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スッキリのペンギン池落下問題とその謝罪について

最近また実に呆れる騒動を日本テレビのスッキリという番組がやらかしたニュースが話題ですね。この唾棄すべき騒動についてやや言いたいことがあるので、今回はその投稿をしたいと思います。

謝罪の意義

MCの加藤や番組のアナウンサーが謝罪を舌とのニュースを見たが、実にまあ稚拙な謝罪であると感じました。謝罪をすればとりあえず免罪符ゲットみたいな風潮があるように感じてしまう気がします。とにかく、不快な思いをさせて申し訳ありません、というポーズを見せるのは意味が無いです。
正直、詫びの言葉がなくても、大切なのは以下のようなことを客観的に、論理的に説明することです。

 - 何故その問題がおこったのか
 - 今後どのような対策をおこなうのかの具体的な対策
 - 上記の対策をいつどのように実行するか
 - 処罰の明示

私の知る限りスッキリという番組は過去にコンプライアンス関連のやらかしをやっている番組です。今回の件の広義の意味で見ればコンプライアンス関連といってもいいでしょうし、少なくとも評判のリスクが大いにあるというのは常識で考えればわかるはずでしょう。加藤が打ち合わせが足りなかった旨の釈明をしていましたが、そのような常識を持ち合わせていないもの同士が何度打ち合わせ等してもそのリスクは避けよう、という話にはならないと思います。

芸人の竹山が池落ちのような古典芸能を今やると炎上して気持ちが悪いといった旨の発言をされましたが、確かに日本のお笑いはおバカをやって面白いというのは実にそのとおりですが、同時に変わるべきところは変わる必要があるでしょう。池落ちが悪いとはいいません、動物虐待になるようなリスクを犯してまで池落ちする笑いが今の、テレビの向こうのお客様に通用しますか?という、実に常識的な問いなのです。

番組のアナウンサー、加藤、春日そして番組スタッフ含めて、ペンギンが逃げ惑う姿を笑ったり、動物の安全よりもマイクの心配をする愚行を地上波で晒す一方でスシローテロ等といった問題をしたり顔で避難する様は実に無様なものです。


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