早朝から名古屋まで 23/01/27

これから一週間程自宅を離れる。名古屋の祖母の家へ行くのである。だが今回は祖母に会う事だけが目的ではない。祖母に会う前に2日程、予定している事が別にある。今日はその予定の為、始発列車に乗って集合場所である名古屋駅まで向かおうかと考えていた。名古屋駅には9時半集合予定である。如何せん、米原や関ヶ原を通る列車に大雪がどう影響するかが心配であった。もし仮に運休や遅延が生じれば、集合時間に間に合わない可能性が出てくる。なので、本来始発列車に乗る必要は無いのだが、始発列車で余裕を持って移動しようと考えたのである。

が、昨日の別件の影響で、結局昨夜就寝したのは日付が変わる直前であった。しかも、昨日はそれなりに頑張ったと自負のできる日であったから、布団の中が普段より気持ちよかった。なので、そう簡単には起床できなかった。睡眠が、目覚ましのアラームを貫通した。気が付いたら家を出発する予定の時間の10分前であった。とは言え、焦って準備をして忘れ物等をしても困るので、やむを得ず、列車を一本見送る事にした。幸い、ダイヤに乱れは生じておらず、これぐらいの遅刻であればなんとでもなりそうであった。

乗り換えの為、米原駅で列車を降りた。するとやはり、地元よりも気温がかなり低い。成程これでは雪は溶けない訳である。数日前の吹雪の足跡はまだしっかり残っていた。残っていたというよりも、消えていないと表現した方が正しいかもしれない。そうやって言っている今、車窓を眺めているとまた雪がチラついてきた。この辺りの冬は、ずっとこんな感じなのだろう。住めば都、なのだろうか。住めば大変さが待っている地域なような気がする。いやはや、そんな事を言えば北海道の人等には笑われるのだろう。

余談であるが、私はJR東海の列車の転換クロスシートが好きである。私が乗った感覚を確かに覚えているJRの転換クロスシート及びクロスシートは、JR西日本、JR東海、JR東日本、の、それぞれ一種類ずつの合計三種類であるが、経験上、東海の転換クロスシートが一番フカフカである。かつ、冬季の暖房も一番効きがよく、座席までしっかり暖かさが伝わってくる。今乗っているのは(JR東海の)新快速米原発豊橋行であるが、今日は名古屋で列車を降りるとは言え、このフカフカな座席であれば豊橋までの長距離移動もとても豊かなものになると思う。青春18切符を使って東京まで足を運んだ昔が懐かしい。またこのフカフカな座席に長時間座りたいものだ。

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