【演奏会記録】名古屋ゲームミュージックストリングス第9回演奏会


●ゲーム音楽の演奏会を聴きに行きました

今日は名古屋ゲームミュージックストリングス第9回演奏会を聴きにいってきました。数少ないゲーム音楽専門の弦楽合奏団体であり、私も都合が合えば演奏を聴きにいっています。
今回は演奏予定のゲームタイトルを一作もプレイしておらず、唯一LIVE A LIVEだけ曲を少し知っている程度でしたが、それでも十分に楽しむことができました。
せっかくなので、印象に残った2作品の演奏の感想をまとめておきます。


●パワプロクンポケット13 逆襲球児編メドレー

パワプロシリーズは存在知っていても野球にそれほど興味がなかったため、実際にゲームをプレイしたことがありませんでした。
今回はそのシリーズ作の中からパワプロクンポケット13のシナリオモードから逆襲球児編というシナリオで使用される曲をメドレー形式で演奏していました。
エリート校から田舎の学校へ転校し、そこからそのエリート校に試合で勝つというアツい展開をメドレーで見事に再現していました。試合後には校歌が流れるというのも甲子園を再現しており、ゲームを知らないながらも演出面で楽しむことができました。

●LIVE A LIVE

今回のメインタイトルでもあるLIVE A LIVEです。こちらはプレイ動画を見て何となくの曲は知っているという状態で、演奏を聴くことになりました。
各主人公のシナリオで流れる曲のあとでボス戦で流れるMEGALOMANIAが流れるというのは、ゲーム自体を詳しく知らない私でも良い流れでできていると思いました。
そこでエンディング曲のLive for Liveに繋がって終わったと思いきや、アンコールでGIGALOMANIAの演奏という流れにもグッとくるものがありました。
演出面でも自作でゲームを意識しイラストなどを表示しつつ、オルステッドの演技も入ってくるなど、視覚的にも楽しむことができました。

●来年も聴きに行きます

名古屋ゲームミュージックストリングスの演奏会は演出も凝っていて、知らないゲームの曲でも、視覚的に十分にその演奏を楽しむことができました。関連団体の名古屋ゲームミュージックアンサンブルの演奏会も同様に演出に力を入れていますが、ゲームという実際にゲームをプレイしてその音楽をするという特性がある以上、こういった取り組みによって知らないゲームも楽しめるのは素晴らしいです。
来年の演奏会も既に決まっているようなので、都合が合えば聴きに行きます。

●新しい演奏動画を投稿しました!

水面に映る影によせて/J-M.レーモン

私の好きな作曲家であるレーモンの一曲です。レーモンらしい綺麗なメロディーです。レッスンで取り上げたということもあり、いつもよりも完成度の高い演奏になっていると思います。

●レッスン記録 2023年10月28日

1: シンプル・エチュード No.3/L.ブローウェル

プランティングを意識することで、音は出せるようになり、他の曲にも良い影響が出てきました。一方で、前回のレッスンの時に課題として認識していたはずのiとmの音量がおざなりになってしまいました。レッスン中に何度か演奏しましたが、すぐには改善できず、完了は次回に持ち越しとなりました。自分では上手くいっていたと感じていただけに、課題を忘れてしまっていたというのは本末転倒でした。テンポを速くするということはできているため、音量と強弱の表現を磨き、次回のレッスンで完了させたいです。

2: シンプル・エチュード No.4/L.ブローウェル

拍子が小節毎に変わっていくので練習は不安に思っていましたが、練習を始めてみると思ったよりもわかりやすく、これといった障害もなく進められました。順調に練習を積むことができた結果、今回のレッスンで終了となりました。シンプル・エチュードはカルカッシと比べて不思議な雰囲気の曲が多いと思いますが、その分練習のしがいもあるように感じました。

3: シンプル・エチュード No.5/L.ブローウェル

No.4に続き不思議な曲です。臨時記号が多く常に不安定なメロディーが続くので、演奏していて正しく演奏できているのかわからないです。
レッスン前日に簡単に譜読みしただけなので、レッスンではどんな曲なのかを確認するくらいでしたが、手強そうな曲だと感じました。
まずは練習していって曲の理解を深めていきたいと思います。

4: Sunday Morning Overcast/A.ヨーク

ひたすらリズムを取る練習をして成果もあり、演奏にノリが出てくるようになりました。これまでの平坦だった演奏に比べると、演奏している自分自身も楽しく演奏できるようになりました。さらに、テンポもある程度上げることができ、ミスもほとんどなく通して演奏できるようになりました。
元々過去に練習していたこともあってか、仕上がりも早く、今回のレッスンで完了となりました。好きな曲でもあるため、レーモンの曲のように今後もずっと演奏していきたいです。



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