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「まさに変革の最中」丁寧にチームで認識を合わせ、物事を進めていく術を活かす

5年後に組織の中核を担える人材を育成することを目的に、浜松地域を中心とした15社以上の企業から、次世代のリーダー人材が集い・共に学ぶ『次世代リーダー育成プログラム』。今回は半年間に渡るプログラム(浜松第1期)が修了しましたので、プログラムでの学びや受講後の変化に関して、株式会社トレードトラスト佐藤さんに伺いました。

営業部次長
佐藤寛氏

福岡県で生まれ、大学入学を機に上京。そのまま東京の介護系ベンチャーに新卒で入社。その後、知人と共に人材紹介系ビジネス会社を起業。事業責任者を経験。27歳で縁あって株式会社トレードトラストへと入社。入社後の2年間は、まずは現場を知りたいという想いで、トラック運転手として勤務した後、現在は営業部次長を任されている。


宮澤社長とともに進める会社の変革

ーー現在の会社に入社される前は、東京のベンチャー企業で働かれていたとお伺いしました。簡単にご自身のキャリアをご紹介頂きつつ、現在の会社に入社した理由を教えてください。ーー

新卒で東京の介護系のベンチャー企業に就職しました。数年間働いた後、知人と一緒に人材系の会社を立ち上げ、事業責任者として経験を積みました。そして、縁あって27歳の時に現在の会社に入社しました。

入社の決め手の1つは、宮澤社長の存在です。学生時代から繋がりがあり、当時は宮澤社長が熱く物流の話をしていたのが印象に残っています。宮澤社長の目指す会社を一緒に創っていきたいと思い、入社させて頂きました。

ーー宮澤社長とのご縁もあり、入社されたんですね。ちなみにどんな会社を目指されていますか?ーー

私たちの会社は『我がまちのために』というテーマを掲げ、地域から必要とされ、新たに価値を生み出せる会社を目指しています。常に先手を取って、時代を牽引できるような存在になりたいです。

また現在は”物流の2024年問題”に直面する中で、これまでの考え方ややり方では通用しない場面も出てきています。そうした状況でも、会社の目指す方向に進んでいくために、変革の必要性も感じています。伝統として大事にするべきことは残しつつ、変えるべきことは変えていきたいです。

体系的な学びで、言語化という武器を得た

ーーまさに変革の最中での、今回の受講だったのですね。研修を受ける前に、変革を進めるリーダーの立場で感じていた課題や悩みはありましたか?ーー

東京のベンチャー時代にも、マネジメントの経験はありました。しかし、その当時とはメンバーの経験していること、考え方なども当然異なります。また現在の会社では、ビジネス基礎力もメンバーによって違いがある状況です。
そんな状況下で、どのようにチームをマネジメントしていくか、変革を進めていくかは、まさに模索中という状況でした。

ーーそうだったのですね。受講を通して、抱えていた課題感への解決の糸口は掴めましたか?ーー

今回の研修では、改めてチームをマネジメントするうえで必要な考え方を、体系的にインプットすることができました。こうした学びを通して、様々な背景やスキルを持ったメンバーに対しても、物事を分かりやすく伝える武器が手に入ったと感じています。

具体的には、論理的に物事を考えるロジカルシンキングを改めて体系的に学んだことで、その重要性を現場メンバーにも届けられるようになったと思います。例えば、目の前で起きている問題に頭がいっぱいになっているメンバーがいても、「今、何を考えるべきか?」を投げ掛け、その問いを考えることが必要な背景も含め、丁寧に伝えるようになりました。

考えるべきこと(イシュー)がない職場・シーン

チームで丁寧に認識合わせをする取り組み

ーー確かに体系的に学ぶことで、分かりやすく伝える助けとなりますよね。実際に受講修了後に、佐藤さんが実践されていること、意識されていることがあれば教えてください。ーー

まずは営業チームでミーティングをする際に、しっかりと事前に議題を設定して、ミーティングに臨むようになりました。研修を思い出しても、「ミーティングは準備が8割」という言葉が特に印象に残っている学びです。

今までは議題の設定が曖昧であったため、どうしても話題が散漫になりがちでした。しかし議題設定を丁寧にすることで、ミーティング参加者全員が「何を話し合うべきか?」を理解しやすくなり、ミーティングの進行がスムーズになったと感じます。

ーー受講を通して、チームで共通の認識を作ることを、より意識されるようになったのですね。ーー

多様性のあるチームで成果を出していくためにも、会社の変革を進めていくうえでも、チームで丁寧に認識を合わせることは重要だと思います。ミーティング以外にも、最近では”物流の2024年問題”への対応など、チーム内で認識を合わせながら取り組めるケースが増えてきたと感じています。

ーーありがとうございます。最後に今回の受講を通しての感想をお聞かせください。ーー

今回の受講が決まった時、九州出身であるため、浜松市で色々な繋がりが出来ることを期待していました。その期待の通り、自分と同じ悩みを持った人、似たような立場の人と繋がれたことが、とても良かったと感じています。若くて情熱のある方との出会いもあり、良い刺激を受けました。

また今回の研修で学んだことを、会社の他のメンバーにも是非学んでほしいなと思っています。同じ考え方を土台に仕事ができると、確実に成果も上がりやすいはずです。また誰もがリーダーシップを発揮できるチームや組織が、真の意味で強い集団であると考えています。その意味でも、今後は社内の他のメンバーを巻き込みながら、次世代リーダーの輪を広げていきたいです。

上長の辻村さんからのひとこと

ーー今回の受講を通して、佐藤さんが変化したと感じる点や、今後に対しての期待などをお聞かせください。ーー

入社時より志が高く未経験の業界への転職でも積極的に会社全体、物流業界全体を意識した動きをしてくれていました。現在は営業部次長として新規を含めた売上及び既存顧客の管理や部下の教育、事務担当のフォローと幅広く活躍をしてくれていると感じています。

今回の研修受講時からは自分の担当部署だけではなく会社全体に対してのあらゆる場面で客観的に課題を捉え、主体的かつ能動的な行動がさらにできるようになりました。周りの仲間が今を強く感じながら働いているのに対して、現在だけではなく5年後や10年後の中期長期を意識した行動も強みになっていると思います。

佐藤さんが持っている聴く力、具体的に分かりやすく伝える力等たくさんの強みが会社全体に波及して、今以上に組織を牽引していってくれることを期待しています。

ーー佐藤さん、辻村さん、この度はありがとうございました。ーー


あとかき

宮澤社長と共に、会社の変革に取り組まれている佐藤さん。そんな佐藤さんが、チームをマネジメントしていく中で、この研修での学びが武器になったと聴けて嬉しい限りです。変革されていくトレードトラスト様のこれからも楽しみです!!

今後も次世代リーダー育成プログラムは、多くのリーダーにとっての”武器”が手に入る、そんなプログラムを目指して

インタビュアー|Haruna Yoshida
ライティング|Kanaru Nagaoka、Haruna Yoshida



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