ダイエットの本気度

先日の記事 アメリカと日本の営業時間の中で夫がマンゴーとバニラアイスでミルクシェイクを作ると書いたのだが…

その前日、母の日ということで夫がブリューリーに連れて行ってくれて昼からクラフトビールやプライドピクルスやコテコテのサンドウィッチを食べたのでその日の晩はアメリカ人の夫でさえも、胃もたれ気味で夕飯をスキップした。

私は翌日もほとんど食欲がなく夕飯まで何もかも食べなかった。

心身とも重ダルく感じた。

「本当にマジでダイエットしなきゃ！」と言うと夫も自分もやると同意した。

のに…

その日の夕食の支度時、もう一つ残っていたマンゴーを見て、夫が嬉しそうに「もう十分に熟している、マンゴーミルクシェイクを作る」と言った。

私 「今朝、ダイエット始めるって言ったよね？」

昨晩は胃もたれ、今朝はダイエット始めると言った流れで、夕食後にマンゴーミルクシェイクって…

子どものような夫に呆れ果てて、笑いが止まらなくなった。

そのマンゴーはマウイ産で、値段が高い。
ファーマーズマーケットで2つで税込み$31。
私が数日前にセーフウェイというスーパーで見つけたフィリピン産の小さなマンゴーは一つ$3くらい。
私はちょっとマンゴーが食べたかっただけなので、どんなのでもかまわなかったのだが、夫はその小さなマンゴーを買ってくれなかった。

私はマウイ産のマンゴーなら、そのまま味わいたいと思うし、バニラシェイクにするなら、フィリピン産の安いマンゴーで十分で、なんでそんなお高いマンゴーをそのまま味あわないの、もったいないと思う。

夫はお子さまみたいだと思った。

私はミルクシェイクは味見だけした。

アイスクリームの内蓋には上の写真のようなことが書いてあるから、いい気になってしまうのだ。

「この人、ダイエットするのかなり難しいだろうな…」
しかし夫はある点では競争心が強いところがある。
私や周囲の誰かがダイエットでスリムになったら、その時に競争心がメラメラと燃え上がる可能性もまだある。

でも甘いものを見たら、すぐ負けるかもね。
夫がマンゴーミルクシェイクを飲んだ翌朝、キッチンに置いてあったセイフウェイで夫が買った大きなチョコレートチップクッキーがなくなっていた。

ダイエットってどんなものか理解してるのか、この人…