人生も見守ろう。
親としてのつとめは、衣食住をあたえること。
それ以外はお互いの人生を生きよう。
そしてお互いに幸せになろう。

誰よりもあなたたちの幸せを願ってるよ。

辛いことも楽しいこともたくさん経験してね。

経験は財産になるよ。


だからママもなんでもやってみるよ。

フルタイムワーママも、やってみるよ。

やってダメなら、そのとき考えるわ。

別にいいよね。わたしの人生、わたしのために選択しよう。

そして、誰かの選択も同じくらい尊重しよう。


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