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[本] BRAIN 一流の頭脳 まとめ 1

作者はアンダース・ハンセンさんです。
新幹線で時間つぶしに買って読んだ本。
久しぶりに感銘を受けたので、紹介します。

作者が精神科医!
そして日本語の副題、「一流の頭脳」!!
どんな方法論なのかな?
どんな学問的な理屈があるのかな?
色々想像してました。

すると、テーマはたった1つでした。

脳を鍛えるには運動しかない!

うん。同じタイトルの本があったと思いますが。(ちなみにそれは僕は未読です。)
本当にこの本が伝えたい事はこれ1つなんです。

さて。なぜ脳を鍛えるには運動しかないのか。
その根拠が面白かったんです。

脳は何のために存在しているか?

植物には脳はないんです。

つまり。
脳の元々の大切な仕事は、その生き物を移動させる事だったんです。
なので、身体を動かさないと、脳も働かないんです。

人間の脳は1万2千年前からたいして変わっていない。ここ数百年、特にここ数十年の生活習慣の変化は凄まじいものがありますが、脳は基本そのまま。
いくつか例をあげてるんですが、
それが大体は「狩猟生活ではこうだったからこう。」
的な感じです。

それが、シンプルですが、非常に説得力があり、
納得させられます。

あと、非常にシンプルだけど、納得させられる話。
脳も筋肉と同じで、鍛える事ができる。
ある実験で一般的な若者と高齢者に、ある頭脳テストをしたんです。
すると、若者は、脳のある一部分だけ使ってたんですが、高齢者は、若者の倍くらい脳を使ってたんです。
ところが、同じ高齢者でも、普段運動して鍛えている高齢者は、若者と同じくらいの部分しか使ってなかったんです。

これを、重たい荷物を若者や、鍛えている高齢者は片手で持てるが、高齢者は両手を使わなければいけないと例えていて、それが本当にわかりやすかったです。

ストレス 集中力 やる気 記憶力 アイデア 等。

脳を鍛える事で改善されるであろう、現在病の数々について、それがどんな作用で、それが脳を鍛える=運動する事でどう改善されるのか。
わかりやすく書かれてます。

で。せっかくなので、本でも充分解りやすいですが、
ストレス 集中力 やる気 記憶力 アイデア。
この5つについて、今度、軽くまとめていこうと思います。

とりあえずざっくりと運動の内容。

この本で取り上げられている運動はいたってシンプルです。
だいたい週3〜5日。20分〜45分。ウォーキングか、軽いランニングです。
有酸素運動というやつですかね。
僕はその辺、詳しくないですが。

筋トレに関しては、まだ研究不足なようで、脳に与える影響は未知数なようです。
ただ、ストレスには良いようです。

そんなわけで、運動といってもお手軽です。
やってる人も多いと思いますが、やってない人はぜひ。
単純な僕は、軽いランニングを始めました。

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