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私がRASCAL CLANにハマった理由

どうも、noiちゃんです。
タイトルの通り、私がRASCAL CLANにハマった理由を書こうと思います。


きっかけ


初めてラスクラ(以下グループ名の略称で表記)を見たのは、私の主現場だったThe Pattiの事務所が主催するツアーにラスクラが出演した今年の3月の福岡での対バンイベントでした。

私がラスクラのライブを見て思ったのは、メンバーのパフォーマンスレベルの高さとライブ中の楽しそうな表情、楽曲性の高さ、フロアのノリの良さ、ライブの熱量の高さ、ステージとフロアの解釈、それに準じたステージとフロアの非言語的コミュニケーションの豊かさがすごく最高なこと。
久しぶりに心の底から楽しめる自分のツボをおさえたグループに出会えたなと思いました。

アイドルのライブに大切な4要素


私がアイドルのライブを見るうえで重きを置いてるところは、まず、楽曲性、ライブへの姿勢、キャラクター性、必然性の4要素です。

楽曲性は、楽曲のクオリティ、歌詞のメッセージ性、聴いてて気持ちいいと思えるか、作り込みが素晴らしいか、音や歌詞を聴き込んで深堀りして楽しめるか。
ライブへの姿勢は、たくさんやるライブのなかで「こなす」姿勢ではなく、上手い下手に関わらず一本一本「真剣に取り組んでいる」のかどうか、楽しんでるかどうか、得手不得手に関わらず歌やダンス、ライブが好きな気持ちが伝わってくるかどうか。
キャラクター性は、表情、歌、ダンス、ニュアンス、仕草など曲をやるうえでもMCでも、表現、表出からこぼれ落ちる人間性、性格、人柄といった人としての土台と、そこから昇華したアイドルとしてのキャラクター性をミックスして魅力的に思えるかどうか。
必然性は、そのアイドルが歌う意味や、ステージに立ってる意味がそこにあるかどうか、必然的な運命のようなものを感じられるかどうか。

この4要素をラスクラのメンバー達は見事にクリアしていて、私みたいな「細部に神も悪魔も宿る」を信条としているオタクに突き刺さりました。

初めてラスクラを見た日に印象深い曲としてあげるのは
「ゼツ」
「SETSUNA IN MY BLOOD」
「夜更けRTA」
「僕らのヒーロー」

「ゼツ」〜楽曲紹介①〜


ラスクラの鉄板曲で初見でも楽しく盛り上がれるフリコピ曲です。
リードシンセとスラップベースとカッティングギターとメンバーの熱いボーカルと楽しんでる表情が光るめちゃくちゃキャッチーな曲で、見てて聴いてて本当に本当に楽しい。
キャッチーで明るいメロディーに、アイドルの彼女たちのことを歌ったかのような、と思えば人の普遍的な人生にもあてはめられる哲学的な要素がある前向きな「自分の人生、絶対やるぜ!成すぜ!」という熱いメッセージ性のある歌詞に、誰でも真似できるダサおもしろい鬼キャッチーな振り付け。
ステージもフロアも一気にボルテージがあがる感覚、クセになりすぎる。
「ゼツ」の紹介だけで「キャッチー」という言葉をここまでに3回使いましたが、それだけこの曲の楽しさの真髄にキャッチーさがあるということを伝えたい。
メンバー全員魅力的ですが、個人的には関根紬ちゃん(以下つむと表記)のパワフルさとつむの歌うパートの歌詞がそのままつむの生き方にも当てはまるかのような必然性、かっこよさは特に注目して見てみてほしいです。
"追い続けて見えた光〜"の最後のパートが好きすぎる。
サビのダンスがダサすぎてウケるけど歌詞を読み込むとそのダサさの理由や必然性に気付けます。
しかも、そのダサさも本気でやるからむしろかっこよく見える。これが肝ね。
(語りきれない「ゼツ」の楽曲解説はまた別の記事でやる予定)

ライブ映像↓

振り付け映像↓




「SETSUNA IN MY BLOOD」〜楽曲紹介②〜

ベースラインとドラムとメンバーの鬼気迫る表現がたまらないエネルギッシュな超かっこいいロックな曲。聴いてて気持ち良すぎる。
こちらも歌詞のメッセージ性が強い曲で
"はぁ おまえおまえおまえおまえが 全部全部全部全部悪いよ、って"
というサビの振り付けでメンバーから指さされた日にゃ、歌詞の内容も相まって度肝を抜かれちゃうよ…
人としての罪とか後ろめたさみたいなものに160km/hの どストレートが飛んでくる感じ、エグい。めちゃくちゃ抉ってきよる…
でも、「ゼツ」や次に紹介する曲「夜更けRTA」に繋がるテーマですが、仄暗い現実であったとしても前向きに生きる、そうした歌詞が描かれてます。
楽曲の勢い、メッセージ性の強さに負けずメンバーのパフォーマンスも最高なんですが、
特に私の推しの倉西りなちゃん(以下りなぷぅと表記)の最高のパート、2番サビを歌詞も意識しながら聴いてほしいです。このパートは彼女以外に考えられないので。
個人的にサビでサーフするの楽しいのでオススメしておきます。(会場のルールやその場の空気感で各自判断するように☝)
この曲も聴き込めばとある仕掛け(おそらくタイトルにも繋がるもの)があることに気付くのですが、それもまた別の記事で解説する予定です。

ライブ映像↓(アップされてる公式映像にはりなぷぅが出演していないのでオタクちゃんの撮影動画です)


「夜更けRTA」〜楽曲紹介③〜

ピコピコ系サウンドながらもエモさのあるヲタ芸orフリコピ曲。
ラスクラといえば、SEや初期曲がピコピコ系サウンドで、おそらくこの曲もその系譜。
時代性を汲みつつ、消極的な姿勢、ニヒリズム的な思考から自分の人生にそれでも向き合うというメッセージ性のある歌詞で、歌詞とリンクした振り付けが秀逸です。
音楽(作曲家の解釈)→歌詞(作詞家の解釈)→振り付け(振付師の解釈)→それを表現するメンバー(メンバーの解釈)
で出来上がった、このチーム、誰一人が欠けてもあかんと思わせる表現やメッセージ、解釈に必然性がある曲で、とても奥深いです。
これも、落ちサビ前のりなぷぅのパートが歌詞のメッセージ性込みで「彼女以外に歌うのは考えられない」と思わせるパートで、からの高梨莉子ちゃん(以下りこち)の落ちサビのカタルシスがえっっっぐいです。
しかも、落ちサビでバックの音が無音になるの、演出の勝ちすぎる。
無音になるので、そのパートを歌うりこちは当然 脳内でリズムをカウントしながらその次に来るドラムの音と合わせなきゃいけないんですが、これ、落ちサビというめちゃくちゃ楽曲の肝となる部分でミスったら台無しになるという緊迫感で、それをやり遂げる彼女、そして彼女の歌、表情の切実さが心に突き刺さってマジですごいです。
初めて見た時にめちゃくちゃ感動しましたし、特典会も興奮して彼女に感想を伝えたほどです。
この楽曲も歌詞と振り付けに焦点を当てた解説を別の記事でやる予定です。

ライブ映像その①↓(りなぷぅの落ちサビ前のパートが収録されてる&全体的な振り付けが見れます)

ライブ映像その②↓


「僕らのヒーロー」〜楽曲紹介④〜

ワチャワチャ盛り上がり曲。ピンチケが絶対大好きなやつ。
歌詞の主人公の一人称は「僕」なのに歌詞全体を通してみるとめちゃくちゃギャルマインド全開になってるので、僕っ娘のギャルと解釈しながらいつも聴いてます。
この曲はステージもだけどフロアもめちゃくちゃ楽しい。
何故ならば、この曲、mixの百貨店だから。

ホグワーツmix(イントロ)
PPPH(Bメロ)
スタンダード 途中から倍速mix(サビ前)
お〜ふわふわっていうやつ(サビ)
ジャパニーズmix(2番始まり)
2番サビまで、サビ前がジャパニーズになってるの以外同じ流れ
修造mix(間奏)
ワールドカオス、折り返し(落ちサビ)
アイヌmix(アウトロ)

という流れ。
声を出したいタイプ、フロアでわちゃわちゃ沸きたいタイプのオタクには刺さると思います。
これまでの楽曲紹介では、楽曲における表現やメッセージ性、ステージに焦点を当ててましたが、それも楽しいけどやっぱりフロアで沸くのもアイドルのライブの楽しみのひとつなのでそちらに焦点を当てつつ書いてます。

ステージとフロアのエネルギーとエネルギーのぶつかり合いは、まさに私がライブに求める非言語的コミュニケーションで、他の曲でもそうなんですがメンバーが時折オタクと一緒にmixを口ずさんでるのも、歌割や決められた表現以外の部分にも重きを置く「その瞬間を楽しむ」という「LIVE(生きる、生命)」という言葉の「生」の部分を感じられて非常に楽しいです。
メンバーのパフォーマンスもワチャワチャした雰囲気で、ステージとフロアみんなが笑顔になれる曲で幸せになれます。
個人的に、推しのりなぷぅの2番Aメロ"踊りゃイイじゃん"のパートがマジでギャルだしギャル特有の明るさ醸し出してて最高なので、ぜひ注目してください。

ライブ映像↓

mixの解説があるライブ映像↓


まとめ

私が初見で印象に残った楽曲の紹介を終えたわけなんですが、ラスクラにハマった理由を一言で言うならライブがめっちゃ楽しくてメンバーがかわいくて良い子!だからなんですよね。
ライブを楽しんだあとに、メンバーの距離感の近さにびっくりしつつも絶対にオタクを取り込むぞという姿勢でやってるその営業努力に感心したり、特典会にいくと1聞いたことに10返してくれる誠実さといつも思考を巡らせてるからこそ答えられる思慮の深さ、そこからアイドルに対して真剣な姿勢を感じられたり、一人一人のやりたいこと、ビジョンの具体性があったり、オタクを楽しませようとするサービス精神、誰を推しても幸せになれると思える人の良さ。
結局、オタクが応援したいと思うアイドルって不器用でも腐らずに一生懸命にやる子じゃないですか。
それなんですよ、ラスクラは。

初めて会った日にメンバーから「明日の朝クラ来てよ!」と言われ「朝起きれる自信がないわー。」とその場で約束せず、結局次の日の早朝のラスクラの主催イベント「朝クラ」に行ったのも、あの時点でかなり私に突き刺さってたから。
朝の8時とかいうあまりにも開始が早いイベントを「どんな時間にやってんねんw」
「誰が行くねんこれw」
「頭おかしいw」
「逆におもろいなw」
と行ったら行ったで、1時間とボリュームたっぷり、対バンでは聴けないような激アツセトリ、楽曲の幅の広さ、楽曲性の高さを痛感して
「早起きは三文の得と言うが今日のは一億くらいだった」
「なんだこのグループ…なんだかんだ朝から二桁オタクおるしすごいな…全部おもろすぎる」
とトドメを刺されたのも、なんだか彼女たちに運命を感じたんですよね。
ハマる運命というか。出会う運命というか。

突然の解散報告

そんなラスクラも8月には解散するとのことです。

出会って半年も経たないうちに、「そんな…」という気持ちと いい武器を持ってる彼女たちに突き進んでほしい道があったし、その持ち前の魅力で世間に風穴をぶちあけて欲しかった気持ち。
ひとりひとりが抱えてるものの重さと想いの強さは、世間や社会に対する強力なカウンターになったんじゃないか、とか。
カウンターをぶちかます、風穴をぶちあけることの痛快さこそがカルチャーの良さなんじゃないか。
その可能性を彼女たちは持ってたんじゃないか。
とかとか、色々思います。
期待してたんです、アイドルに。
オタクはそれしか出来ないから。

切ないです。切ないですが、ひとときでも楽しめる瞬間がある、そしてまだ解散してない、そこに希望があるとも思います。
それに、解散後もメンバーがオタクに会える機会を作ってくれるみたいですし。
自分が行くライブではっちゃける。楽しさをステージもフロアも共有する。
最後には笑顔になること。
結局アイドルに伝えたいのは「ありがとう」と「大好き」なんですよね。

ラストライブに行こう

下記にラストライブの情報を載せます。
少しでも気になった方は ぜひ、ラスクラのライブに足を運んでみてください。

「 RASCAL CLAN 5th ONE-MAN LIVE 」
📅8/4(日)⏰OP16:00 ST17:00
📍渋谷チェルシーホテル
🎟
FC限定¥6000
(特典:終演後集合写メ会参加券)
一般¥3000 当日券¥3400

🎟チケット販売スケジュール
7/1 22:00〜 FC限定チケット販売開始
7/23 22:00〜 一般チケット販売開始

⚠FC限定チケットが完売した場合、一般チケットの販売は行ないません。


5th ONE-MAN LIVE公式告知画像

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