分厚い雲の日の休息 24/07/11

昨日から引き続きずっと分厚い雲で空が覆われているので、大して気温が上がらない。冷房がよく効くし、それに、昼食後にリビングでダラダラとしていた時は、そもそも冷房を使っていなかった。今年の夏は東向きの部屋であれば日中冷房を使わなくても問題無く過ごせる日が多い。それとも、例年と比較をして私が強くなったのだろうか。通例この時期は暑さで絶望していたのであるが、どうも今年はそういう事が無い。それどころか、夏は夏なりに楽しめる事を探して我ながら逞しく過ごしているという気すらする。こんなふうに滑るように夏の時間を過ごせてゆけば、冬の到来等あっという間だろう。

勿論、今日も疲れていた。特に何も予定はなかったのであるが、思考の回転が止まらなかったり、そもそも不安がずしんと横たわっていたりして、中々落ち着けなかった。私は今日のような日の事を、予定こそ入っていなかったものの「何もしていなかった」と表現するのには抵抗がある。落ち着きの無さからくる動的な何かが、今日という日には横たわっていたのである。前述の通り、昼からはリビングでダラダラとしていたのであるが、その時の天気から来る薄暗さが絶妙に心地よく、動的な精神に比べてそのリビングの光景はあまりにも静かで、つい長々とダラダラしてしまったのであった。そうこうしていると早目に父親が帰宅して来たので、父親の日課である散歩に付いていったりもした。分厚い雲こそあったものの雨は降っていなかったので、涼し気な夕方の散歩になった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?