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アメリカと日本の道路の違い

日本の道路は車両は左側通行、アメリカは右側通行。
夫はトラックの他に日本のホンダを持っているがアメリカ仕様。
日本は車の運転席は右、アメリカは左。
日本のウインカーはハンドルの右側。
アメリカはブリンカーと言い、ウインカーとは言わない。
ハンドルの左側にあるので、それも日本とは逆。
右左折の時、右にあるワイパーをつい動かしてしまう。

道路の走行速度もアメリカと日本では、かなり違う。
アメリカは住宅街の中は20-25マイル走行で道路は速度を出させないようにバンパーだらけになっている。

私はホノルルのような都会ではないマウイ島に住んでいるため、ちょっとスーパーに食料品を買いに行くにもドラッグストアーに行くにも住宅街を出たら、そこはすぐにハイウェイになる。
ハイウェイはフリーウェイではないので慣れていないと危ない。

ダウンタウンに行けば公道は35マイル走行になるが、家から住宅街を出たらいきなりハイウェイで55マイル(約90キロ)以上のスピードで走らなければならない。

何が緊張するのかと言うと、高速道路を走って、目的地のインターで降りて下の道に行くまでは信号機がなく、降りる時に速度を下げていくのが日本の高速道路だが、
こちらのハイウェイはところどころ信号機があり、よく見ていないとハイスピードのまま、急ブレーキをかけなければならないし、ハイウェイの交差点で右左折するためには、車線変更しながらスピードを落としていかなければならない。

55マイルと言ってもほとんどの人が60-65マイルで走行しているので、のろのろ50-55マイルで走ると逆に危険だったりする。

昨日のガソリン価格は1ガロン$5,88。
夫のトラックに満タンで入れたら、$100になってしまった。
スピードを上げて走ると燃費が悪くなるということなので、少しスピード下げて走る人が増えるかもしれない。

こちらは日本のように道路標識の数が多くないし、都会のようにわかりやすい目印があるわけでもなく、似たようなサトウキビ畑や、自然の風景が続いているので、目的地に行くのに何かを目印にして記憶しにくい。
街灯も日本より暗めで数も少ない。

こちらは赤信号でも右折可能。

日本の車はほとんどカーナビがついていると思うが、こちらの車にはついていないことが多い。
夫のホンダにもカーナビがついてない。
夫はマウイ島に30年も住んでいるので、道はわかりきっていて、マウイ島なんかカーナビ必要じゃないと言うが、都会暮らしをしてきた私には、どこも同じように見えてしまってわかりにくいのでカーナビがあったらなあと言うと、じゃあスマホ使えばいいじゃないと言われてしまった。
今のところ、私にとってはウォルマートやホームデポーに行くのでさえも、まだまだリラックスして運転できない。

まあ慣れるまでは仕方ないが、1つだけいいことがある。

ハワイ州は日本人だけはハワイ在住者の証明があれば筆記試験と実技試験が免除になり運転免許証が取得できる。

日系が多かったことや、ホノルルは日本人観光客が財源になっていたからかもしれない。
もう1つ日本人が得なことは、観光でハワイに来た人も、国際運転免許証なしで、アメリカに入国後、1年以内は日本の運転免許証で運転することが認められている。

しかし交通違反や交通事故があった場合、警官は日本語が読めないため処理がかなり長引いてしまって面倒らしい。
それが不安な方は国際免許証を取ってからハワイに入国したほうがいいでしょう。

ホノルルでは日本からの観光客がレンタカーを借りてショッピングモールに出かけることもあるようだが、日本では後ろ向き駐車がほとんどだが、こちらの習慣では何か特別なことがない限り、前向き駐車だ。

いずれにしても、電車もバスも充実している日本は、本当に便利だなあと日本を離れてから、つくづくそう思う。

ガソリン価格の高騰は2年くらい続く可能性があるらしく、そのために仕事を辞めなければならなくなった人もいるようだ。

マックでミールを頼めば日本円にして約1500円。
もはや安いからマックに行くという常識は覆されている。
コロナの影響に関わらず、昼食代もガソリン代もかからないからリモートワークを続けたいとニュースでインタビューに答えている人を見た。

ちなみにビックマック指数では、日本は韓国や中国より下の順位。

日本の円安が続き、あるブランドの日本在住のECサイトのショッパーは販売価格を上げないと利益がでないと言っていた。

利益が薄くなる分、今までより更に仕事を増やさなければならないそうだ。

このまま円安の状態だと、日本への海外からの観光客は増えそうだ。

知り合いのカナダ人はこの円安のチャンスに日本に観光に行きたいと言っていた。

どこに住んでも庶民の暮らしは楽ではない。




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