受験時代(2)

何となく勉強し、何となく受験する。
うまくいかないのも当然かもしれない。
それでも撤退できない。
日々もがいて、何の確信も得られないまま勉強を続けた。

結果的に合格していた年も手応えはなかったから、不思議だ。不合格だった年と比べても特別勉強をしたわけでもない。

合格した時は嬉しいというよりホッとした。テキスト以外の本を読んでいいんだと思うと、さらにホッとしたのを覚えている。

僕の受験勉強は他の人の参考にはならない。だから、合格体験記何て頼まれても書かない(頼まれないけど)。
受験では短期合格が成功だと言われるが、でも、僕は、長期の受験生だったからこそ、暗記に頼らず、制度趣旨を理解し、理屈で勉強できたと思っている。
合格体験記には決して
載らないこんな合格者もいる。

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