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娘がバレエ歴1年になった話

娘のひーこがバレエを始めて1年が経過した🩰

ある日YouTubeのアニメでバレエを踊るシーンを観たひーこが、「ひーこもこれしたーい」と言い出したあの日。
わたしの人生にバレエが食い込んできたことがなかったので、「え、バレエ??ほんとに???」が最初のわたしの反応だった。

「そうなの〜、バレエっていうんだよ」とだけ言って、その時は軽く流してみたのだが、その後も何度か「これした〜い」と言ってくるひーこ。
お金がかかるイメージのバレエ、やりたいと言ってるからやらせてあげたいけど、そう簡単に決断できず、近所のバレエ教室をとりあえず検索してみた。
月謝はそんなに高くはなく、普通の習い事程度だが、やっぱりなんといっても発表会がお高い。
バレエ教室でお金のことなんて聞いていいのかしらと疑問に思いながらも、ここが解決しないと前に進めないので先生に聞いてみた。

「発表会はいくらかかりますか?」

「1年に一度あり、衣装やDVD諸々込みで10万円程度です。でも今は、コロナで行えてないので、大丈夫ですよ。」

との回答。



10まん…10まん………

たっかぁぁぁぁぁぁい😭😭😭😭😭


でも、子どもがやりたいと言ったことは、やらせてあげたい親心。

夫のまきおくんに相談し、とりあえず発表会がすぐにあるわけじゃないし、やらせてみたらいいんじゃない、という決断になった。


そうしてひーこの人生初の習い事が始まった。
去年は結局、教室の発表会はなかったものの、沢山の団体で行うバレエフェスタがあり、発表会としては安めの金額でそのフェスタに出演した。(とは言え安くはない、余裕で高い(笑)

3歳11ヶ月での初舞台となったひーこ、頑張っていたなと感じたし、とても感動した。
バレエを始めて良かったとも思った。
バレエを始めるのちょっと渋ってごめんね、と思うほどに。

そして先日、バレエ歴1年になったひーこに教室の発表会の案内があった。
コロナが明けたからか、今年は教室の発表会があるようで、金額はもちろん10万円。
レッスンの前にその案内をもらい、金額を目の当たりにし、その後のひーこのダラダラフニャフニャしたレッスン風景を見ていると、尋常じゃないくらいにイライラしてきた。
これに10万払うのか、はぁ。。
せめてもっと真面目にレッスン受けてくれよ。
そんなやる気のないやつに10万なんて払えないよ!

そう、これが母の本音だ。

集中力がなく、いっつも1人ダラダラレッスン。
無駄におしゃべり。
疲れたーとかすぐ言う。

そんな娘の姿に苛立ちながらも、レッスン後に、「発表会あるらしいけどどうするの?」と確認をとった。

「でたーい」

あっさり言うひーこに更にイラッと。

わたしは言う。
「出るのはいいけど、今日みたいなレッスン態度なら出れないよ。あんな風にしかレッスン受けられないならいつでも辞めていいよ。発表会も出れない。出たいならそれなりの態度を示して。どうする?本当に出るの?」

4歳児に言い放つ。


4歳児は言う。
「うん、わかった。頑張る〜」


ほんまに分かってんの???
と心の中でツッコミながらも、4歳にあれこれ言っても分からないので、自分の中で気持ちを収めた。

はあ、やっぱりバレエはお金がかかる。
でも子どもがやりたいことはやらせてあげたい。
親心は大変だ。


ほんとにほんとにほんとにレッスン真面目に受けてね。(切実)


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