あんぱん

会社法務部勤務。平成29年度司法書士試験合格。

あんぱん

会社法務部勤務。平成29年度司法書士試験合格。

最近の記事

企業法務の法律~民法①~

企業の法務部に所属する司法書士資格者は、外部の司法書士事務所に所属する司法書士とは異なり、色々な法律を扱います。司法書士資格者だから〇〇法は知りませんというわけにはいきません。 ということで、仕事で関連する法律を取り上げてみたいと突然思いました。 記念すべき1回目は、民法。普通です。 民法というのは、すべての基本というか、欠かせないというか。受験の時にも「民法を制する者は司法書士試験を制す」というのを聞いたことがありますが、合格後の実務でも同じだと思います。受験生の方は

    • 大事なこと

      一番大事なのは、法律知識でも資格でもない。 社内での信頼だ。 同じ意見を言っても違う。何を言ったかではなく、誰が言ったかが重視される。 外部でも、訴訟関係について、弁護士が言っているのか、司法書士が言っているのかで真実味が違うと思う。登記関係であれば、反対になると思う。 それは会社内でも同じなんだ。 信頼できる人が資格者だったらより信頼できるし、資格者でもいい加減な人は信頼されない。 当たり前の話だと思うけどそれを忘れてはいけないと思った。

      • 企業法務の現場

        現実は厳しい。 企業法務で社内弁護士が主導権握るのも当然だ。 正確な事実関係を把握したうえで、リスクを判断して、アドバイスすることが求められる。 司法書士試験合格のレベルでは、太刀打ちできない。 社内司法書士が増えないのも理解できる。 司法試験とは勉強の仕方がまるで違うのだ。 この中にいつまでいれるのだろうか⁉️

        • 受験時代(2)

          何となく勉強し、何となく受験する。 うまくいかないのも当然かもしれない。 それでも撤退できない。 日々もがいて、何の確信も得られないまま勉強を続けた。 結果的に合格していた年も手応えはなかったから、不思議だ。不合格だった年と比べても特別勉強をしたわけでもない。 合格した時は嬉しいというよりホッとした。テキスト以外の本を読んでいいんだと思うと、さらにホッとしたのを覚えている。 僕の受験勉強は他の人の参考にはならない。だから、合格体験記何て頼まれても書かない(頼まれないけど

        企業法務の法律~民法①~

          受験時代

          1年目は予備校に通った。 仕事しながら通って勉強した気になってた。 2年目からは独学。 テキストを読めば一応理解できる。 そのうち合格するだろうと思っていた。 でも、合格どころか基準点にもいかない。 分かった気になっていただけだった。 毎回、自分の得点を知るのが怖くて、自己採点ができない。 自分と向き合えない。 弱い人間だ。 自己採点してないから、発表の時に密かに期待してしまう。 結果的には合格点には程遠いものだ。 これまでのどきどきはなんだったのか。 毎回、職場で結果

          合格しても、司法書士になれなかった

          意中の司法書士事務所に入れなかった僕。 うん。選ばなければ雇ってくれる事務所はきっとあるんだろう。 でも、やっぱり自分が入りたいと思ったところに入りたい。 そんな試行錯誤をしながら、就活を継続。そんな中、会社法務部の求人を見つける。しかも、司法書士資格者を求めてる。だけど、新卒の時の就活時代が頭をよぎる。 新卒の時の就活は、いわゆる就職氷河期。エントリーシートでバンバン落とされ、やっと面接に行っても1分半の面接で落とされる。結局50社近く落とされたあの頃。 今回もどうせ

          合格しても、司法書士になれなかった

          司法書士試験合格後の就活

          ひとつめの面接は、会社関係を専門に取り扱う司法書士の先生の事務所。エージェントの人と一緒に面接をして頂きました。面接を受けてあらためて入所の意思があるかどうかを問われました。 『入りたい』 自分の気持ちをエージェントに伝えたところ、向こうの先生もあなたを気にいってたようだねと云われ、お世話になりたい旨をエージェントに伝えました。 自分の中では、『完全に僕の気持ち次第。行きなり決まった❗️』 数日後、エージェントからメール。 先方からお断りの回答がありました。 ??

          司法書士試験合格後の就活

          はじめに(1)

          長い受験生活を経て、平成29年度に司法書士試験に合格しました。受験時代は、司法書士になってひとり事務所をやろうと思っていたので、合格後は当然の如く司法書士事務所への就職活動を開始しました。 就職先の基準は、専門性の高い事務所。特に商業登記を中心に会社法務を扱っている事務所に入りたいと思っていました。 いざ、人生3回目の就活開始したのでした❗️

          はじめに(1)